
大田
大田区
三郷市
浦安市
川崎市
引継ぎ実績あり
首都圏屈指の生コン輸送会社を中核とする運送業グループ
フィットコーポレーション株式会社
事業拡大と業界貢献を両立する「相続M&A」に取り組む
経営理念
物流トップカンパニーを目指し、すべてのお客様のために、
安全かつ正確な建設資材の輸送により、心豊かな社会創りに貢献します。
従業員が安心して働ける職場をつくり、全社一体となって、
一人ひとりが無事故、無災害、に努めます。
行動指針
一、お客様のニーズに十分応えるために安全安心な輸送サービスを提供します。
一、高度な輸送サービスを提供するために、常に向上心を持ち、自ら学ぶ姿勢を大切にします。
一、安心して働ける職場をつくるために、コミュニケーションを大切にし、より良い信頼関係を築きます。
一、経験から学んできた輸送ノウハウを、全社一体となって進化させます。
一、一人ひとりがお客様に信頼されるファーストコールカンパニーを目指します。
一、豊かな心で最高のサービスを提供し、大京運輸ブランドを築き上げます。
代表者メッセージ
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。弊社は、大京運輸株式会社、ディーケイ建材株式会社、有限会社渡邉運輸、そしてCIテック株式会社を傘下に置く、運送会社グループの持ち株会社です。
今後も安全安心な輸送サービスを提供するため、更なる技術向上を目指し、お客様に満足と感動をお届けすることで社会に信頼される会社として、社員一同、責務を果たしていく所存です。
今後とも皆さまのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 舘 勝宏
私たちのこだわり
大京運輸を中核とする運送業グループ
フィットコーポレーション株式会社は、1968年に私の父が設立した大京運輸株式会社を中核とするグループの持株会社です。大京運輸は、生コンクリート輸送を主要事業としており、現在は首都圏でも有数のコンクリートミキサー車保有台数を誇ります。
フィットコーポレーションは、1984年、大京運輸の給与計算ソフトを開発するために父が設立しました。当時は大半の企業でパソコンが使われるようになった頃で、給与計算ソフトも普及し始めていました。ただ黎明期ということもあり、それらは月給モデルの商品が中心で、日払いや週払いの社員が大半だった大京運輸の給与形態に合う商品がなく、手計算や表計算ソフトで対応していました。事業が順調に拡大し、社員数も大幅に増えていた大京運輸の業務効率化を図るため、大京運輸に適した給与計算ソフトを開発する目的での設立でした。
1994年には法人登記を行い、フィットコーポレーションは今年でちょうど30期目を迎えます。2010年にはホールディングス化し、持株会社体制に移行しました。現在では大京運輸、ディーケイ建材株式会社、有限会社渡邉運輸、CIテック株式会社の4社を傘下に置いています。
33歳で家業に戻り、現場に出て業界を学ぶ
大京運輸は創業当初は決して順風満帆とは言えなかったようで、両親が苦労していた様子を覚えています。事業は徐々に安定していきましたが、私自身は中学、高校と成長するにつれ、周囲の人たちからの「後を継ぐのだろう」というプレッシャーを感じるようになりました。
会社を継ぐ選択肢はあるものの「自分の人生は自分で選びたい」という思いを強く持っていました。そのため、高校卒業後は、大手電機メーカーの工場に就職し、社員寮に入りました。将来的に大京運輸を継ぐにしても、それまでは様々な経験を積み、知見を広げたいと考えてのことでした。
しかし30歳を超えたころ、「本当にこのままでいいのだろうか」と考えさせられる出来事が立て続けに起こりました。また、ふと父の背中を見たときに、「自分が支えるべきなのではないか」という思いが強まりました。熟考を重ねた結果、33歳で家業に入社することを決意しました。
その時すでに、会社は社員数約200名の組織に大きく成長していました。私は一社員として入社しました。業界未経験で、トラックの大型免許も持っていなかったためです。
