芳賀
芳賀郡益子町
他社にはない技術力を伸ばし、お客様に信頼されるベストパートナーを目指す
有限会社加藤製作所
金属加工・研磨に高品質な製品を納品できるのが「加藤製作所」
経営理念
お取引様に信頼されるベストパートナーを目指し、最良の人と技術を提供し続ける
代表者メッセージ
創業から3代目へ事業承継するまでの歩み
創業者は、元々農家を営みつつ事業に対して興味を強く持ち、手先が器用だったこともあり、便利屋家業で、住宅の建具や電気の修理をやっていました。そのときに、農家で使用していた納屋を利活用して研磨加工をやらないかと声がかかり、祖母と2人で始めたのが創業のきっかけです。
経験も人脈もほとんどない状況でしたが、徐々にお仕事をいただくようになって、1980年(昭和55年)に法人になりました。メーカー、外注先と関係構築ができ、売上も伸びていきました。しかし当時は、明確な契約形態もなく、取引先の財務状況が把握できないこともあって、外注先が代金が支払えない状態があって、弊社に影響が及んでしまいました。そういう時代だったと言ってしまえばそれまでですが、弊社にとって会社存続の危機となる出来事となり結果、多額の借金を負ってしまいました。この状況下で社長に就任したのが先代(父)です。その先の20年は売上のほとんどを従業員の給料と借金返済にあてる日々が続きましたが、弊社の専売特許でもある"研磨"のクオリティはいつも磨きをかけるよう徹底していました。
当時は、研磨を対象とするステンレス、アルミ、チタン、といった製品として時計の裏蓋やドアノブ、ゴルフヘッドを扱っていました。先代(父)は納品も自らの運転で行っていましたが、多くの取引先が遠方だったため毎日疲弊していました。そのような状況の中、大きな交通事故に遭い、弊社のビジネスモデルを根本的に考え直す必要性を強く感じました。有難いことにこの状況を心配していただいていた現在の主要取引先から「うちの仕事1本でやりませんか?」とオファーいただき、当時お付き合いをしていた全ての取引先をお断りして、主要取引先を1本に絞りました。その仕事は、火力発電所におけるタービンブレードの研磨となります。主要取引先がタービンブレード(発電用のタービンにつけられた薄い羽根)の立ち上げ時期だったため、弊社もタービンブレードへのノウハウを蓄積するタイミングとなりました。
家業が変革の時期に差し掛かっていた時に私は埼玉の大学を卒業し、東京都足立区にある金融機関に勤めていました。金融機関では様々な業務を経験させていただき、各企業の売上や財務諸表を見る機会も多くあり企業の財務の良し悪しを理解することができました。程なくして、先代(父)から家業へ戻ってきてほしいと一方を受け、当時は金融機関でやりがいもあり先代の返答への迷いがありました。後継者である自覚もあり、家業へ戻ることは会社を引き継ぐことでもあり財務状況も少し把握していたからです。借金もまだ残っており、厳しい状況であることには変わりありませんでしたが、先代(父)が逆境の中必死に守ってきた様子も間近で見てきましたし、何より従業員の生活を考えると、自分しかいないと社長就任を決意しました。
私たちのこだわり
「機能美」と「光沢美」の2つの美を追求した研磨技術とハイレベルな目視検査
創業してから50年以上、チタンや鋳物など様々な金属の研磨をおこなっています。金属には、複雑な形状や構造、硬さ、精密さなど様々な特徴があり、製品の特性を理解した上で、精密測定機器にて精度を確認し、室内の温度管理や空調管理を行うなど品質にこだわっています。さらに、磨くことによって、機能や性能、熱伝達の向上など「機能的な美しさ」と、金属の光沢などの「見た目の美しさ」が生まれます。弊社は、「機能的な美しさ」と、「見た目の美しさ」の2つの美を追求することによって、お客様が満足する製品をつくり上げています。さらに、複雑な形状の研磨や小ロットの研磨など、機械や大手業者が対応できない研磨が弊社は引き受けていました。磨きのプロとして、金属の性質や形状を熟知した、弊社の熟練した職人たちが、確かな技術力で、ひとつひとつ手研磨で仕上げています。
