渋谷
渋谷区
引継ぎ実績あり
個を解放し多様な生き方、働き方を応援するライフデザインカンパニー
株式会社エンファクトリー
人材ポリシーは「専業禁止!!」複業を推進する理由とは?
経営理念
生きるを、デザイン。
これからの世の中は、生活や、働き方、生き方を
想像し、自らデザインし、実行する時代です。
そのためには、既成概念を取り払って、
あらゆる「もの・ひと・こと」をあわせ、つなげるなかで、
新たな気付きや機会を得ることがとても大切です。
わたしたちは、たくさんの「en」を創造し、
地域、組織、社会の一人ひとりの
「生きるを、デザイン」を応援していきます!!
代表者メッセージ
E=mc2、誰もが持ってるエネルギーを解き放つ!!
「ほんのわずかな物質にも,膨大なエネルギーが秘められている」。アインシュタインが特殊相対性理論からみちびいた世界で一番有名な式「E=mc2」にあやかり、弊社では、「質量はものすごいエネルギーの塊である」「一人ひとりも、ものすごいエネルギーを持っている」と考え、「人」のポテンシャルを解放していきたいと常々思っています。誰もが、その人なりの人生をデザインし、自らが、人生の主役に躍り出る時代。そんな時代に向けた「その一歩を支援する、自己実現ターミナル」を目指し、関わる人々すべての「生きるを、デザイン。」を応援しています。
代表取締役社長 加藤 健太
私たちのこだわり
大企業で働くことに危機感、そして違和感を感じてベンチャーへ参画
私は新卒でリクルートに入社し、当初は経理や事業企画などに所属し働いていました。入社前から、いわゆる「リクルート事件」の真っただ中で、その後、バブルが崩壊したことで、会社の資産が打撃を受ける中で、本社スタッフは金融機関や国の機関に交渉しながら企業を支えていかなければなりませんでした。
世の中の様々な企業がバブルの後遺症で傷んでおり、倒産なども頻発しておりました。
そんな時にふと感じたのが「大企業で働くということ」への危機感です。一般的に当時は、今も大半はそうですが、会社員は、人生の色んなものを会社にゆだねてます。その一方で、会社が大きくなればなるほど、会社内で今何が起きていて、何が行われているのかを知らないまま働くことにほぼなっていくわけです。
会社が巨額の不良資産と借金を抱えているかもしれませんし、大きなトラブルに巻き込まれ、危機的状況かもしれません。それを知るよしもない社員たちは、現場で一生懸命頑張っている。そのギャップに危機感を感じたわけです。そして「小さい組織でもいいから、全体を把握できるような事業体に関わっていきたい」という思いが強くなりました。
その後、コンサルティングファームに転職していたころに、経営企画部の先輩から声をかけていただき、リクルートと米国About.com社のジョイントベンチャー「オールアバウトジャパン社」に参画することになりました。2005年には取締役CFOの立場で当時のジャスダック市場にIPOし、オンラインセレクトショップ「オールアバウトスタイルストア」の立ち上げにも携わり、その後その事業と「オールアバウトプロファイル」という二つの事業を分社独立させる形で、2011年に株式会社オールアバウトエンファクトリーを設立しました。その後、2013年に株式会社エンファクトリーと社名変更しました。
キーワードは「生きるを、デザイン」
現在、弊社には3つのユニットがあります。一つ目はショッピングユニットです。中でもメインの事業が、「スタイルストア」という事業です。これは、全国津々浦々のこれまでの累計お取引先として3千を超す「つくり手」による、暮らしに寄り添う商品をセレクトし、紹介するECショップです。
もう一つはプロクルユニット。フリーランスや専門家、そして複業(副業)の方々に対し、企業や個人それぞれの課題に合わせて、マッチングはもちろん、ニーズに応じて我々が運用や開発までを手掛ける事業です。「プロが来る」的な意味合いで、プロフェッショナルを、ニーズや課題に合わせてアレンジしています。
最後がライフデザインユニット。主に大企業向けに越境学習分野で、人材育成や組織開発のサービスを提供しています。中でもメインで行っているのが、「複業留学」というサービスです。これからリーダー層になる方を中心に、ベンチャーなどのスピードの早い会社に、本業をしながら複業で課題に挑戦してもらうという実践型のスタイルをとっています。普段の環境とは違う、アウェイな場で実践を積むことで、新しい気付きをもたらし、会社に良き学びを得て戻って活躍いただくのはもちろん、会社や組織の周囲にも波及させるというコンセプトです。