経営状況も順調に成長路線を描いており、父もまだまだ元気で、事業承継までの時間的余裕がありました。私は朝から晩まで現場に出て、現場の社員と積極的にコミュニケーションを取りながら経験を積み重ねていきました。後から考えると、この時に現場を数多く経験したことは大正解だったと思います。ベテランの社員たちに認めてもらえたのも現場で頑張ったからだと思いますし、現場で働く中で業界を学んだことは私にとってのちのち大きな財産となりました。
ホールディングス化したのち、事業承継
父の後を継ぎ、大京運輸の代表取締役に就任したのは2010年のことです。
その際、大京運輸をそのまま承継するのではなく、将来的な事業拡大などを見据え、会社をホールディングス化することにしました。最初に、それまで別事業を営んでいたフィットコーポレーションの代表取締役に就任しました。そして1年後に父が保有する大京運輸の株式をフィットコーポレーションが買い取るという形で、両社の代表を私が兼ねることになりました。
現在、グループ4社全体の売上高は約20億円ですが、5年後には30億円まで伸ばし、10年後には60億円を達成することを目標に掲げています。目標実現のため「所有と経営の分離」を行うことを決意し、2024年8月に大京運輸の代表を退任しました。今後はフィットコーポレーションに専念してグループの成長・拡大に尽力していくつもりです。
グループの中核である大京運輸の経営を後任に任せることで、私自身はこれまで以上にグループ全体の成長戦略に注力することができます。そしてグループの成長・拡大の重要な手段として私が考えているのがM&Aの活用です。
M&A戦略で事業の拡大と「社員にとってのいい会社」の輪を広げたい
弊社では、社員を「人財」と捉えており、私が組織作りで目指すのは、社員の成長をサポートし「社員の人生を豊かにする会社」です。同業他社とは一線を画し、雇用環境や育成に注力することで差別化を図っています。
グループを筆頭する大京運輸では、父の代から正攻法を旨とし、法令を順守した適正な経営をベースに、育成面では「Daikyo Academy」と題したドライバーとしての仕事のスキルアップにつながる技術教育やキャリアステップをベースにした教育プログラムを備え、入社後各ステージにおいて必要な知識・スキルを学べる仕組みを構築しています。「Daikyo Academy」を通じて、理念やビジョンの共有・定着を促進しています。
大京運輸は財務状況だけでなく、社員育成についても運送業界の中では優良企業だという自負があります。M&Aでグループインしてもらった場合は、大京運輸で培った組織づくりを手本として、内部拡充を図り、地域に「社員にとってのいい会社」を増やしていくことで業界イメージの底上げに繋げていきたいです。
「相続M&A」で地域の経営資源を引受ける
今後は、同業の小規模企業を引き受けることで、運送業界全体を盛り上げていきたいと考えています。全日本トラック協会によると、トラック運送事業者の7割以上が車両保有台数20台以下の零細事業者で、その半数が赤字経営です。そして20台以下の零細事業者に共通しているのは、社長がドライバー出身ということです。そして自らもハンドルを握り、トラックを運転しながら会社を経営しています。
ドライバー出身の社長はその積み重ねてきた経験から、何号車が今どこを走っているか把握でき、携帯電話で「次はここに向かってくれ」と指示を出しながら自身も運転しています。ただこのやり方で掌握できるのは20台前後までなのではないかと私は考えています。一方で、社長が車を降りて社長にしかできない仕事に専念し、配車係は信頼する部下に任せるという形をとった会社の場合、30台、40台と車両数が増えていくケースが多々あります。
私の考えとしてはトラックの保有台数が20台以下の零細業者中心に引き受けたいと思っています。20台以下の会社は経営が苦しく、早めに手を打たなければならない財務状況の会社が大半です。しかし日々の仕事に追われ、経営改善の手を打つこともできません。グループインした会社の経営者には、オーナーとしての役割をフィットコーポレーションに移譲し、社長としての仕事に専念してもらえればと思っています。