製品の形状、寸法、材質、成分、品質、性能、耐久性、安全性、機能などを規定した規格は、目視上やサイズ感、触感などで判断しますが、各々感覚が異なるので非常に難しい作業です。それ故、今まで主要取引先独自の目視検査員しか判断することができませんでしたが、弊社でも従業員が積極的に同様の目視判定士の資格を取得してくれたことにより、お互いに意思の疎通が図れ、お客様が求める製品をジャストタイムで納入可能になりました。つまり、弊社の目視検査員は、高水準の検査能力を有しており同業他社にはない弊社の強みです。今まで内製でしかできなかったことを外部に出すということは前例がありませんでした。そのため、タービンブレードに携わっている外部企業でここまでの製造工程を請負うところは国内でも弊社のみと自負しております。当初は全製造工程のうち40分の1程度を担っていましたが、他社が肩代わりできない高レベルの技術を取得したことで寄せられる案件の全てにおいて結果を出せるようになり、工程の3分の2程度を任されるまでになりました。
プロフェッショナル集団がそれぞれのフィールドで力を発揮し会社を再生する
先代(父)は、機械いじりが好きな技術者寄りな人でした。その技術レベルは、工作機械メーカーから購入した機械からいとも簡単に同様の機械を組み上げてしまうほどでした。作業工程も自動化したことで、経費を圧迫していた消耗品の交換回数を減らしたりと創意工夫で利益貢献していました。一方で私は、金融機関で培った経験から自社の財務の問題点や実状を常に把握することで、経済状況の変化や取引先とのトラブルなど経営が苦しくなった時は財務分析を行うことで対処出来るようにしています。専務は、タービンブレードなど製造のノウハウがあるため、メーカー側の困り事や課題を直ぐに見抜けるため実務面において補完関係にありました。
会社の立て直しは、先代(父)の技術と、専務の製品ノウハウ、そして財務分析によって進めていましたが、一番はスキルアップに尽力し、努力し続けた従業員を含む組織力と感じています。創業当初は従業員5~6人で始まり、事業承継をした後に一時は3人まで減りましたが現在は40人を雇用できるまで事業を拡大し成長することが出来ました。経営が苦しかったときには、打ち手が無くなり、断腸の思いでリストラを決断することもありました。ただ、経営基盤を整えたことで家族のような存在でもある苦楽を共にした仲間は守っていくことが使命と感じています。従業員一人一人が大切で、唯一無二の存在です。
コミュニケーションを大切に、性別に囚われず、各々の長所を活かす
毎日、朝礼と昼礼を行い、従業員のスキルを把握するために独自で実施しているマトリックス図を用いるスキルマトリックスを採用しています。このシートを使って、年に3回ほど従業員全員と面談をすることで、現場の声を発信できる機会をつくっています。スキルマトリックスは、作業工程から習熟度を可視化できるようになっていて、従業員全員の評価の指標になります。昼礼は、課長4名と専務を含む6名で行い、午前中の進捗状況を確認し、進捗がスムーズでない場合には、午後どのように挽回するかを話し合います。1分1秒で現状が変わってしまう場合が多い業種なので、早期に対応できるように体制を整えています。可視化することにより、従業員の不足している部分を把握することができます。出来ていると思っていても、客観視するとそうではないということもあります。日々の業務に追われて半年経ってしまったと言い訳するのではなく、何を頑張るべきか、何が足りないのか、得意なことは何かを明確にして、得意なことを誰にも負けない自分だけの武器になるように、半年間の目標を面談時に共有し従業員の声を吸い上げられるようにしています。
