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引継ぎ実績あり
中小企業の
株式会社カシワグループ
多様な業種企業での伴走支援型M&Aで加速するホールディングカンパニー
経営理念
変化を好み、変化を読み、変化に挑む
代表者メッセージ

個々の企業が、単独で激しい変化を乗り越えて飛躍することは簡単ではありません。しかし、複数の企業が力を合わせ、互いにつながりながら助け合えば、結果は変わってきます。我々は、グループ各社を最大限サポートする伴走者となり、各社の持つ能力を引き出すこと、そして、各社が変化に挑み、成長することを通じ自己実現に挑戦できる環境を提供したいと考えています。壁にぶつかることもあるかもしれません。しかし将来、今を振り返って「あの時代は面白かった」と言えるよう、共に困難に立ち向かい、「できない」を「できる」に変えていきましょう。時代の転換期や変化をとらえ、新たな価値提供をしようする仲間と出会いたいと思っています。
取締役COO 山下 達郎

私たちのこだわり
海運業からホールディングカンパニーへと成長を遂げる
カシワグループのルーツは、曽祖父・山下亀三郎が1911年に創業した山下汽船合名会社(現:株式会社商船三井)です。山下汽船は海運業を主業としており、日露戦争時に政府の御用船となったほか、第一次世界大戦期の海運需要拡大を背景に事業を急成長させ、最盛期には日本郵船、大阪商船につぐ日本で三番目の海運会社になりました。
1944年に亀三郎が逝去、祖父・山下三郎は兄・山下太郎と共に経営を引き継ぎました。しかし、第二次世界大戦後、GHQの公職追放令により祖父は会社を退くことを余儀なくされます。その後、1947年に祖父と兄弟は弊社の前身となる株式会社柏商店を設立しました。柏商店では、山下汽船時代に築いた海運業界との繋がりを活かし、主に船舶市場をターゲットに炭酸ガス消火器等の販売を主たる業務としました。その後、製造分野へと進出し、自社製造による甲板泡消火装置を開発するなど、舶用消火装置メーカーとしての地位を確立します。技術革新に注力し、英国企業2社と技術提携も行いました。技術力を高めていき、自社開発による高膨張泡消火装置、固定式水噴霧消火装置、膜式窒素ガス発生装置等の製品化を通じてニッチな市場成長、船舶総合防災メーカー「株式会社カシワテック」として発展しました。
2013年に舶用事業での新規展開を目的にM&Aを実施、他産業への進出もしながら、さらに3社を譲受ました。そして、2022年にグループ企業の支援体制強化、多角化の加速を目的として、舶用事業3社、精密加工事業2社を擁した持株会社「株式会社カシワグループ」へと生まれ変わりました。
弊社は、グループ企業の成長を伴走支援、グループ企業がもっている力をお互いに活かす仕組みづくり、加えて、共に成長を目指す企業の発掘に取組んでいます。
グループの経営に携わるまで
幼いころから父や祖父が事業を営んでいることを知ってはいましたが、次男であることもあり、家業を継ぐことは考えていませんでした。そのため、現在弊社代表を務める兄・山下義郎とは異なる道を歩むつもりで、慶応義塾大学商学部を卒業後は日本興業銀行(現:みずほ銀行)へ入行しました。その後、留学し、2005年にネバタ州立大学ラスベガス校でMBAとホテル経営学修士を取得し、卒業後は米国のハイアットホテルを経て、国内にてゴールドマンサックス系ホテルアセットマネジメント会社やホテルオペレーション会社等にて、ホテルの企業価値向上を支援する業務に従事し、そのままキャリアを築いていくつもりでした。
私が家業に加わるきっかけとなったのは、2013年にカシワテックが舶用資材の卸売及び自社製品の開発・販売を行う株式会社シーメイトを譲受し、その経営に携わることになったことです。金融、ホテルといった無形の価値を扱う仕事から、実際に「モノ」を扱う事業に初めて関わる機会となりました。
この経験を通じて、経営者としての視点を培うと共に、自らの経験業種の幅を広げることとができました。M&Aの責任者として、新たな仲間となる企業を見つけ、その成長を支援する際には、事業やそこで働く方々を深く理解することが欠かせませんが、様々な業種に携わった経験が、グループ企業と共に未来を築く上で役に立つと考えています。
変化を追い風に、企業も人も成長し続ける
カシワグループの行動指針は「変化を好み、変化を読み、変化に挑む」です。この指針は、時代の変化を恐れず、嫌がらず、しかし、闇雲に突き進むのではなく、変化を的確に捉えて、挑戦していくことこそが成長の鍵であるという考えに基づいています。そして、変化をとらえた新たな価値を提供出来るグループへと進化することを目指しています。
