沖縄・島尻郡
沖縄 ・ 島尻郡南風原町
創造性に満ちた
IT通信株式会社
ITの技術力を軸に地域と中小企業の役に立つサービスを開発
経営理念
経営理念
- 私たちは、創造性に満ちた製品・サービスの提供を目指します。
- お客様の「こんなことをしたい」を実現します。
- ITの力で社会を便利に楽しく豊かに変えます。
- 働く社員とその家族が幸せになれる企業を目指します。
行動指針
- お客様の期待の上を行く鋭い提案と高い品質を目指します。
- 人間的な成長と技術力の向上に努めます。
- ビジネスパートナーと友好を深め、互いに尊敬しあい、高めあいます。
- 目先の利益や関心ではなく、お客様のニーズと社会の要請に応えます。
代表者メッセージ
根っからの技術好きから沖縄への移住に至る創業経緯
小さい頃からものづくりや機械いじりが好きな根っからの技術者でした。新しいコンピューターや機械を見るとそれを使って何か開発したくなります。
中学生の頃にマイコン(CPUとしてマイクロプロセッサを使用したコンピュータ)で、アセンブラ(プログラミング言語の一つでアセンブリ言語のこと。)に触れていたので0/1の2進数でCPUの動作を理解していました。高校生のころ両親からシャープ株式会社のポケットコンピュータを買ってもらい、東京大学の教授が執筆した文献を参考にしながら48時間ほどかけて惑星の軌道を計算するプログラムを開発するなど、時間があればコンピューターに触れていました。そして、大学生になると、酒屋の酒税報告書のシステム開発を個人で受託開発するなどしていました。その後、すぐにエンジニアとなり10年ほど業務用のアプリケーション開発などを個人で行っていました。
その後、2003年(平成15年)に大阪府の通信関係のシステム会社で1年だけ働き、そこで通信技術のVPN(Virtual Private Network:特定の人のみが利用できる専用ネットワーク)やPBX(Private Branch eXchange:公衆交換電話網に多数の構内電話機を接続する電話交換機の事)を活用した内線統合などを組み合わせたサービス開発を手掛け、起業への手応えを覚えました。そして結婚を前提にお付き合いをしていた方と沖縄へ移住し、2004年(平成16年)に弊社を設立しました。会社を立ち上げる時には技術者として、プログラマーとして自信を持っていたので、自分は何でも出来ると思いこんでいました。
設立当初は、起業者の事業拡大や成功を支援する目的のインキュベーション施設で机を一つ借りて、同様に起業したばかりの方々と同じ部屋で過ごしていました。そんな彼らと一緒に組んで、某私立大学のEラーニングシステムを開発するなどし、今でも付き合いがある貴重な出会いをしました。
技術者から経営者としてお客様を意識したCTIシステムの導入
ただ、こうして誰も知り合いがいない中で会社を設立し、半年ぐらい仕事が無い状態が続き事業を起すことの難しさを痛感していました。そんな時に県内の中小企業家が広く交流し、ともに行動して、沖縄経済と会員企業の発展に寄与する沖縄県中小企業家同友会と出会い、「同友会に入って、経営の勉強をするのはどうだろうか」というお誘いを受けました。同友会では、起業したものの経営に苦労している若手経営者も在籍しており、経営勉強会を企画し皆で経営を学んでいきました。
こうして同友会に入り活動をしていると、色々な会社とつながり、仕事が生まれてくるようになりました。ただ、技術者として技術への拘り、飽くなき探求や先端技術、興味から開発した新商品など全く利用されず、商品開発の難しさに直面しました。
そんな中、ある企業の営業担当者から「電話をかけた時にポップアップで表示する仕組みが欲しい。」という相談を受けました。そこから2週間位でシステムに必要な機器を探し、CTI(Computer Telephony Integration:コンピュータと電話・FAXを統合する技術)のシステムを開発しました。そのシステムは、当社の主力製品となり、多くのお客様に利用いただくまでになりました。それから、CTIと関連性の強い顧客管理システムなど、周辺のシステム開発へと仕事の幅が広がっていきました。当時は、CTIのシステムは大規模なコールセンター向けの製品しかなく、中小企業向けにリリースできたのは画期的だったということが拡大した背景にあります。
このことをきっかけに、今まで技術者として拘っていた「自分たちが作りたいものを作る。」のではなく、「お客様が欲しているものを作る。」ということの重要性に気がつきました。
地域貢献としてふるさと納税事業への参入
