栃木・宇都宮市
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東京 ・ 中央区
プロの視点でアドバイスし、
株式会社しばた工芸
お客様に寄り添った提案と製品で業界No.1を目指すサインのプロフェッショナル
経営理念
いい仕事をする。
代表者メッセージ
事業承継の経緯
先代の頃は依頼された仕事をそのまま受けるという会社でした。そのような中、平成10年(1998年)に、先代が体調を悪くして私が三代目社長として会社の後を継ぐことになりました。引き継いだ当初は積極的な営業も行っていなかったため、しばらくは、厳しい状況が続いていました。その当時は、新しい工場を建て自宅も引っ越したばかりだった上に業績が厳しかったため、バブル時代だったのにも関わらず、苦しい思いをしました。
社員も7、8名ほどしかおらず、売り上げも6~7千万円程。当時、会社の経理を担当していた従姉が税理士の方に相談した際に、「こんな貧乏な会社はどんなことしたってしょうがない。でも、あんたのせいじゃないから、こうなったら粉飾するしかないよ」と言われていたのが聞こえてきたほどです。当時の仕事といえば、商店街の電気屋さんの立て看板が主なものでした。依頼される規模も小さかったため、一つの案件で1万円を稼ぐのですら大変で、「常に忙しいのに赤字」という状況でした。そのため、後を継いだ時は、「これから食っていくためには、今のままではいけない」と考えていました。
そんな中、いせやホームセンターさんが別会社として独立し、カインズホームに名前を変更する際に、仕事を依頼いただくようになりました。そこでようやくそれなりの利益を出すことができました。カインズさんの仕事をしてから、他社さんの依頼が増えて大きな仕事が入るようになりました。
平成26年には以前の場所では手狭になってきたことと、遠方での仕事が増えたため、交通の便を考え高速道路に近いということもあり、事業所を現在の鹿沼市に移しました。必要に迫られての事業所設立でしたが、私たちにとって非常に大きな投資だったため、当時は自信がなく、建設が2回に分かれてしまい苦労しました。
しばた工芸は自分自身を律する存在
私にとってしばた工芸は、自分自身を律し、成長させてくれる、人生にとって必要な存在だと思います。引き継いだ時には、業況も苦しく借入金もあり、当時は自分にとっての足枷でもありました。しかし、これまでその時、その時の苦労が
自分を成長させてくれるものでもあったと感じています。幼いころより真面目に仕事をしている両親を見てきたので、非行に走るのも踏みとどまりました。もし自分が後継者でなく、会社がなかったら自分のためだけに生きることしかできな
かったと思います。
したがって、私は、しばた工芸を、誰が見ても「いい会社だよね」と言われる会社にしたいと考えています。今後誰に引き継ぐにしても、少しでもまともな会社にして渡してあげたいです。常にNo.1を目指さないのは一緒に働く社員に失礼だと考えているので、常に社員のために技術や設備を含めて上を目指して会社を良くしていこうと考え、働いています。
私たちのこだわり
「いい仕事」をするということ
昔から、私たちの会社に大きな理念というものはありません。一度決めた経営理念などは変わらないのが通常だと思うのですが、会社の規模は変化してきますから、変わってきてもいいものだと思うんです。
最初は自分たちのためだったことが、社員や仲間が増えるたびに、皆のことを考えるようになり、目指すものや考え方が変化してきました。よく社員に伝えているのは、「いつもいい仕事をしよう」ということです。いい仕事とは、「私たちの仕事によってお客様が成功すること」が「私たちの成功」でもあると考えています。お客様の満足のいく仕事をして、喜んでその対価をいただけることが一番です。また、赤字を出さずに納税することが一番の社会貢献だと考えています。
限られた資源の中で、できるだけ設備投資をし、さらに良い仕事ができるようにするというサイクルを繰り返していくのが最も良いことだと考えています。
仕事をする際は、プロとして違和感を感じたことはお客様に十分考えを伝えるよう心がけています。お客様の要望にそのまま応えるのではなく、私たちのプロの目線をもって提案し、納得していただいた上でいいものを提供するべきだと考えています。私たちと取引していただいている企業は、当社だけではなく多くの同業者とも取引しています。しかし、お客様から見て、その中で当社がNo.1にならないとなりません。その際に重要なのは、QPS(Quality:品質、Price:価格、Service:サービス)の組み合わせです。お客様によって何を重視するかは違ってきます。100%どの面でも他社競合に勝てるというわけではないため、お客様の求めているQPSのバランスに気を使っています。
