栃木・宇都宮市
栃木 ・ 宇都宮市
毎日のお洗濯が
有限会社ララ・ドリーム
コインランドリーが地域の主婦の集まるホットステーション
経営理念
「喜びを共に感動を共に」の経営理念を掲げ、
①感謝経営、②勤勉経営、③正直経営、を会社経営上の基本方針にしております。
女性のための安心できる空間づくり
コインランドリーは、以前は一人暮らしの男子学生や独身・単身者が主に利用し、「暗くて怖い」と言うイメージから、女性からは敬遠されがちでした。しかし私たちララ・ドリームが展開するコインランドリーのご利用者は主に、お子様連れの主婦や仕事をお持ちの女性など約8割を女性客が占めています。
なぜ女性の支持を得られたのか
女性の目線で考えた明るく清潔感のある店舗
私たちララドリームは、ご利用されるお客様が毎日気持ちよく利用していただける店舗作りをモットーに、明るく清潔感があり安心して利用していただくことができ、毎日お洗濯が楽しくなるような空間づくりに努めています。
母のぬくもりをコンセプトに
昔から言われている「さ・し・す・せ・そ」裁縫・しつけ・炊事・洗濯・掃除を基本理念に、コインランドリー部門では、お客様を応援し温かみのある地域のコミュニティー的な場所づくりを目指しております。
顧客ニーズを的確に捉え安定した集客
「安心」をお客様へ提供することでリピート率を高め、コインランドリーを経営するオーナー様の収益につなげることが、私たちのお客様、オーナー様、地域社会への貢献でもあります。私たちは、コインランドリーオーナー様が安心してコインランドリー経営を運営できるよう顧客ニーズに応える努力を続けて参ります。
代表者メッセージ
私たちララグループは洗濯に関わる企業として、頑張るお母さんたちを応援し、母のぬくもりをはぐくみ伝承する活動をしております。すべての店舗は誰でも心地よく利用できるよう「安心」「清潔」「親切」な店舗作りを基本理念とし、コインランドリー部門では地域1番店としてスタッフ、オーナー様と力を合わせて運営しております。
有限会社ララ・ドリーム 代表取締役 田嶋 久登志
起業するきっかけは何でしたか?
1998年ごろに15年勤めた会社を辞めました。業界最大手の機器製造、販売、メンテナンスをする企業で、扱う商品として自動販売機、洗濯機、乾燥機、両替機などを取引先への導入設置、メンテナンスがメインの業務でした。自分で言うのも憚れますが、従業員はグループ会社ふくめ1,400~1,500人ほど在籍しており、営業成績は常に上位で出世頭だったと思います。ある時に社内ベンチャー公募があり、社内にFCチェーン本部を作って、フランチャイズとして契約した経営者さまに弊社のソリューションをパッケージ化し、企画提案をするビジネスでプロジェクトリーダーを経験させていただきました。
ただ、事業を進めていく中で私自身で実行したいことと会社の目指す方向と事業コンセプトにズレが生まれてきて、自分のやりたいフランチャイズチェーンを実現したいという思い、当時37歳という年齢的にも一念発起しに独立開業をし、それが有限会社ララ・ドリームです。前職から主旨に賛同してくれた社員も何人かいましたが、今はもう全員辞めてしまいました。
サラリーマン時代から独立して変わったことは
前職で40歳を迎えていたら起業することはやっていなかったと思います。当時は小学3年生と2年生の子供もいましたから、家族を食わせていこうと必死だったと思います。ただ、創業期、私はやりたいことが出来ること、組織への束縛もなく自由であること、就業規則はあってないようなもので、働きたいときに働いて休みたいときに休んでいました。とはいえ当時は、自信に満ち溢れていて休みがなくても疲れなかったですし、怖いものなしで3年くらいはパワフルに開拓をしていき殆どがうまくいきました。
コインランドリーの転換期にイノベーションを起す
当時の事業モデルも世の中の役に立つこと、事業としても日本の市場に完全に根付く業態だと思っていました。当時のコインランドリー業界は、自宅で洗濯物が干せない、在宅時間が限られているような仕事で単身している人や一人暮らしをしていて洗濯機が置けない、持っていない学生が主な利用者でした。当時のコインランドリーは、比較的にうす暗くて洗濯機がただ横並びに置いてある清潔感がなく入りづらい印象がある場所にありました。