こうしたサービスを展開している背景には、経済が右肩上がりで、終身雇用制がメインだった時代から、不確実性の高い、いわゆるVUCAと言われるような時代へ変遷してきたということがあります。どこの企業でもそうですが、死ぬまで雇用をずっと保証していけるという時代でもありませんし、特に若い世代にはそもそも就社意識というものも薄い、存在してないとも言えます。
一方で、テクノロジー、特にインターネットの発達で、個人側がさまざまな情報を入手したり、さまざまな人とつながれるというメリットも生まれました。これからは僕らが「ローカルプレナー」と名付けているような雇用されてるされてないに関わらず、自らの考え・意志で自己実現を図っていく、そのような人々が増えていくでしょう。そして、個々人が敷かれたレールを走るのではなく、自身でワークスタイルやライフスタイルを選び、道なき道を生きていくという世の中になっていく、そこを後押ししていくような事業を展開しているのです。
社内で実践してきた取り組みが新規事業に成長
このような事業に繋がるアイデアが出やすいのは、会社自体が緩やかなコミュニティやネットワークを意識して、組織作りしていることも影響していると言えます。実際、フリーランスや複業メンバーとの日々のやりとりはもちろんのこと、OBとの交流も活発です。
また、社員に対しても「専業禁止!!」をうたい、複業することを推奨しています。「専業禁止!!」は、きわめて強いメッセ―ジに聞こえますが、厳密には、絶対副業しなさいとしているわけではありません。言い換えると、会社が、レールをひくことが一切ないという意味合いになります。
個人の選択肢が広がっている今、会社自体に雇用やキャリアを委ねるのではなく、今の時代を自分自身がどう生きたいのか、これからをどう生きたいのかを考えてほしい。会社に入るということは、一人の自立した個人として、対等に会社という組織やコミュニティにどう貢献するかを問われるということでもあります。そのうえで自分はどのように会社と関わっていくのかを主体的に考えてほしい、そんな想いをこのキャッチコピーに込めています。
ライフデザインユニットが手掛けるサービスの1つである「複業留学」は、まさに「専業禁止!!」のキャッチフレーズの元、弊社の社員が複業を実践してきた経験やノウハウ、フリーランス・パラレルワーカーとの業務遂行経験、そしてそれが社内に自律的な学習の風土をいかに育んできたのかという実績を活かしたサービスになっています。
経営理念「生きるを、デザイン」に込めた想い
会社を設立した2000年代は、さまざまなインターネットサービスが勃興し、個人の可動領域が非常に広がってきた時代でした。一方で、日本の大企業を中心とした上位下達の文化風土の中で、企業が過去のレガシーで生き残っていくのは厳しいだろうと感じていました。
個の可動領域が広がる中で、個人と会社の関係性も変化する。その際に会社側も考える必要があるし、そのような時代を生きているということ、そのそもそもの認識とそこに必要なリテラシーを個々人に育んでもらいたい。そのうえでどう自分が行動するのか、そんなところを、経営理念の「生きるを、デザイン。」というメッセージに込めています。
いまでこそキャリア自律という言葉が世の中、特にHR界隈ではよく唱えられてますが、自分のキャリアをどう考えるのか、自分の人生をどう考えるのか。まさにそれら全てを貫いているメッセージです。
働き方や個人の多様性を受け入れて見えてきたもの
よく、複業する社員が多いと、管理の大変さや情報漏洩などの不安はないかと心配されます。弊社では立ち上げ当初から、事業全体が見える小さな組織で、かつ情報はできるだけオープンにするスタンスを取ることを心掛けてきました。複業についても唯一のルールが社内全体にオープンにすることであり、それは個々人を大人扱いしているということでもあるわけです。透明性を高めていくことはその組織に淀むものが限りなく減ることであり、それを受け入れる寛容度も高まる効用もあり、そんなことがうまくいっている理由かもしれません。
また、多様なバックボーンを持つ人が集まり、自由度を高めれば、コミュニケーションコストはどうしてもかかります。軍隊組織のように画一的なルールを決めてやるというやり方なら簡単かもしれませんが、今の時代には馴染みません。働き方改革もそうですが、今は基本的には、個々の主体性、それぞれの選択を尊重する動きがどんどん広がってきています。難易度は高くなっていってますが、会社経営の視点から考えると、遠心力と求心力のバランス、その両輪をどのように設計し、意識していくかが非常に重要になってきていると思います。