従業員の男女比は半々程度です。以前は、作業現場は「男性の仕事」、事務は「女性の仕事」などと無意識に考えていましたが、他社を訪問する機会があり、そこで女性従業員が研磨している様子を目の当たりにして衝撃を受けるとともに、誤った先入観に気付かされました。そこで、重い資材でも机に置いて作業できるようにするなど、女性でも作業がしやすい環境づくりを行いました。弊社は大量生産にも対応しているので、同じ作業を延々と続けることも多いのですが、女性は細かいところまで目が届きますし、淡々と作業してくれます。そういった工夫を作業現場で実践していくうちに興味を持ってくれる人が出てきて、徐々に女性従業員が増えていきました。今はダイバーシティが進行しているように、1人1人の得意なことを引き出して、技術力が向上することで、会社に活気が満ちてそれが個々のモチベーションへと繋がっていくと考えています。
人数が増えていくと、力量を持つ社員に頼ってしまったり属人化してしまう傾向があります。皆が同じレベルで作業ができお互いを知る機会として、工場内で交流できる場を作り、従業員の誕生日をお祝いする習慣、業務の効率化もふくめ従業員同士のコミュニケーションを大切にしています。モチベーションを保つにも個々の変化は見落とさないように日々の会話から状況を把握するようにしています。そのため「この仕事やり遂げたら良い事があるから、弊社だからこそできることをやろうぜ」と盛り上げています。社内ミーティングは、「家族会議」という感覚で実施しています。現状の課題や問題点を皆でディスカッションし、日々の業務で気付いたことから個々で真剣に新しいアイディアを出しあって業務の改善にも役立てています。経営者や幹部が全てを決めるのではなく、従業員みんなで考え、行動を起こすことが会社であり、強い組織と考え今はその好循環のもとで経営が出来ていることに感謝の気持ちでいっぱいです。そのため、従業員だけでなくその家庭もふくめ健康で幸せであることは、企業が存続し続ける上でも一番重要なことです。
今後の展望と、事業承継・M&Aへの考え
主要取引先から請負っている仕事は、全体の7割強に及びます。タービンブレードは、今後も弊社だからこそ提供できるコアコンピタンスであり、この技術と事業スタンスを維持すること、そして請負った業務を丁寧且つ確実におこなうこと、さらに、一貫工程を任せてもらえるよう設備機器を導入して非破壊検査まで受託できるよう取り組んでいきたいです。
そのため会社の進化に合わせて社員教育も必要です。平均年齢は30歳強ではありますが、年齢幅が10代から60代まであり経験則から如何に融合していくかは課題です。考え方が異なる若い世代との接し方、年功者の経験をどう伝えていくかそれぞれにどのようなアプローチが必要かは、教育プログラムの構築と合わせ思考している最中です。今後の事業承継は、身内だけでなく想いも強く意思がある第三者に継いでほしいと考えており経済状況や時代に沿った形で計画していくつもりです。
また、事業基盤の強化も必要に感じています。一本の柱ではなくもう一本の事業軸は作りたいと考えており、新たな事業へのチャレンジを考えています。弊社の業務に付加価値やシナジーを付けるにも、ノウハウや将来性がある会社とアライアンスやビジネスマッチングするなど協業や提携を含め補完し合える環境を作ることも考えています。それと、国土を活かした農業分野への参入や製造加工にいたる六次産業にも強い興味と魅力を感じており、少しでも可能性を見出せるようなことや機会があれば様々なことにも挑戦していきたいです。さらに地域の未来を担う若者や少子高齢化で労働人口が減っていく中で熟練工でもあるシルバー雇用など地域貢献となるような取り組みも出来ればと思っています。地域貢献は他にもボランティア活動や地元のお祭りなどを通して、地域の方々とかかわり、コミュニティを構築しながら栃木県芳賀郡益子町を盛り上げていきたいです。
「機能美」と「光沢美」の2つの美を追求した研磨技術とハイレベルな目視検査
創業してから50年以上、チタンや鋳物など様々な金属の研磨をおこなっています。金属には、複雑な形状や構造、硬さ、精密さなど様々な特徴があり、製品の特性を理解した上で、精密測定機器にて精度を確認し、室内の温度管理や空調管理を行うなど品質にこだわっています。さらに、磨くことによって、機能や性能、熱伝達の向上など「機能的な美しさ」と、金属の光沢などの「見た目の美しさ」が生まれます。弊社は、「機能的な美しさ」と、「見た目の美しさ」の2つの美を追求することによって、お客様が満足する製品をつくり上げています。さらに、複雑な形状の研磨や小ロットの研磨など、機械や大手業者が対応できない研磨が弊社は引き受けていました。磨きのプロとして、金属の性質や形状を熟知した、弊社の熟練した職人たちが、確かな技術力で、ひとつひとつ手研磨で仕上げています。