ただアメリカなど先進国では、コインランドリーの主要な顧客層は主婦でした。自宅で洗えないような毛布など寝具類などを洗う需要が増えてきており、クリーニングに出すとお金が掛かってしまうが、自分で洗ってしまえば安くしかも早く仕上がります。住環境の変化と共に生活が変わってきました。家族が時間の使い方を意識し、働く女性の社会進出が増えた時期でもあります。洗濯は、キレイで清潔感のある場として、アメリカンスタイルのコインランドリーに変わるタイミングでした。
家庭でおこなう洗濯は、洗濯機で30分ほどで洗いから脱水まで終わり、しわをのばし干し、時には天候を気にしながら、夕方前には取り込んで、畳んで収納する作業工程かと思います。脱水までを自宅でおこない、後工程をコインランドリーに持ってきてもらえれば、大型乾燥機で2~30分で乾きます。たかだか2~300円のコストで時短が実現し、家事負担を減らすことが、ダイバーシティ(雇用 の機会均等、多様な働き方)への貢献が大きいと感じていました。
ビジネス拡大のために社長が単身赴任?をすることに
コインランドリー事業も立ち上げて3年ぐらいで、軌道に乗り始め、スタッフも増えてきたことで全国展開を考えてきました。最初は、東日本の拠点を栃木県宇都宮市にして、西日本は前職が関西の企業でもあり、関西に拠点を置き、生活の拠点を2か所に敷いて活動していました。西日本で営業活動する際は関西にあったマンションで暮らしていたため、宇都宮の拠点が単身赴任先となっていました。自身の裁量で仕事ができ、時間も自由で、事業も余裕がでてきたわけです。しかし、やはり身は一つであり多拠点化は全くうまく行かずにあれだけ3年間順調に積み上げてきたものから経営危機に陥ってしまいました。原因は過信であり、計画が不十分でビジネスチャンスと見て欲を出した拠点化でした。今一度、栃木県宇都宮市をビジネスエリアに絞って、地域に根付かせることに集中し、関西にいた家族を宇都宮市に呼び、妻にも会社を手伝ってもらいながら家族経営の形で、少しずつ経営危機から脱していきました。
宇都宮が拠点となった理由は
前職で宇都宮支店長になった34歳の時からのご縁です。私の出身は長崎県で、京都府が本社にあった会社へ就職し、転勤は何度か繰り返し大阪、名古屋、宇都宮と自分で言うのもですが栄転してきました。宇都宮支店は、茨城・栃木・福島の3件が管理エリアでブロック長をしていました。
コインランドリー業界は、新たな需要に対応できるコインランドリーが増えて大型化していきました。都市型からロードサイドへと変化をしていき、ララ・ドリームもちょうど転換期に創業しました。電化製品も進化していき、乾燥までが主流となっています。ただ家庭用では乾燥時間が掛かり、ドラムサイズが小さいためシワになる点と長時間のため電気代と騒音もあります。
梅雨の時期と12~2月の寒い時期は外に干せないため乾燥機を利用する人は非常に多いです。
「雨降ってララ喜ぶ」という社内言葉があります。以前は「儲かる」を使っていましたが、顧客視点で変更しました。
私たちのこだわり
働く女性のためと地域の憩いの場に
コインランドリーは主に家事をする地域の主婦が集まるホットステーションにしたいと考えています。近隣の人との関わり合いが希薄になっていく中で、私が小さい時によく見かけていた井戸端会議ができないかと思っています。地域の子供たちの成長やお年寄り世帯を気に掛けたり、困っている人がいたらみんなで助けたりとか、洗濯や乾燥を待つ間の憩いであり集いの場にしたいと思っています。当初は、井戸の形のオブジェをつくろうと考えていました。
日本古来からの母の仕事は「母のぬくもり」から
日本のマザーテレサと呼ばれる佐藤初女(はつめ)先生の書を社内に飾ってあります。本業もお母さんのお仕事のお手伝いがコンセプトにもなっています。
お母さんたちの仕事は「さ(裁縫)、し(躾)、す(炊事)、せ(洗濯)、そ(掃除)」です。
地域のお母さんの手伝いをし、活躍の場をもっと拡げようと思う空間を目指しています。
トラブルコールをハッピーコールとして
お客様が安心していただける対応をしていこうと名付けています。お客さまのお問合せからサービスの問題点と課題を見つけ対策することを心掛けています。
ホットステーションを管理する働き方は
従業員の働き方には私自身が常に配慮をしています。営業時間は店舗によって異なりますが、24時間営業や朝5時にオープンして23時閉店が今は多いです。店舗ドアは、タイマーで制御して自動で開錠します。閉店前には店内アナウンスが流れますが、中にお客様が閉じ込められないよう自動ドアは中からは出られて、外から入れない仕組みにしています。以前は施錠チェックをしに従業員が確認していた作業も軽減しました。