多用なバックボーン持つ人たちをどう束ねるかという手法には、いろんな会社さんの考えや、やり方があると思いますが、我々は、そこに「生きるを、デザイン。」という経営理念とその実践スタイル及び文化、またその理念に沿った事業への共感という部分で緩やかな求心力、エンゲージメントを生んでいると考えてます。
個の解放を。人を後押しするプラットフォームでありたい
今後の展望としては、発掘、育成、強化、そして機会提供、この一連のプロセスを充実させ、世の中に埋もれたり、淀んでいる人材を流動化し、個がそもそも持っているポテンシャルを解放させることをそれぞれのユニットでさらに推進していきたいと考えてます。
弊社はこれまでフリーランスの方、複業の方々と長くお仕事をしてきたので、「こう打ちだしたら分かり易くなり仕事に繋がります」というアドバイスをしたり、企業側には「フリーランスや複業の方々の力をこういうシーンで活用しましょう」という提案ができる立場にあります。優秀なプロはもちろん、可能性がある方々を発掘し、マーケットに即し弊社がアレンジや強化しそして仕事やチャレンジできる機会を提供していく。これはものづくりの方々も同じです。弊社のMDが発掘し、マーケットに即した商品開発の助言をし、強化し、そして売れる場を提供する。
企業内の人々には「越境学習」という機会を企業を通じて提供し、そのポテンシャル発揮できるきっかけを提供する。
そもそも自律的に動け、活躍している人々だけでなく、マジョリティの真ん中、262の6の方々を中心とした世の中のすべての人々が、チャレンジや冒険、生き生きと生きていけるようなプラットフォームになっていくのが理想です。今後は、そうした視点からの事業を複合的に推進し、そのような方々がポテンシャルを発揮した事業の集合体の強さが弊社の原動力になっていくと面白いなと思っています。
メーカーや人材系のビジネスと連携しやすい事業が強み
事業承継に対しては、両者がwin-winになるような形で進めていきたいと思っております。とりわけ、メーカーや人材サービスとのシナジーは作りやすいと考えています。
実際、弊社はモノづくりの小売りから製造までさまざまなフェーズの方とお仕事をさせて頂いています。そのような企業に対しては、弊社の得意領域であるオンライン(WEBマーケティングからシステム開発、運用、DX全般)を用いて事業を拡張させるという部分を中心にシナジーを生み出せるのではないかと思います。
また、さまざまな人材とのコネクションを持っているため、人と人とを繋げるという部分でもお力添えはできると思います。例えば、事業自体は縮小傾向だけど、特定のエリア、業界の会社とのコネクションを持っていますということであれば、タッグを組んで販路を拡大させていく部分でご一緒させていただくこともできると考えています。自社のアセットを活かしてできると思うので、そこをアライアンス、M&Aといった柔軟な形態でご相談が可能です。弊社はしっかりと足元を立て直していけるような実践力があり、内外の優秀な人材の力でここまで事業を伸ばしてきたのが自負する部分です。
そして人材系サービス(人材紹介、仕事マッチング、育成研修事業等)についても、新しいこれからの働き方、キャリア自律といった文脈のなかで、顧客接点などの部分のコラボレーションによりシナジーが生み出せるものと考えております。
まずはお気軽にご相談いただければと思います。
会社は「箱」。ステップの場として使ってもらいたい
「生きるを、デザイン。」や「専業禁止!!」といったメッセージなので、自分の軸を持ってる社員や持ちつつある社員がたくさんいます。もしくはこれから考えていきたいという社員もいます。
逆説的ではありますが、会社へのロイヤリティー(忠誠心)は、多分それほど持っていない気がします(笑)。でも、その分、本当にフラットな大人の会社です。会社を「箱」として考えたら、扱いやすいし、何なら踏み台にもなるようなイメージです。ステップの場としてどんどん使ってもらえたらと思います。「パス・ザ・バトン」じゃないですが、この「箱」をまた新しく入ってくる人達にとっても、そういうステップの場として使ってもらえるには、と私だけが考えるんじゃなくて、ここにいる皆がどうしていくかを考える、そして自分自身もどうしたかを考える、そんな仲間になってくれる方々をお待ちしています。
大企業で働くことに危機感、そして違和感を感じてベンチャーへ参画
私は新卒でリクルートに入社し、当初は経理や事業企画などに所属し働いていました。入社前から、いわゆる「リクルート事件」の真っただ中で、その後、バブルが崩壊したことで、会社の資産が打撃を受ける中で、本社スタッフは金融機関や国の機関に交渉しながら企業を支えていかなければなりませんでした。
