宇都宮
宇都宮市
「店づくりは街づくり」多業態の飲食店展開で地域に彩を提供します
株式会社チームバリスタ
アンケートを武器にしたサービス向上で、お客様の喜びを追求します
経営理念
「喜ばれることに、喜びを。」
お客さまだけでなく
共に働く仲間や
お世話になっている業者さま
地域清掃や子ども食堂への取り組みを通じ
地域の皆さまに喜ばれること。も、意味します。
代表者メッセージ
創業の経緯
小学生の頃、私はおばあちゃん子で、家に帰ったらよくおばあちゃんがフライドポテトを揚げていてくれて、それがすごくおいしかった思い出があります。マクドナルドがない時代に、それを友達に分けるのが自慢で、すごく豊かな気持ちになりました。このおばあちゃんの作ってくれたフライドポテトに感動して、コックさんになりたいという夢を抱きました。
小学生のころからの夢は変わらないまま、高校卒業後に外食の道に入りました。どうしても行きたかった外食企業に3回面接で落ちて、4回目で「1週間だけお願いします」と言って働かせてもらいました。そこから1年半で店長になり、3年で社長になりました。その会社では9年間お世話になり、飲食店経営のノウハウを学びました。その後、開業コンサルティング会社にヘッドハンティングされ、ひと月に2店舗くらい焼き鳥屋さんをオープンさせながら、そこでスキルやノウハウをしっかりと獲得しました。
こうした経験を積むなかで、私がやって大繁盛店を出さなかったらこの商売っておかしいなと思い始め、自身での開業を決意し、縁もゆかりもなかった宇都宮の地でいい物件と巡り会い、2011年に最初のお店「炭人の台所ばりきょう」を開業しました。
事業が軌道に乗るまで
開業当初は大苦戦でした。出店して半年くらいはお客様がほぼほぼゼロで、震災もあり、電気が真っ暗ななか仕込みをしたりしていました。色んなことをやりましたが、なかなかお客様はいらっしゃってくれませんでした。また、色んな方に「宇都宮じゃこんな店流行んないよ」とか「宮っ子は厳しいからね」と厳しい言葉を受けましたが、それが逆に励みとなりました。
出店を決めた場所は、周りにいくつも大繁盛店があり、ここに出店して失敗したら私の実力だろうな、ここはお客様の来るところだから間違いないと腹をくくり営業を続け、お客様の求めていることを追求し体現し続けてきたことで、徐々に宇都宮のお客様に選ばれるようになり、今では11店舗を展開するに至りました。
多業態での店舗展開
「店づくりは街づくり」だと思っています。なので、宇都宮のお客様にどんな業態(お店)があったら喜んでもらえるかな、というのを一番に考えてお店を作っています。その結果、現在カフェや餃子屋など業態の異なるお店を11店舗展開しています。
飲食で一番楽なのは横展開で、ラーメン屋さんや焼き鳥屋さんをどんどん展開したりするのは理にかなっていると思います。しかし、私たちはあえて「ゼロ開発」をしています。だからすごくお金もかかるし労力も使いますが、それによって生まれてきたもので宇都宮のみなさまに喜んでもらえていると思っています。
私たちのこだわり
弊社の武器は「アンケート」
弊社の経営理念は「喜ばれることに、喜びを。」であり、コンセプトやカラーの異なる店舗すべてに共通する理念です。この理念を浸透させるため、弊社ならではの取り組みとして「アンケート」があります。
各店舗から毎日100~200枚位のアンケートを回収し、毎週月曜日にその改善策を考えます。普通飲食店に行ってアンケートを書きたいとは思わないでしょうし、書くのも大変だと思いますが、回収率は店舗によっては80%位のところもあり、かなり高い比率で回収できています。せっかくお客様からいただいた言葉なのでしっかりと改善しなくてはいけないという意識は強く、アンケートを集計して、サービス、料理、提供時間をKPIにして、80%未満の箇所は改善の目標を立てて毎日追っていきます。
このアンケートはアルバイトも含め全員が見れるようにし、どのようなお客様の声があり、どのように対応したかというのを可視化させて、共有しています。私たちは、店長もアルバイトも皆このアンケートをとても大切に扱っていて、このアンケートの声とそれに対する行動が、何よりもの理念浸透になっていると思います。
顧客満足度を高めるうえで一番重視していること