2024年問題により、M&Aで経営統合をしないと生き残れない会社は今後さらに増加していくと思われます。できれば社長が現役のうちに、肩の荷を下ろして働けるような環境を作るお手伝いをするというのが私の一番やりたいことです。このようなM&A戦略を私は「相続M&A」と呼び、実行していく考えです。社長と社員の雇用を守りながら、「社員にとってのいい会社」を一社でも増やしていきたいです。
大京運輸を中核とする運送業グループ
フィットコーポレーション株式会社は、1968年に私の父が設立した大京運輸株式会社を中核とするグループの持株会社です。大京運輸は、生コンクリート輸送を主要事業としており、現在は首都圏でも有数のコンクリートミキサー車保有台数を誇ります。
フィットコーポレーションは、1984年、大京運輸の給与計算ソフトを開発するために父が設立しました。当時は大半の企業でパソコンが使われるようになった頃で、給与計算ソフトも普及し始めていました。ただ黎明期ということもあり、それらは月給モデルの商品が中心で、日払いや週払いの社員が大半だった大京運輸の給与形態に合う商品がなく、手計算や表計算ソフトで対応していました。事業が順調に拡大し、社員数も大幅に増えていた大京運輸の業務効率化を図るため、大京運輸に適した給与計算ソフトを開発する目的での設立でした。
1994年には法人登記を行い、フィットコーポレーションは今年でちょうど30期目を迎えます。2010年にはホールディングス化し、持株会社体制に移行しました。現在では大京運輸、ディーケイ建材株式会社、有限会社渡邉運輸、CIテック株式会社の4社を傘下に置いています。
33歳で家業に戻り、現場に出て業界を学ぶ
大京運輸は創業当初は決して順風満帆とは言えなかったようで、両親が苦労していた様子を覚えています。事業は徐々に安定していきましたが、私自身は中学、高校と成長するにつれ、周囲の人たちからの「後を継ぐのだろう」というプレッシャーを感じるようになりました。
会社を継ぐ選択肢はあるものの「自分の人生は自分で選びたい」という思いを強く持っていました。そのため、高校卒業後は、大手電機メーカーの工場に就職し、社員寮に入りました。将来的に大京運輸を継ぐにしても、それまでは様々な経験を積み、知見を広げたいと考えてのことでした。
しかし30歳を超えたころ、「本当にこのままでいいのだろうか」と考えさせられる出来事が立て続けに起こりました。また、ふと父の背中を見たときに、「自分が支えるべきなのではないか」という思いが強まりました。熟考を重ねた結果、33歳で家業に入社することを決意しました。
その時すでに、会社は社員数約200名の組織に大きく成長していました。私は一社員として入社しました。業界未経験で、トラックの大型免許も持っていなかったためです。
経営状況も順調に成長路線を描いており、父もまだまだ元気で、事業承継までの時間的余裕がありました。私は朝から晩まで現場に出て、現場の社員と積極的にコミュニケーションを取りながら経験を積み重ねていきました。後から考えると、この時に現場を数多く経験したことは大正解だったと思います。ベテランの社員たちに認めてもらえたのも現場で頑張ったからだと思いますし、現場で働く中で業界を学んだことは私にとってのちのち大きな財産となりました。
ホールディングス化したのち、事業承継
父の後を継ぎ、大京運輸の代表取締役に就任したのは2010年のことです。
その際、大京運輸をそのまま承継するのではなく、将来的な事業拡大などを見据え、会社をホールディングス化することにしました。最初に、それまで別事業を営んでいたフィットコーポレーションの代表取締役に就任しました。そして1年後に父が保有する大京運輸の株式をフィットコーポレーションが買い取るという形で、両社の代表を私が兼ねることになりました。