沖縄へ移住し、起業して、紆余曲折ある中で経営者団体である中小企業家同友会や地元南風原町の商工会での様々な活動へ積極的に参加し、地域に根差した様々な企業と関係性を構築することで、事業基盤を確立することができました。
その過程で、縁あって、南風原町のふるさと納税のシステムを開発し、ふるさと納税の事業自体を推進する機会を得ることができました。事業では、地域に埋もれてしまっている地元の魅力的な品々に光を当て、ふるさと納税の仕組みを活用し、全国に情報を発信しています。今後は、システム開発だけではなく、この様な地域に根差した事業を通して、沖縄へ貢献できる事業を展開していきたいと考えています。
私たちのこだわり
コンピューターとテクノロジーを活かした地域貢献活動
ITを生業としている弊社では、設立時から変わらぬ経営理念として「中小企業・小規模事業主の役に立つ仕事をしたい。」があります。2000年代のIT業界は、ゲーム開発などエンタメ性の高い仕事に注目が集まっていましたが、弊社はあくまでも、メーカーとサプライヤー、卸売業者と小売業者、元請け業者と下請け業者など、企業間で行われる取引でもあるB2B(Business to Business)で企業の役に立つシステム開発をすると考えていました。
また、有志で議論している中で沖縄県の中小企業のIT導入が遅れているという課題に対して、子どもたちや若者がIT業界を目指さないという状況があることがわかりました。数十年前と比較して、沖縄のIT会社に就職希望する若者が急激に減っていました。県内の専門学校や高校の先生と議論したところ、「沖縄の子どもたちがコンピューターやテクノロジーに触れる機会や環境が少ない。」という現状が分かりました。いくらITに素養のある子どもでも環境や巡り合いがなければIT人材は育ちません。子どもたちがテクノロジーに触れる環境作りを企画して取り組んだ形が、県内で毎年開催している「IT津梁まつり」であり、弊社も企画・運営に携わっています。
地域貢献は様々な形があり、特に公共性の高い活動としてボランティアは自らの意思により清掃活動や町おこしとして地域のお祭り、花火大会を運営したりしますが、弊社は前述の課題を解決と合わせ地域にITを根付かせる意味でもITでボランティアをしようと考えています。
例えば、視覚障害者の方の伴走をするロープランナー向けのWebサイトを立ち上げたり、コロナ禍において地域の南風原町向けのテイクアウトサイトを立ち上げるなど、事業活動の延長線上にITでボランティアを行うことで、地域へ少しでも貢献できればと考えています。
「強制しない」にこだわる社員間コミュニケーションによる課題解決
弊社の社風は強制しないことです。社員に周囲の意見や指示に頼らず、自分自身の考えを軸として問題に取り組む性質となる主体性を持ってもらい、能動的に物事を判断し実行することで、任せることを意識させています。そのため、上司が外回りで帰社が出来ない時など、案件内で色々な事象が発生しても、社内にいる社員たちは能動的に動き解決させ仕事を進めてくれています。全てが良い方向に動いているわけではなく、たまに仕事を確認してみるとメンテナンス性の悪いソースコードの書き方でプログラミングされていたことがありました。本来であれば、メンテナンス性の高いコードの書き方を細かく指導すべきですが、プログラムとしては問題なく動作するため、しばらくの間その社員のソースコードを観察していました。すると時間の経過とともに、開発するソースコードのメンテナンス性が明らかに高まっていました。社員同士で意見を交え、知識を共有したことで問題点に気付き改善してプログラミング能力も大幅に成長していることに気が付きました。指導者がいる組織も効率性が良いかもしれませんがトライ&エラーを繰り返すことも重要と感じました。
この社員の成長を目の当たりにした時に「強制しない」こととして、1人で抱えてやっている仕事はいつまで立っても1の結果しか生み出しませんが、5名の社員がそれぞれ考えて動くと人数以上の結果が生まれることに気が付きました。このことから、社員に細かな指示を出すことをやめ、最終的な成果物の方向性についてのみ指示を出すようにしました。今では社員がお互いに英知を出して協力し、学びながら開発を進めていける環境を築いてくれており私にとって大きな財産でもあり社員一人一人が誇りでもあります。
自分たちで調べて成長する力
弊社の社員はみな自分たちで調べて成長する力を持っています。現状は教育環境について、会社から具体的なカリキュラムなどを提供しているわけではありません。ただ福利厚生の一環として、書籍の購入や外部トレーニングの受講など、社員の希望や必要に応じて学べる環境は整えています。