世の中の様々な企業がバブルの後遺症で傷んでおり、倒産なども頻発しておりました。
そんな時にふと感じたのが「大企業で働くということ」への危機感です。一般的に当時は、今も大半はそうですが、会社員は、人生の色んなものを会社にゆだねてます。その一方で、会社が大きくなればなるほど、会社内で今何が起きていて、何が行われているのかを知らないまま働くことにほぼなっていくわけです。
会社が巨額の不良資産と借金を抱えているかもしれませんし、大きなトラブルに巻き込まれ、危機的状況かもしれません。それを知るよしもない社員たちは、現場で一生懸命頑張っている。そのギャップに危機感を感じたわけです。そして「小さい組織でもいいから、全体を把握できるような事業体に関わっていきたい」という思いが強くなりました。
その後、コンサルティングファームに転職していたころに、経営企画部の先輩から声をかけていただき、リクルートと米国About.com社のジョイントベンチャー「オールアバウトジャパン社」に参画することになりました。2005年には取締役CFOの立場で当時のジャスダック市場にIPOし、オンラインセレクトショップ「オールアバウトスタイルストア」の立ち上げにも携わり、その後その事業と「オールアバウトプロファイル」という二つの事業を分社独立させる形で、2011年に株式会社オールアバウトエンファクトリーを設立しました。その後、2013年に株式会社エンファクトリーと社名変更しました。
キーワードは「生きるを、デザイン」
現在、弊社には3つのユニットがあります。一つ目はショッピングユニットです。中でもメインの事業が、「スタイルストア」という事業です。これは、全国津々浦々のこれまでの累計お取引先として3千を超す「つくり手」による、暮らしに寄り添う商品をセレクトし、紹介するECショップです。
もう一つはプロクルユニット。フリーランスや専門家、そして複業(副業)の方々に対し、企業や個人それぞれの課題に合わせて、マッチングはもちろん、ニーズに応じて我々が運用や開発までを手掛ける事業です。「プロが来る」的な意味合いで、プロフェッショナルを、ニーズや課題に合わせてアレンジしています。
最後がライフデザインユニット。主に大企業向けに越境学習分野で、人材育成や組織開発のサービスを提供しています。中でもメインで行っているのが、「複業留学」というサービスです。これからリーダー層になる方を中心に、ベンチャーなどのスピードの早い会社に、本業をしながら複業で課題に挑戦してもらうという実践型のスタイルをとっています。普段の環境とは違う、アウェイな場で実践を積むことで、新しい気付きをもたらし、会社に良き学びを得て戻って活躍いただくのはもちろん、会社や組織の周囲にも波及させるというコンセプトです。
こうしたサービスを展開している背景には、経済が右肩上がりで、終身雇用制がメインだった時代から、不確実性の高い、いわゆるVUCAと言われるような時代へ変遷してきたということがあります。どこの企業でもそうですが、死ぬまで雇用をずっと保証していけるという時代でもありませんし、特に若い世代にはそもそも就社意識というものも薄い、存在してないとも言えます。
一方で、テクノロジー、特にインターネットの発達で、個人側がさまざまな情報を入手したり、さまざまな人とつながれるというメリットも生まれました。これからは僕らが「ローカルプレナー」と名付けているような雇用されてるされてないに関わらず、自らの考え・意志で自己実現を図っていく、そのような人々が増えていくでしょう。そして、個々人が敷かれたレールを走るのではなく、自身でワークスタイルやライフスタイルを選び、道なき道を生きていくという世の中になっていく、そこを後押ししていくような事業を展開しているのです。
社内で実践してきた取り組みが新規事業に成長
このような事業に繋がるアイデアが出やすいのは、会社自体が緩やかなコミュニティやネットワークを意識して、組織作りしていることも影響していると言えます。実際、フリーランスや複業メンバーとの日々のやりとりはもちろんのこと、OBとの交流も活発です。
また、社員に対しても「専業禁止!!」をうたい、複業することを推奨しています。「専業禁止!!」は、きわめて強いメッセ―ジに聞こえますが、厳密には、絶対副業しなさいとしているわけではありません。言い換えると、会社が、レールをひくことが一切ないという意味合いになります。