同時に、グループメンバー一人ひとりの自己実現を大切にしています。つまり、それぞれが持つ能力や才能を最大限に発揮し、挑戦できる組織を築くことが重要だと考えています。私たちは、厳しい環境下に耐えることを目的とするのではなく、前向きに成長していく意識を持って仕事に取組んで行きたいと思っております。そして、一社や一個人では難しい課題にも、グループ企業や仲間たちがONE TEAMとなって挑み、それらが、後に「良い思い出」として振り返ることが出来るような人生を歩んでほしいと思っています。弊社ホームページに掲載している社長のメッセージ、“振り返って『あの時代は面白かった』と言えるように、壁にぶち当たっても「出来ない」から「出来る」そして「共に」”には、この想いが込められています。
新しい「日本の中小企業の成長モデル」を構築
カシワグループは、多角化を推進し、成長戦略の重要な柱として、既存事業領域とは異なる領域へのM&Aによる進出を掲げ、ユニークな技術を持つ企業の発掘に取組んでいいます。これまでにもM&Aを通じて祖業である舶用事業の拡充を図るとともに、精密加工事業への新規参入を実現しました。
2022年のホールディングス化は、グループ企業間の一体感の醸成、支援体制の強化、多角化の加速を目的としております。今後も舶用事業と精密加工事業の周辺領域における譲受を検討しつつ、新たな事業領域への進出を加速させたいと思っています。
弊社の強みは、日本の基幹産業であった海事産業において70年以上にわたり、お客様の期待に応え続けることで、多くの企業と築いてきた信頼関係と、特長あるグループ企業から成るコミュニティにあります。M&Aでグループに加わる企業は、この強みを活用し、信用力の補完、新たな販売先・取引先との出会い、技術や経営ノウハウの獲得などを通じて、単独では難しい投資や経営力の向上などを図ることが出来ると思います。カシワグループは、グループ内の協調と連携を大切にしながらも、各社の自立自走を尊重しつつ、それぞれの企業の状態に応じた伴走支援を行い、共に企業価値を高めていくことを目指します。
激しく変化する時代において、中小企業が単独で変化を受けとめ、活かし成長することは限界があると考えています。カシワグループでは、各企業がこれまでに行った変化への対応を共有し、単独では実現出来ないスピードで成長していくことを目指します。カシワグループは、多様な中小企業が集うホールディングカンパニーとして、新たな「日本の中小企業の成長モデル」の構築に挑んでいます。
新たな事業の柱を築き、持続可能な未来を切り拓く
カシワグループは、既存の舶用事業と精密加工事業を成長させるとともに、第3、第4の事業領域を作り、グループ連結売上高100億円超の企業を目指します。新たな事業領域は、製造業、加工業を中心に、独自の技術やサービスを持つ企業に参画して頂き、そして、それらの企業とシナジーを生み出せる企業をさらにグループに加わって頂くようにしていきたいと思っております。
目標達成に向け、グループ力強化とM&A力強化を成長の両輪と考えています。特徴ある企業が集まり、互いに協力し合うことで、外部からも「このグループに加わりたい」と思われる存在となり、M&A力が向上します。M&A力が高まることは、グループに新たな力をもたらし、グループの魅力を高める特徴ある企業の参画を促し、グループ力が向上します。こうして、両方の力の相乗効果が生まれ、正のスパイラルにより、持続的な成長を実現したいと考えています。例えるならば、カシワグループは才能ある企業が集まる「芸能事務所」のような存在を目指します。芸能事務所は、才能や意欲ある人物を発掘し、事務所と先輩タレントが新人の魅力を引き出し成功へと導く、その一方で、新人タレントは先輩たちに刺激を与え、事務所を活性化させているように考えています。
カシワグループにおいても、独自の技術やサービスを持ち、成長意欲のある企業を発掘し、その企業の強みを最大限に引き出し、グループ全体が活性化する仕組や文化を作って行きたいと思っています。
日本の中小企業の新たな成長モデルとして、カシワグループの企業が注目されることに加えて、カシワグループのメンバー一人ひとりが自己実現を感じられることを目指します。

海運業からホールディングカンパニーへと成長を遂げる
カシワグループのルーツは、曽祖父・山下亀三郎が1911年に創業した山下汽船合名会社(現:株式会社商船三井)です。山下汽船は海運業を主業としており、日露戦争時に政府の御用船となったほか、第一次世界大戦期の海運需要拡大を背景に事業を急成長させ、最盛期には日本郵船、大阪商船につぐ日本で三番目の海運会社になりました。