電話の対応も昔は24時間でしたが、今は受付時間を8時30分から17時30分としています。受付時間外は録画記録から出社してから対応をおこなうようにしています。問合せ数を減らすことを目標にして、従業員それぞれが主体的に取り組んでいます。
主体性が生まれる仕組みは定期的なミーティングにあります。1週間の振り返りで活動を見直し、1週間の活動計画を立てます。PDCA(Plan→Do→Check→Actionの業務見直しサイクル)は徹底し、週単位と月単位で意識させています。
発表会も定期的にしますが、仕事への責任感が強く、発言に魂がこもっています。そして皆パートなんです。私はパートでも成果を出す人には役職をつけています。
働く女性のためと地域の憩いの場に
コインランドリーは主に家事をする地域の主婦が集まるホットステーションにしたいと考えています。近隣の人との関わり合いが希薄になっていく中で、私が小さい時によく見かけていた井戸端会議ができないかと思っています。地域の子供たちの成長やお年寄り世帯を気に掛けたり、困っている人がいたらみんなで助けたりとか、洗濯や乾燥を待つ間の憩いであり集いの場にしたいと思っています。当初は、井戸の形のオブジェをつくろうと考えていました。
日本古来からの母の仕事は「母のぬくもり」から
日本のマザーテレサと呼ばれる佐藤初女(はつめ)先生の書を社内に飾ってあります。本業もお母さんのお仕事のお手伝いがコンセプトにもなっています。
お母さんたちの仕事は「さ(裁縫)、し(躾)、す(炊事)、せ(洗濯)、そ(掃除)」です。
地域のお母さんの手伝いをし、活躍の場をもっと拡げようと思う空間を目指しています。
トラブルコールをハッピーコールとして
お客様が安心していただける対応をしていこうと名付けています。お客さまのお問合せからサービスの問題点と課題を見つけ対策することを心掛けています。
ホットステーションを管理する働き方は
従業員の働き方には私自身が常に配慮をしています。営業時間は店舗によって異なりますが、24時間営業や朝5時にオープンして23時閉店が今は多いです。店舗ドアは、タイマーで制御して自動で開錠します。閉店前には店内アナウンスが流れますが、中にお客様が閉じ込められないよう自動ドアは中からは出られて、外から入れない仕組みにしています。以前は施錠チェックをしに従業員が確認していた作業も軽減しました。
電話の対応も昔は24時間でしたが、今は受付時間を8時30分から17時30分としています。受付時間外は録画記録から出社してから対応をおこなうようにしています。問合せ数を減らすことを目標にして、従業員それぞれが主体的に取り組んでいます。
主体性が生まれる仕組みは定期的なミーティングにあります。1週間の振り返りで活動を見直し、1週間の活動計画を立てます。PDCA(Plan→Do→Check→Actionの業務見直しサイクル)は徹底し、週単位と月単位で意識させています。
発表会も定期的にしますが、仕事への責任感が強く、発言に魂がこもっています。そして皆パートなんです。私はパートでも成果を出す人には役職をつけています。
ツグナラ専門家による紹介
担当専門家:株式会社サクシード 株式会社サクシードの詳細
コインランドリー事業を展開している会社は多くありますが、女性目線にこだわったお店づくりを徹底している企業は少ない気がします。女性の感性を大切にしている企業様なので、会社の雰囲気が明るく活発な意見交換がされいる会社です。
会社概要
社名 | 有限会社ララ・ドリーム |
創立年 | 1999年 |
代表者名 | 代表取締役 田嶋 久登志 |
資本金 | 500万円 |
URL |
https://laladream.jp/
|
本社住所 |
〒321-0968 |
事業内容 | 各種商業店舗の企画、設計、施工 各種商業店舗の什器、自動販売機等の販売並びにメンテナンス業務 コインランドリーの経営 経営コンサルタント 業務用洗濯設備の販売並びにメンテナンス業務 業務用洗剤・ソフター等、洗濯施設の消耗品販売 前各号に付帯する一切の業務 |
公開日:2021/07/11 (2023/01/25修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年1月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。
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