現在、グループ4社全体の売上高は約20億円ですが、5年後には30億円まで伸ばし、10年後には60億円を達成することを目標に掲げています。目標実現のため「所有と経営の分離」を行うことを決意し、2024年8月に大京運輸の代表を退任しました。今後はフィットコーポレーションに専念してグループの成長・拡大に尽力していくつもりです。
グループの中核である大京運輸の経営を後任に任せることで、私自身はこれまで以上にグループ全体の成長戦略に注力することができます。そしてグループの成長・拡大の重要な手段として私が考えているのがM&Aの活用です。
M&A戦略で事業の拡大と「社員にとってのいい会社」の輪を広げたい
弊社では、社員を「人財」と捉えており、私が組織作りで目指すのは、社員の成長をサポートし「社員の人生を豊かにする会社」です。同業他社とは一線を画し、雇用環境や育成に注力することで差別化を図っています。
グループを筆頭する大京運輸では、父の代から正攻法を旨とし、法令を順守した適正な経営をベースに、育成面では「Daikyo Academy」と題したドライバーとしての仕事のスキルアップにつながる技術教育やキャリアステップをベースにした教育プログラムを備え、入社後各ステージにおいて必要な知識・スキルを学べる仕組みを構築しています。「Daikyo Academy」を通じて、理念やビジョンの共有・定着を促進しています。
大京運輸は財務状況だけでなく、社員育成についても運送業界の中では優良企業だという自負があります。M&Aでグループインしてもらった場合は、大京運輸で培った組織づくりを手本として、内部拡充を図り、地域に「社員にとってのいい会社」を増やしていくことで業界イメージの底上げに繋げていきたいです。
「相続M&A」で地域の経営資源を引受ける
今後は、同業の小規模企業を引き受けることで、運送業界全体を盛り上げていきたいと考えています。全日本トラック協会によると、トラック運送事業者の7割以上が車両保有台数20台以下の零細事業者で、その半数が赤字経営です。そして20台以下の零細事業者に共通しているのは、社長がドライバー出身ということです。そして自らもハンドルを握り、トラックを運転しながら会社を経営しています。
ドライバー出身の社長はその積み重ねてきた経験から、何号車が今どこを走っているか把握でき、携帯電話で「次はここに向かってくれ」と指示を出しながら自身も運転しています。ただこのやり方で掌握できるのは20台前後までなのではないかと私は考えています。一方で、社長が車を降りて社長にしかできない仕事に専念し、配車係は信頼する部下に任せるという形をとった会社の場合、30台、40台と車両数が増えていくケースが多々あります。
私の考えとしてはトラックの保有台数が20台以下の零細業者中心に引き受けたいと思っています。20台以下の会社は経営が苦しく、早めに手を打たなければならない財務状況の会社が大半です。しかし日々の仕事に追われ、経営改善の手を打つこともできません。グループインした会社の経営者には、オーナーとしての役割をフィットコーポレーションに移譲し、社長としての仕事に専念してもらえればと思っています。
2024年問題により、M&Aで経営統合をしないと生き残れない会社は今後さらに増加していくと思われます。できれば社長が現役のうちに、肩の荷を下ろして働けるような環境を作るお手伝いをするというのが私の一番やりたいことです。このようなM&A戦略を私は「相続M&A」と呼び、実行していく考えです。社長と社員の雇用を守りながら、「社員にとってのいい会社」を一社でも増やしていきたいです。
会社概要
社名 | フィットコーポレーション株式会社 |
創立年 | 1984年 |
代表者名 | 代表取締役 舘 勝宏 |
本社住所 |
144-0031 東京都大田区東蒲田1-1-21 |
事業内容 | 一般貨物自動車運送業 産業廃棄物収集運搬業 |
会社沿革
1984年 | 設立 |
フィットコーポレーション株式会社の経営資源引継ぎ募集情報
関連リンク
公開日:2025/02/26
※本記事の内容および所属名称は2025年2月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。