1944年に亀三郎が逝去、祖父・山下三郎は兄・山下太郎と共に経営を引き継ぎました。しかし、第二次世界大戦後、GHQの公職追放令により祖父は会社を退くことを余儀なくされます。その後、1947年に祖父と兄弟は弊社の前身となる株式会社柏商店を設立しました。柏商店では、山下汽船時代に築いた海運業界との繋がりを活かし、主に船舶市場をターゲットに炭酸ガス消火器等の販売を主たる業務としました。その後、製造分野へと進出し、自社製造による甲板泡消火装置を開発するなど、舶用消火装置メーカーとしての地位を確立します。技術革新に注力し、英国企業2社と技術提携も行いました。技術力を高めていき、自社開発による高膨張泡消火装置、固定式水噴霧消火装置、膜式窒素ガス発生装置等の製品化を通じてニッチな市場成長、船舶総合防災メーカー「株式会社カシワテック」として発展しました。
2013年に舶用事業での新規展開を目的にM&Aを実施、他産業への進出もしながら、さらに3社を譲受ました。そして、2022年にグループ企業の支援体制強化、多角化の加速を目的として、舶用事業3社、精密加工事業2社を擁した持株会社「株式会社カシワグループ」へと生まれ変わりました。
弊社は、グループ企業の成長を伴走支援、グループ企業がもっている力をお互いに活かす仕組みづくり、加えて、共に成長を目指す企業の発掘に取組んでいます。
グループの経営に携わるまで
幼いころから父や祖父が事業を営んでいることを知ってはいましたが、次男であることもあり、家業を継ぐことは考えていませんでした。そのため、現在弊社代表を務める兄・山下義郎とは異なる道を歩むつもりで、慶応義塾大学商学部を卒業後は日本興業銀行(現:みずほ銀行)へ入行しました。その後、留学し、2005年にネバタ州立大学ラスベガス校でMBAとホテル経営学修士を取得し、卒業後は米国のハイアットホテルを経て、国内にてゴールドマンサックス系ホテルアセットマネジメント会社やホテルオペレーション会社等にて、ホテルの企業価値向上を支援する業務に従事し、そのままキャリアを築いていくつもりでした。
私が家業に加わるきっかけとなったのは、2013年にカシワテックが舶用資材の卸売及び自社製品の開発・販売を行う株式会社シーメイトを譲受し、その経営に携わることになったことです。金融、ホテルといった無形の価値を扱う仕事から、実際に「モノ」を扱う事業に初めて関わる機会となりました。
この経験を通じて、経営者としての視点を培うと共に、自らの経験業種の幅を広げることとができました。M&Aの責任者として、新たな仲間となる企業を見つけ、その成長を支援する際には、事業やそこで働く方々を深く理解することが欠かせませんが、様々な業種に携わった経験が、グループ企業と共に未来を築く上で役に立つと考えています。
変化を追い風に、企業も人も成長し続ける
カシワグループの行動指針は「変化を好み、変化を読み、変化に挑む」です。この指針は、時代の変化を恐れず、嫌がらず、しかし、闇雲に突き進むのではなく、変化を的確に捉えて、挑戦していくことこそが成長の鍵であるという考えに基づいています。そして、変化をとらえた新たな価値を提供出来るグループへと進化することを目指しています。
同時に、グループメンバー一人ひとりの自己実現を大切にしています。つまり、それぞれが持つ能力や才能を最大限に発揮し、挑戦できる組織を築くことが重要だと考えています。私たちは、厳しい環境下に耐えることを目的とするのではなく、前向きに成長していく意識を持って仕事に取組んで行きたいと思っております。そして、一社や一個人では難しい課題にも、グループ企業や仲間たちがONE TEAMとなって挑み、それらが、後に「良い思い出」として振り返ることが出来るような人生を歩んでほしいと思っています。弊社ホームページに掲載している社長のメッセージ、“振り返って『あの時代は面白かった』と言えるように、壁にぶち当たっても「出来ない」から「出来る」そして「共に」”には、この想いが込められています。
新しい「日本の中小企業の成長モデル」を構築
カシワグループは、多角化を推進し、成長戦略の重要な柱として、既存事業領域とは異なる領域へのM&Aによる進出を掲げ、ユニークな技術を持つ企業の発掘に取組んでいいます。これまでにもM&Aを通じて祖業である舶用事業の拡充を図るとともに、精密加工事業への新規参入を実現しました。