製品の形状、寸法、材質、成分、品質、性能、耐久性、安全性、機能などを規定した規格は、目視上やサイズ感、触感などで判断しますが、各々感覚が異なるので非常に難しい作業です。それ故、今まで主要取引先独自の目視検査員しか判断することができませんでしたが、弊社でも従業員が積極的に同様の目視判定士の資格を取得してくれたことにより、お互いに意思の疎通が図れ、お客様が求める製品をジャストタイムで納入可能になりました。つまり、弊社の目視検査員は、高水準の検査能力を有しており同業他社にはない弊社の強みです。今まで内製でしかできなかったことを外部に出すということは前例がありませんでした。そのため、タービンブレードに携わっている外部企業でここまでの製造工程を請負うところは国内でも弊社のみと自負しております。当初は全製造工程のうち40分の1程度を担っていましたが、他社が肩代わりできない高レベルの技術を取得したことで寄せられる案件の全てにおいて結果を出せるようになり、工程の3分の2程度を任されるまでになりました。
プロフェッショナル集団がそれぞれのフィールドで力を発揮し会社を再生する
先代(父)は、機械いじりが好きな技術者寄りな人でした。その技術レベルは、工作機械メーカーから購入した機械からいとも簡単に同様の機械を組み上げてしまうほどでした。作業工程も自動化したことで、経費を圧迫していた消耗品の交換回数を減らしたりと創意工夫で利益貢献していました。一方で私は、金融機関で培った経験から自社の財務の問題点や実状を常に把握することで、経済状況の変化や取引先とのトラブルなど経営が苦しくなった時は財務分析を行うことで対処出来るようにしています。専務は、タービンブレードなど製造のノウハウがあるため、メーカー側の困り事や課題を直ぐに見抜けるため実務面において補完関係にありました。
会社の立て直しは、先代(父)の技術と、専務の製品ノウハウ、そして財務分析によって進めていましたが、一番はスキルアップに尽力し、努力し続けた従業員を含む組織力と感じています。創業当初は従業員5~6人で始まり、事業承継をした後に一時は3人まで減りましたが現在は40人を雇用できるまで事業を拡大し成長することが出来ました。経営が苦しかったときには、打ち手が無くなり、断腸の思いでリストラを決断することもありました。ただ、経営基盤を整えたことで家族のような存在でもある苦楽を共にした仲間は守っていくことが使命と感じています。従業員一人一人が大切で、唯一無二の存在です。
コミュニケーションを大切に、性別に囚われず、各々の長所を活かす
毎日、朝礼と昼礼を行い、従業員のスキルを把握するために独自で実施しているマトリックス図を用いるスキルマトリックスを採用しています。このシートを使って、年に3回ほど従業員全員と面談をすることで、現場の声を発信できる機会をつくっています。スキルマトリックスは、作業工程から習熟度を可視化できるようになっていて、従業員全員の評価の指標になります。昼礼は、課長4名と専務を含む6名で行い、午前中の進捗状況を確認し、進捗がスムーズでない場合には、午後どのように挽回するかを話し合います。1分1秒で現状が変わってしまう場合が多い業種なので、早期に対応できるように体制を整えています。可視化することにより、従業員の不足している部分を把握することができます。出来ていると思っていても、客観視するとそうではないということもあります。日々の業務に追われて半年経ってしまったと言い訳するのではなく、何を頑張るべきか、何が足りないのか、得意なことは何かを明確にして、得意なことを誰にも負けない自分だけの武器になるように、半年間の目標を面談時に共有し従業員の声を吸い上げられるようにしています。