顧客となる企業から買い物をすることもあるのですが「付き合いを抜きにして、品質と価格を判断して買ってください。」と当たり前のことを当たり前に言われます。堅実な企業ほど、そうおっしゃられることが多いように感じます。顧客が
そういうスタンスなので情に訴えても通用しない、こちらがいい仕事をしなければ選ばれないということです。
今後の展開
今後は、鉄骨・板金・塗装も含め、すべてのクオリティをもう一段上げるため、再投資を考えています。私たちだけで100%すべてのことをするのは難しいため、M&Aに関しても、様々な会社と協力して取り組んでしていければと考えています。各地域に提携工場を作り、技術的に難しい箇所をこちらで一気通貫で請け負って作成し、それぞれの拠点で仕上げと取り付けを行うようなイメージです。
現在、出光・昭和シェルが合併してそちらの看板を毎日作っていますが、取り付ける場所のほとんどは遠方です。取り付けるためにこちらから職人も移動するとなると、どうしてもコストがかかってしまいますし、稼働率も下がりますので、そこを解決するためにも、各地域の同業者、周辺事業における協力企業を必要としています。
「いい仕事」をするということ
昔から、私たちの会社に大きな理念というものはありません。一度決めた経営理念などは変わらないのが通常だと思うのですが、会社の規模は変化してきますから、変わってきてもいいものだと思うんです。
最初は自分たちのためだったことが、社員や仲間が増えるたびに、皆のことを考えるようになり、目指すものや考え方が変化してきました。よく社員に伝えているのは、「いつもいい仕事をしよう」ということです。いい仕事とは、「私たちの仕事によってお客様が成功すること」が「私たちの成功」でもあると考えています。お客様の満足のいく仕事をして、喜んでその対価をいただけることが一番です。また、赤字を出さずに納税することが一番の社会貢献だと考えています。
限られた資源の中で、できるだけ設備投資をし、さらに良い仕事ができるようにするというサイクルを繰り返していくのが最も良いことだと考えています。
仕事をする際は、プロとして違和感を感じたことはお客様に十分考えを伝えるよう心がけています。お客様の要望にそのまま応えるのではなく、私たちのプロの目線をもって提案し、納得していただいた上でいいものを提供するべきだと考えています。私たちと取引していただいている企業は、当社だけではなく多くの同業者とも取引しています。しかし、お客様から見て、その中で当社がNo.1にならないとなりません。その際に重要なのは、QPS(Quality:品質、Price:価格、Service:サービス)の組み合わせです。お客様によって何を重視するかは違ってきます。100%どの面でも他社競合に勝てるというわけではないため、お客様の求めているQPSのバランスに気を使っています。
顧客となる企業から買い物をすることもあるのですが「付き合いを抜きにして、品質と価格を判断して買ってください。」と当たり前のことを当たり前に言われます。堅実な企業ほど、そうおっしゃられることが多いように感じます。顧客が
そういうスタンスなので情に訴えても通用しない、こちらがいい仕事をしなければ選ばれないということです。
今後の展開
今後は、鉄骨・板金・塗装も含め、すべてのクオリティをもう一段上げるため、再投資を考えています。私たちだけで100%すべてのことをするのは難しいため、M&Aに関しても、様々な会社と協力して取り組んでしていければと考えています。各地域に提携工場を作り、技術的に難しい箇所をこちらで一気通貫で請け負って作成し、それぞれの拠点で仕上げと取り付けを行うようなイメージです。
現在、出光・昭和シェルが合併してそちらの看板を毎日作っていますが、取り付ける場所のほとんどは遠方です。取り付けるためにこちらから職人も移動するとなると、どうしてもコストがかかってしまいますし、稼働率も下がりますので、そこを解決するためにも、各地域の同業者、周辺事業における協力企業を必要としています。
会社概要
社名 | 株式会社しばた工芸 |
創立年 | 1959年 |
代表者名 | 代表取締役社長 柴田 彰夫 |
URL |
http://www.s-sign.jp
|
本社住所 |
〒320-0818 |
事業内容 | 商業施設・公共施設などのサインディスプレイ一式 企画・設計・製作・施工 |
公開日:2021/10/13 (2023/01/25修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年1月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。
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