今後は先端技術の導入やお客様からの要望、事業展開も見据えながら、WebデザイナーにPHP(コミュニティベースで開発されているオープンソースの汎用Webプログラミング言語)の知識を習得できる講座やWEB制作における写真撮影術を習得するなど、各自の能力や仕事の幅を広げるためのトレーニング環境についても充実させていきたいと考えています。
以前「電話問い合わせにスムーズに応対したい」という機械レンタル業者さまからのリクエストに応えるため、プロのオペレーターでなくとも使うことができる電話応対システムを開発しました。また「一人ずつ異なる複雑な契約を管理しやすくしたい」という霊園業者さまからのリクエストにも応えて、さまざまな契約条件を一括管理できる顧客管理システムも開発しました。弊社は、ソフトウェア・ハードウェア・ウェブサイトの各分野にわたる総合的なITサービス提供を得意としており、お客様と密接にコラボレーションしながら、挑戦する姿勢を失わずに、便利で使いやすい製品・サービスを一緒に創造していきます。
コンピューターとテクノロジーを活かした地域貢献活動
ITを生業としている弊社では、設立時から変わらぬ経営理念として「中小企業・小規模事業主の役に立つ仕事をしたい。」があります。2000年代のIT業界は、ゲーム開発などエンタメ性の高い仕事に注目が集まっていましたが、弊社はあくまでも、メーカーとサプライヤー、卸売業者と小売業者、元請け業者と下請け業者など、企業間で行われる取引でもあるB2B(Business to Business)で企業の役に立つシステム開発をすると考えていました。
また、有志で議論している中で沖縄県の中小企業のIT導入が遅れているという課題に対して、子どもたちや若者がIT業界を目指さないという状況があることがわかりました。数十年前と比較して、沖縄のIT会社に就職希望する若者が急激に減っていました。県内の専門学校や高校の先生と議論したところ、「沖縄の子どもたちがコンピューターやテクノロジーに触れる機会や環境が少ない。」という現状が分かりました。いくらITに素養のある子どもでも環境や巡り合いがなければIT人材は育ちません。子どもたちがテクノロジーに触れる環境作りを企画して取り組んだ形が、県内で毎年開催している「IT津梁まつり」であり、弊社も企画・運営に携わっています。
地域貢献は様々な形があり、特に公共性の高い活動としてボランティアは自らの意思により清掃活動や町おこしとして地域のお祭り、花火大会を運営したりしますが、弊社は前述の課題を解決と合わせ地域にITを根付かせる意味でもITでボランティアをしようと考えています。
例えば、視覚障害者の方の伴走をするロープランナー向けのWebサイトを立ち上げたり、コロナ禍において地域の南風原町向けのテイクアウトサイトを立ち上げるなど、事業活動の延長線上にITでボランティアを行うことで、地域へ少しでも貢献できればと考えています。
「強制しない」にこだわる社員間コミュニケーションによる課題解決
弊社の社風は強制しないことです。社員に周囲の意見や指示に頼らず、自分自身の考えを軸として問題に取り組む性質となる主体性を持ってもらい、能動的に物事を判断し実行することで、任せることを意識させています。そのため、上司が外回りで帰社が出来ない時など、案件内で色々な事象が発生しても、社内にいる社員たちは能動的に動き解決させ仕事を進めてくれています。全てが良い方向に動いているわけではなく、たまに仕事を確認してみるとメンテナンス性の悪いソースコードの書き方でプログラミングされていたことがありました。本来であれば、メンテナンス性の高いコードの書き方を細かく指導すべきですが、プログラムとしては問題なく動作するため、しばらくの間その社員のソースコードを観察していました。すると時間の経過とともに、開発するソースコードのメンテナンス性が明らかに高まっていました。社員同士で意見を交え、知識を共有したことで問題点に気付き改善してプログラミング能力も大幅に成長していることに気が付きました。指導者がいる組織も効率性が良いかもしれませんがトライ&エラーを繰り返すことも重要と感じました。
この社員の成長を目の当たりにした時に「強制しない」こととして、1人で抱えてやっている仕事はいつまで立っても1の結果しか生み出しませんが、5名の社員がそれぞれ考えて動くと人数以上の結果が生まれることに気が付きました。このことから、社員に細かな指示を出すことをやめ、最終的な成果物の方向性についてのみ指示を出すようにしました。今では社員がお互いに英知を出して協力し、学びながら開発を進めていける環境を築いてくれており私にとって大きな財産でもあり社員一人一人が誇りでもあります。
自分たちで調べて成長する力