従業員の男女比は半々程度です。以前は、作業現場は「男性の仕事」、事務は「女性の仕事」などと無意識に考えていましたが、他社を訪問する機会があり、そこで女性従業員が研磨している様子を目の当たりにして衝撃を受けるとともに、誤った先入観に気付かされました。そこで、重い資材でも机に置いて作業できるようにするなど、女性でも作業がしやすい環境づくりを行いました。弊社は大量生産にも対応しているので、同じ作業を延々と続けることも多いのですが、女性は細かいところまで目が届きますし、淡々と作業してくれます。そういった工夫を作業現場で実践していくうちに興味を持ってくれる人が出てきて、徐々に女性従業員が増えていきました。今はダイバーシティが進行しているように、1人1人の得意なことを引き出して、技術力が向上することで、会社に活気が満ちてそれが個々のモチベーションへと繋がっていくと考えています。
人数が増えていくと、力量を持つ社員に頼ってしまったり属人化してしまう傾向があります。皆が同じレベルで作業ができお互いを知る機会として、工場内で交流できる場を作り、従業員の誕生日をお祝いする習慣、業務の効率化もふくめ従業員同士のコミュニケーションを大切にしています。モチベーションを保つにも個々の変化は見落とさないように日々の会話から状況を把握するようにしています。そのため「この仕事やり遂げたら良い事があるから、弊社だからこそできることをやろうぜ」と盛り上げています。社内ミーティングは、「家族会議」という感覚で実施しています。現状の課題や問題点を皆でディスカッションし、日々の業務で気付いたことから個々で真剣に新しいアイディアを出しあって業務の改善にも役立てています。経営者や幹部が全てを決めるのではなく、従業員みんなで考え、行動を起こすことが会社であり、強い組織と考え今はその好循環のもとで経営が出来ていることに感謝の気持ちでいっぱいです。そのため、従業員だけでなくその家庭もふくめ健康で幸せであることは、企業が存続し続ける上でも一番重要なことです。
今後の展望と、事業承継・M&Aへの考え
主要取引先から請負っている仕事は、全体の7割強に及びます。タービンブレードは、今後も弊社だからこそ提供できるコアコンピタンスであり、この技術と事業スタンスを維持すること、そして請負った業務を丁寧且つ確実におこなうこと、さらに、一貫工程を任せてもらえるよう設備機器を導入して非破壊検査まで受託できるよう取り組んでいきたいです。
そのため会社の進化に合わせて社員教育も必要です。平均年齢は30歳強ではありますが、年齢幅が10代から60代まであり経験則から如何に融合していくかは課題です。考え方が異なる若い世代との接し方、年功者の経験をどう伝えていくかそれぞれにどのようなアプローチが必要かは、教育プログラムの構築と合わせ思考している最中です。今後の事業承継は、身内だけでなく想いも強く意思がある第三者に継いでほしいと考えており経済状況や時代に沿った形で計画していくつもりです。
また、事業基盤の強化も必要に感じています。一本の柱ではなくもう一本の事業軸は作りたいと考えており、新たな事業へのチャレンジを考えています。弊社の業務に付加価値やシナジーを付けるにも、ノウハウや将来性がある会社とアライアンスやビジネスマッチングするなど協業や提携を含め補完し合える環境を作ることも考えています。それと、国土を活かした農業分野への参入や製造加工にいたる六次産業にも強い興味と魅力を感じており、少しでも可能性を見出せるようなことや機会があれば様々なことにも挑戦していきたいです。さらに地域の未来を担う若者や少子高齢化で労働人口が減っていく中で熟練工でもあるシルバー雇用など地域貢献となるような取り組みも出来ればと思っています。地域貢献は他にもボランティア活動や地元のお祭りなどを通して、地域の方々とかかわり、コミュニティを構築しながら栃木県芳賀郡益子町を盛り上げていきたいです。
サービスの特徴 | タービンブレード研磨
-サービスの特徴-
タービンブレード研磨