大きく「人」ですね。経営理念で「喜ばれることに、喜びを。」という想いでやっていて、そういう想いで料理を作っているのかとか、掃除をしているのか、というのを重視しています。私たちはそこを徹底的に大きく扱います。どんなに料理が上手い人でもそういう想いがない人はうちでは上には行けないです。
従業員育成と地域貢献の両立
従業員数は全体で138名(内、社員45名、アルバイト93名)で平均年齢は約27.3歳。アルバイトは学生が多いので若い人が多いです。学生など社会人経験の浅い人を教えるのは楽しいです。飲食では、みんなで一緒に一つのことを達成する充実感があって、お客様からクレームもらいながら、ピーク帯でうっかり失敗しながらも頑張って成長して、みんなで目標をたてた売上を突破した時の充実感は何よりもうれしいものです。
また、コミュニケーションの勉強もたくさんし、様々な研修も受けました。人を直そう変えようはできないけれども、私は従業員たちの視野を変えようと考え、見ているところを変えるような話し方だったり声掛けをするようにしています。
ただ、社会性という観点で考えると飲食の人間って内々の傾向があり、あまり外を見ないところがあります。そこで、社会性という意味でSDGsだったり、子ども食堂だったり、地域清掃といった社会と関われるような行事を増やしています。
私もそうでしたが、思考のアンテナを高くさせてあげないと、日々の業務の中だけでのルーティーンになってしまい、テレビも世の中の出来事も何も引っかからなくなってしまいます。なので、地域貢献を通じて従業員の視野を広げていけたらと思っています。
今後の展開
次のチャレンジとして、2021年11月にベーカリーレストランをオープンし、2022年にベーカリーを大きくしたものを出店します。私は、ずっとパン屋さんに憧れていて勉強しており、新たな商品を開発して提供したいと思っています。私は、自分の熱を込められるものでないとできないので、商品ラインナップには妥協せず、お店のコンセプトを決めていきたいと思っています。
また、各既存の業態を店長が「事業部長」として広げていけたらなと思っています。飲食の店長って夢がないと思われているので、店長に経験を積ませてあげたいという気持ちが強いです。店長が成長しないと店舗展開は出来ないと思うし、逆に店舗を出さないと成長できないので、「事業部長」というかたちで彼らが既存業態の展開を通じて成長し、広い視野でさらなる夢を持ってくれたらと思っています。
「店づくりは街づくり」を視野に「喜ばれることに、喜びを。」の理念のもと、これからも地域に求められ喜ばれる店づくりをしていきたいと思います。コロナ禍でも懸命に取り組んでいるので未来は明るいと考えています。
弊社の武器は「アンケート」
弊社の経営理念は「喜ばれることに、喜びを。」であり、コンセプトやカラーの異なる店舗すべてに共通する理念です。この理念を浸透させるため、弊社ならではの取り組みとして「アンケート」があります。
各店舗から毎日100~200枚位のアンケートを回収し、毎週月曜日にその改善策を考えます。普通飲食店に行ってアンケートを書きたいとは思わないでしょうし、書くのも大変だと思いますが、回収率は店舗によっては80%位のところもあり、かなり高い比率で回収できています。せっかくお客様からいただいた言葉なのでしっかりと改善しなくてはいけないという意識は強く、アンケートを集計して、サービス、料理、提供時間をKPIにして、80%未満の箇所は改善の目標を立てて毎日追っていきます。
このアンケートはアルバイトも含め全員が見れるようにし、どのようなお客様の声があり、どのように対応したかというのを可視化させて、共有しています。私たちは、店長もアルバイトも皆このアンケートをとても大切に扱っていて、このアンケートの声とそれに対する行動が、何よりもの理念浸透になっていると思います。
顧客満足度を高めるうえで一番重視していること
大きく「人」ですね。経営理念で「喜ばれることに、喜びを。」という想いでやっていて、そういう想いで料理を作っているのかとか、掃除をしているのか、というのを重視しています。私たちはそこを徹底的に大きく扱います。どんなに料理が上手い人でもそういう想いがない人はうちでは上には行けないです。
従業員育成と地域貢献の両立
従業員数は全体で138名(内、社員45名、アルバイト93名)で平均年齢は約27.3歳。アルバイトは学生が多いので若い人が多いです。学生など社会人経験の浅い人を教えるのは楽しいです。飲食では、みんなで一緒に一つのことを達成する充実感があって、お客様からクレームもらいながら、ピーク帯でうっかり失敗しながらも頑張って成長して、みんなで目標をたてた売上を突破した時の充実感は何よりもうれしいものです。