2022年のホールディングス化は、グループ企業間の一体感の醸成、支援体制の強化、多角化の加速を目的としております。今後も舶用事業と精密加工事業の周辺領域における譲受を検討しつつ、新たな事業領域への進出を加速させたいと思っています。
弊社の強みは、日本の基幹産業であった海事産業において70年以上にわたり、お客様の期待に応え続けることで、多くの企業と築いてきた信頼関係と、特長あるグループ企業から成るコミュニティにあります。M&Aでグループに加わる企業は、この強みを活用し、信用力の補完、新たな販売先・取引先との出会い、技術や経営ノウハウの獲得などを通じて、単独では難しい投資や経営力の向上などを図ることが出来ると思います。カシワグループは、グループ内の協調と連携を大切にしながらも、各社の自立自走を尊重しつつ、それぞれの企業の状態に応じた伴走支援を行い、共に企業価値を高めていくことを目指します。
激しく変化する時代において、中小企業が単独で変化を受けとめ、活かし成長することは限界があると考えています。カシワグループでは、各企業がこれまでに行った変化への対応を共有し、単独では実現出来ないスピードで成長していくことを目指します。カシワグループは、多様な中小企業が集うホールディングカンパニーとして、新たな「日本の中小企業の成長モデル」の構築に挑んでいます。
新たな事業の柱を築き、持続可能な未来を切り拓く
カシワグループは、既存の舶用事業と精密加工事業を成長させるとともに、第3、第4の事業領域を作り、グループ連結売上高100億円超の企業を目指します。新たな事業領域は、製造業、加工業を中心に、独自の技術やサービスを持つ企業に参画して頂き、そして、それらの企業とシナジーを生み出せる企業をさらにグループに加わって頂くようにしていきたいと思っております。
目標達成に向け、グループ力強化とM&A力強化を成長の両輪と考えています。特徴ある企業が集まり、互いに協力し合うことで、外部からも「このグループに加わりたい」と思われる存在となり、M&A力が向上します。M&A力が高まることは、グループに新たな力をもたらし、グループの魅力を高める特徴ある企業の参画を促し、グループ力が向上します。こうして、両方の力の相乗効果が生まれ、正のスパイラルにより、持続的な成長を実現したいと考えています。例えるならば、カシワグループは才能ある企業が集まる「芸能事務所」のような存在を目指します。芸能事務所は、才能や意欲ある人物を発掘し、事務所と先輩タレントが新人の魅力を引き出し成功へと導く、その一方で、新人タレントは先輩たちに刺激を与え、事務所を活性化させているように考えています。
カシワグループにおいても、独自の技術やサービスを持ち、成長意欲のある企業を発掘し、その企業の強みを最大限に引き出し、グループ全体が活性化する仕組や文化を作って行きたいと思っています。
日本の中小企業の新たな成長モデルとして、カシワグループの企業が注目されることに加えて、カシワグループのメンバー一人ひとりが自己実現を感じられることを目指します。
会社概要
社名 | 株式会社カシワグループ |
創立年 | 1947年 |
代表者名 | 代表取締役 山下 義郎 |
資本金 | 22,000万円 |
URL |
https://kashiwa-group.jp/
|
本社住所 |
〒108-0074 |
事業内容 | 純粋持株会社 |
関連会社 |
会社沿革
1947年 | 設立 |
株式会社カシワグループの経営資源引継ぎ募集情報
事業引継ぎ
全国
「出来ない」から「出来る」そして「共に」
- 募集地域
- 北海道 / 青森県 / 岩手県 / 秋田県 / 山形県 / 宮城県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 山梨県 / 長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
- 募集業種
- 製造業 / 製造業(その他) / 製造業(一般機械機器製造業) / 製造業(精密機械製造業) / 製造業(輸送機械器具製造業) / 製造業(金属製品製造業) / 製造業(電気機器製造業) / サービス業 / 情報サービス業
人的資本引継ぎ
宮城県
茨城県
東京都
山梨県
静岡県
広島県
「出来ない」から「出来る」そして「共に」
公開日:2025/04/23 (2025/04/24修正)
※本記事の内容および所属名称は2025年4月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。
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