個人の選択肢が広がっている今、会社自体に雇用やキャリアを委ねるのではなく、今の時代を自分自身がどう生きたいのか、これからをどう生きたいのかを考えてほしい。会社に入るということは、一人の自立した個人として、対等に会社という組織やコミュニティにどう貢献するかを問われるということでもあります。そのうえで自分はどのように会社と関わっていくのかを主体的に考えてほしい、そんな想いをこのキャッチコピーに込めています。
ライフデザインユニットが手掛けるサービスの1つである「複業留学」は、まさに「専業禁止!!」のキャッチフレーズの元、弊社の社員が複業を実践してきた経験やノウハウ、フリーランス・パラレルワーカーとの業務遂行経験、そしてそれが社内に自律的な学習の風土をいかに育んできたのかという実績を活かしたサービスになっています。
経営理念「生きるを、デザイン」に込めた想い
会社を設立した2000年代は、さまざまなインターネットサービスが勃興し、個人の可動領域が非常に広がってきた時代でした。一方で、日本の大企業を中心とした上位下達の文化風土の中で、企業が過去のレガシーで生き残っていくのは厳しいだろうと感じていました。
個の可動領域が広がる中で、個人と会社の関係性も変化する。その際に会社側も考える必要があるし、そのような時代を生きているということ、そのそもそもの認識とそこに必要なリテラシーを個々人に育んでもらいたい。そのうえでどう自分が行動するのか、そんなところを、経営理念の「生きるを、デザイン。」というメッセージに込めています。
いまでこそキャリア自律という言葉が世の中、特にHR界隈ではよく唱えられてますが、自分のキャリアをどう考えるのか、自分の人生をどう考えるのか。まさにそれら全てを貫いているメッセージです。
働き方や個人の多様性を受け入れて見えてきたもの
よく、複業する社員が多いと、管理の大変さや情報漏洩などの不安はないかと心配されます。弊社では立ち上げ当初から、事業全体が見える小さな組織で、かつ情報はできるだけオープンにするスタンスを取ることを心掛けてきました。複業についても唯一のルールが社内全体にオープンにすることであり、それは個々人を大人扱いしているということでもあるわけです。透明性を高めていくことはその組織に淀むものが限りなく減ることであり、それを受け入れる寛容度も高まる効用もあり、そんなことがうまくいっている理由かもしれません。
また、多様なバックボーンを持つ人が集まり、自由度を高めれば、コミュニケーションコストはどうしてもかかります。軍隊組織のように画一的なルールを決めてやるというやり方なら簡単かもしれませんが、今の時代には馴染みません。働き方改革もそうですが、今は基本的には、個々の主体性、それぞれの選択を尊重する動きがどんどん広がってきています。難易度は高くなっていってますが、会社経営の視点から考えると、遠心力と求心力のバランス、その両輪をどのように設計し、意識していくかが非常に重要になってきていると思います。
多用なバックボーン持つ人たちをどう束ねるかという手法には、いろんな会社さんの考えや、やり方があると思いますが、我々は、そこに「生きるを、デザイン。」という経営理念とその実践スタイル及び文化、またその理念に沿った事業への共感という部分で緩やかな求心力、エンゲージメントを生んでいると考えてます。
個の解放を。人を後押しするプラットフォームでありたい
今後の展望としては、発掘、育成、強化、そして機会提供、この一連のプロセスを充実させ、世の中に埋もれたり、淀んでいる人材を流動化し、個がそもそも持っているポテンシャルを解放させることをそれぞれのユニットでさらに推進していきたいと考えてます。
弊社はこれまでフリーランスの方、複業の方々と長くお仕事をしてきたので、「こう打ちだしたら分かり易くなり仕事に繋がります」というアドバイスをしたり、企業側には「フリーランスや複業の方々の力をこういうシーンで活用しましょう」という提案ができる立場にあります。優秀なプロはもちろん、可能性がある方々を発掘し、マーケットに即し弊社がアレンジや強化しそして仕事やチャレンジできる機会を提供していく。これはものづくりの方々も同じです。弊社のMDが発掘し、マーケットに即した商品開発の助言をし、強化し、そして売れる場を提供する。
企業内の人々には「越境学習」という機会を企業を通じて提供し、そのポテンシャル発揮できるきっかけを提供する。