また、コミュニケーションの勉強もたくさんし、様々な研修も受けました。人を直そう変えようはできないけれども、私は従業員たちの視野を変えようと考え、見ているところを変えるような話し方だったり声掛けをするようにしています。
ただ、社会性という観点で考えると飲食の人間って内々の傾向があり、あまり外を見ないところがあります。そこで、社会性という意味でSDGsだったり、子ども食堂だったり、地域清掃といった社会と関われるような行事を増やしています。
私もそうでしたが、思考のアンテナを高くさせてあげないと、日々の業務の中だけでのルーティーンになってしまい、テレビも世の中の出来事も何も引っかからなくなってしまいます。なので、地域貢献を通じて従業員の視野を広げていけたらと思っています。
今後の展開
次のチャレンジとして、2021年11月にベーカリーレストランをオープンし、2022年にベーカリーを大きくしたものを出店します。私は、ずっとパン屋さんに憧れていて勉強しており、新たな商品を開発して提供したいと思っています。私は、自分の熱を込められるものでないとできないので、商品ラインナップには妥協せず、お店のコンセプトを決めていきたいと思っています。
また、各既存の業態を店長が「事業部長」として広げていけたらなと思っています。飲食の店長って夢がないと思われているので、店長に経験を積ませてあげたいという気持ちが強いです。店長が成長しないと店舗展開は出来ないと思うし、逆に店舗を出さないと成長できないので、「事業部長」というかたちで彼らが既存業態の展開を通じて成長し、広い視野でさらなる夢を持ってくれたらと思っています。
「店づくりは街づくり」を視野に「喜ばれることに、喜びを。」の理念のもと、これからも地域に求められ喜ばれる店づくりをしていきたいと思います。コロナ禍でも懸命に取り組んでいるので未来は明るいと考えています。
ツグナラコンサルタントによる紹介
宇都宮市内に異種・多店舗の飲食店を運営し、出店は街づくりの一部と考えている、という社長の話を聞き感銘を受けました。理念経営を実行し育成されたスタッフは、多くのお客様(ファン)を獲得している、今、栃木県で最も有名な飲食店です。
インタビュアーのコメント
会社概要
社名 | 株式会社チームバリスタ |
創立年 | 2012年 |
代表者名 | 代表取締役 磯 信太郎 |
本社住所 |
320-0861 栃木県宇都宮市西1-1-8-2F |
事業内容 | 宇都宮を元気に彩る飲食店の経営 「炭ときどき薪 椛凛」ハンバーグカフェ 「炉ばた 鹿芭莉」Japaneseバル 「원숭이バリ(サルバリ)」韓国食堂 「bariSAIcafe」カフェ 「ピッツァ&ラムの店 Bariton」イタリアンバル 「炭人の台所 ばりきょう」串焼き居酒屋 「鶏そば HIBARI」ラーメン店 「おにくおさけ 呼馬力」大衆肉割烹 「生きてる餃子 バリス」餃子店 「餃子といえば 芭莉龍」GYOZA/SAKE/CAFE 「東の HIBARI」鴨中華&唐揚げ店 計11店舗 |
会社沿革
2010年 | 「炭人の台所 ばりきょう」串焼き居酒屋 出店 |
2012年 | 「ピッツァ&ラムの店 Bariton」イタリアンバル 出店 |
2013年 | 法人設立 「鶏そば HIBARI」ラーメン店 出店 |
2014年 | 「bariSAIcafe」カフェ 出店 |
2015年 | 「炉ばた 鹿芭莉」Japaneseバル 出店 「원숭이バリ(サルバリ)」韓国食堂 出店 |
2017年 | 「おにくおさけ 呼馬力」大衆肉割烹 出店 |
2018年 | 「炭ときどき薪 椛凛」ハンバーグカフェ 出店 |
2019年 | 「生きてる餃子 バリス」餃子店 出店 |
2020年 | 「餃子といえば 芭莉龍」GYOZA/SAKE/CAFE 出店 |
2021年 | 「東の HIBARI」鶏中華&唐揚げ店 出店 |
公開日:2021/10/29 (2023/01/25修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年1月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。