弊社では長年にわたり火力発電所におけるタービンブレードの研磨をおこなっています。タービンブレードとは、発電用のタービンにつけられた薄い羽根(翼)のことです。火力発電用・原子力発電用のものが存在し、ボイラや原子炉によって発生した蒸気を利用し、タービンブレードを回転させ、電気を発生させるものです。タービンブレードは、非常に大きく、形状や構造はとても複雑です。さらに、その素材のニッケル合金は、非常に硬く、高度な技術力を要します。なによりも、タービンブレードは、熱エネルギーを回転エネルギーへ変換するための高精度な機械であるため、研磨技術の良し悪しが変換効率に大きく寄与するため、より精密な、より正確な、研磨技術が必要となります。これらの研磨を行ってきたのが弊社の熟練した職人たちであり、求められる制度に応えてきたのが弊社の熟練した職人の腕です。これまで培ってきたタービンブレードのノウハウは、様々な場面や様々な製品に応用が可能です。粗研磨から精緻な表面処理をおこなう仕上げ研磨まで、すべての研磨を弊社で簡潔することができ、その高い技術力で、求められる大きさ・形状・素材・精度等のあらゆる面で、ご要望にお応えし、ご提案いたします。
弊社では長年にわたり火力発電所におけるタービンブレードの研磨をおこなっています。タービンブレードとは、発電用のタービンにつけられた薄い羽根(翼)のことです。火力発電用・原子力発電用のものが存在し、ボイラや原子炉によって発生した蒸気を利用し、タービンブレードを回転させ、電気を発生させるものです。タービンブレードは、非常に大きく、形状や構造はとても複雑です。さらに、その素材のニッケル合金は、非常に硬く、高度な技術力を要します。なによりも、タービンブレードは、熱エネルギーを回転エネルギーへ変換するための高精度な機械であるため、研磨技術の良し悪しが変換効率に大きく寄与するため、より精密な、より正確な、研磨技術が必要となります。これらの研磨を行ってきたのが弊社の熟練した職人たちであり、求められる制度に応えてきたのが弊社の熟練した職人の腕です。これまで培ってきたタービンブレードのノウハウは、様々な場面や様々な製品に応用が可能です。粗研磨から精緻な表面処理をおこなう仕上げ研磨まで、すべての研磨を弊社で簡潔することができ、その高い技術力で、求められる大きさ・形状・素材・精度等のあらゆる面で、ご要望にお応えし、ご提案いたします。
ツグナラコンサルタントによる紹介
金属の研磨業を引き継ぎ3代目になる栃木県の企業様です。社員一人ひとりの個性や能力を大事にしながら、それぞれの得意分野を伸ばせる組織づくりを行っています。社内ミーティングや年3回の個別面談で意見を取り入れ、現場への気配りや声かけを欠かさず行うことで、社員の声を経営の改善に活かせるようにしています。加藤社長の気さくなお人柄と社員想いの目線が、活気あふれる明るい職場環境へと繋がっています。
会社概要
社名 | 有限会社加藤製作所 |
創立年 | 1970年 |
代表者名 | 代表取締役 加藤 靖博 |
本社住所 |
321-4215 栃木県芳賀郡益子町生田目46 |
事業内容 | 金属研磨加工(バフ研磨・バレル研磨業) |
URL |
http://katou-kenma.com/
|
会社沿革
1970年 | 加藤 常がライター・腕時計等の金属研磨を自宅納屋にて始める |
1980年 | 加藤 常が代表取締役として、有限会社加藤製作所を設立 |
1986年 | 加藤 博志が代表取締役に就任 |
1993年 | 三菱製鋼宇都宮製作所取引開始 |
1997年 | 火力発電所向けタービンブレード研磨開始 |
1999年 | ダイヤ精密鋳造株式会社(現 三菱重工パワー精密鋳造)取引開始 |
2016年 | 加藤 靖博が代表取締役就任 |
2020年 | 益子町生田目にて第2工場稼働開始 |
有限会社加藤製作所の経営資源引継ぎ募集情報
公開日:2022/01/25 (2023/07/04修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年7月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。