弊社の社員はみな自分たちで調べて成長する力を持っています。現状は教育環境について、会社から具体的なカリキュラムなどを提供しているわけではありません。ただ福利厚生の一環として、書籍の購入や外部トレーニングの受講など、社員の希望や必要に応じて学べる環境は整えています。
今後は先端技術の導入やお客様からの要望、事業展開も見据えながら、WebデザイナーにPHP(コミュニティベースで開発されているオープンソースの汎用Webプログラミング言語)の知識を習得できる講座やWEB制作における写真撮影術を習得するなど、各自の能力や仕事の幅を広げるためのトレーニング環境についても充実させていきたいと考えています。
以前「電話問い合わせにスムーズに応対したい」という機械レンタル業者さまからのリクエストに応えるため、プロのオペレーターでなくとも使うことができる電話応対システムを開発しました。また「一人ずつ異なる複雑な契約を管理しやすくしたい」という霊園業者さまからのリクエストにも応えて、さまざまな契約条件を一括管理できる顧客管理システムも開発しました。弊社は、ソフトウェア・ハードウェア・ウェブサイトの各分野にわたる総合的なITサービス提供を得意としており、お客様と密接にコラボレーションしながら、挑戦する姿勢を失わずに、便利で使いやすい製品・サービスを一緒に創造していきます。
サービスの特徴 | 事業内容
-サービスの特徴-
事業内容
システム開発
販売管理・生産管理をはじめとする業務用アプリケーションを開発します。受託開発だけでなく、自社ブランドでの企画・開発にも積極的に取り組んでいます。
ウェブ制作
ホームページの企画・制作・デザインから、ウェブサーバ・メールサーバの構築、ウェブアプリケーション・スマートホンシステムの開発まで幅広く対応します。
デザイン・出版
新聞折込チラシ・会社案内・社内報・カタログ・パンフレット・ポスターなどの企画・制作もおまかせください。
電話工事・電話システム
内線電話・電話交換機・ビジネスホンなどの構築から、IP電話や電話応対システム(CTI)まで対応します。電話とコンピューターの融合を得意とします。
通信ネットワーク構築・サーバ構築
インターネットVPNの導入や、社内の通信ネットワークの工事もおまかせください。ウェブサーバ・ファイル共有サーバなど各種サーバも構築します。
IT導入支援
パソコンやプリンタの購入、テレビ会議システムの導入、監視カメラの設営、社員へのIT教育、ウイルス対策など総合的にサポート。企業のIT能力をアップします。
システム開発
販売管理・生産管理をはじめとする業務用アプリケーションを開発します。受託開発だけでなく、自社ブランドでの企画・開発にも積極的に取り組んでいます。
ウェブ制作
ホームページの企画・制作・デザインから、ウェブサーバ・メールサーバの構築、ウェブアプリケーション・スマートホンシステムの開発まで幅広く対応します。
デザイン・出版
新聞折込チラシ・会社案内・社内報・カタログ・パンフレット・ポスターなどの企画・制作もおまかせください。
電話工事・電話システム
内線電話・電話交換機・ビジネスホンなどの構築から、IP電話や電話応対システム(CTI)まで対応します。電話とコンピューターの融合を得意とします。
通信ネットワーク構築・サーバ構築
インターネットVPNの導入や、社内の通信ネットワークの工事もおまかせください。ウェブサーバ・ファイル共有サーバなど各種サーバも構築します。
IT導入支援
パソコンやプリンタの購入、テレビ会議システムの導入、監視カメラの設営、社員へのIT教育、ウイルス対策など総合的にサポート。企業のIT能力をアップします。
会社概要
社名 | IT通信株式会社 |
創立年 | 2004年 |
代表者名 | 代表取締役 髙橋 庸正 |
資本金 | 300万円 |
URL |
https://www.it-tusin.com/
|
本社住所 |
〒901-1111 |
事業内容 | ・コンピュータシステム及びソフトウェアの開発、販売、保守 ・WEBサイトの企画、制作、運営 ・広告宣伝及び販売促進並びに印刷物に関する企画、制作、実施 ・ビジネスホン、ボタン電話、デジタル電話交換機の販売、設置、保守 ・パーソナルコンピュータ、複写機、ファクシミリ等事務用機器の販売、設置、保守 ・IT導入支援 |
公開日:2021/12/28 (2023/06/06修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年6月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。
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