そもそも自律的に動け、活躍している人々だけでなく、マジョリティの真ん中、262の6の方々を中心とした世の中のすべての人々が、チャレンジや冒険、生き生きと生きていけるようなプラットフォームになっていくのが理想です。今後は、そうした視点からの事業を複合的に推進し、そのような方々がポテンシャルを発揮した事業の集合体の強さが弊社の原動力になっていくと面白いなと思っています。
メーカーや人材系のビジネスと連携しやすい事業が強み
事業承継に対しては、両者がwin-winになるような形で進めていきたいと思っております。とりわけ、メーカーや人材サービスとのシナジーは作りやすいと考えています。
実際、弊社はモノづくりの小売りから製造までさまざまなフェーズの方とお仕事をさせて頂いています。そのような企業に対しては、弊社の得意領域であるオンライン(WEBマーケティングからシステム開発、運用、DX全般)を用いて事業を拡張させるという部分を中心にシナジーを生み出せるのではないかと思います。
また、さまざまな人材とのコネクションを持っているため、人と人とを繋げるという部分でもお力添えはできると思います。例えば、事業自体は縮小傾向だけど、特定のエリア、業界の会社とのコネクションを持っていますということであれば、タッグを組んで販路を拡大させていく部分でご一緒させていただくこともできると考えています。自社のアセットを活かしてできると思うので、そこをアライアンス、M&Aといった柔軟な形態でご相談が可能です。弊社はしっかりと足元を立て直していけるような実践力があり、内外の優秀な人材の力でここまで事業を伸ばしてきたのが自負する部分です。
そして人材系サービス(人材紹介、仕事マッチング、育成研修事業等)についても、新しいこれからの働き方、キャリア自律といった文脈のなかで、顧客接点などの部分のコラボレーションによりシナジーが生み出せるものと考えております。
まずはお気軽にご相談いただければと思います。
会社は「箱」。ステップの場として使ってもらいたい
「生きるを、デザイン。」や「専業禁止!!」といったメッセージなので、自分の軸を持ってる社員や持ちつつある社員がたくさんいます。もしくはこれから考えていきたいという社員もいます。
逆説的ではありますが、会社へのロイヤリティー(忠誠心)は、多分それほど持っていない気がします(笑)。でも、その分、本当にフラットな大人の会社です。会社を「箱」として考えたら、扱いやすいし、何なら踏み台にもなるようなイメージです。ステップの場としてどんどん使ってもらえたらと思います。「パス・ザ・バトン」じゃないですが、この「箱」をまた新しく入ってくる人達にとっても、そういうステップの場として使ってもらえるには、と私だけが考えるんじゃなくて、ここにいる皆がどうしていくかを考える、そして自分自身もどうしたかを考える、そんな仲間になってくれる方々をお待ちしています。
会社概要
社名 | 株式会社エンファクトリー |
創立年 | 2011年 |
代表者名 | 代表取締役社長 CEO加藤 健太 |
資本金 | 2690万円 |
本社住所 |
150-0012 東京都渋谷区広尾1-7-7 広尾マンション105 |
事業内容 | オンラインショッピング事業 専門家マッチング事業 DX推進事業 地域支援サービス事業 人材/組織開発支援サービス事業 |
URL |
https://enfactory.co.jp/
|
会社沿革
2011年 | 株式会社オールアバウトより新設分割し、株式会社オールアバウトエンファクトリーとして渋谷に設立 |
2012年 | 株式会社イードと資本業務提携 |
2013年 | 株式会社エンファクトリーに社名変更 |
2014年 | 企業と現役プロ人材のマッチングサービスプロクルを開始 |
2017年 | フリーランサーやパラレルワーカーのためのチーム支援プラットホームTeamlancerを開始 |
2018年 | 東京都渋谷区広尾に本社移転 |
2019年 | 副業解禁によるメリットを享受しつつ、リスクを可視化・チェックできるサービス「副業特区」を開始 |
2020年 | チーム型「複業」を通じて人材育成を支援する、越境型研修サービス「複業留学」を提供開始 |
2021年 | 企業の事業開発・推進を行うために必要な“プロ人材チーム”を提供し、コンサルティングから実務支援までを一貫して支援する「プロクル」を開始 |
株式会社エンファクトリーの経営資源引継ぎ募集情報
関連リンク
公開日:2022/12/14 (2023/01/25修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年1月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。