真岡
真岡市
高い品質による信頼と実績で人と社会を未来へつなぐ
株式会社ビットウェイ
新分野へ日々チャレンジする通信技術・通信工事のプロフェッショナル
経営理念
人と社会を未来へつなぐ
当社はより良いサービス品質を御提供するために技術力向上にむけ高い意識をもち新しい分野にも挑戦し続け、御客様に御満足を戴き環境に影響を及ぼす側面を評価し、目的目標を設定し生活環境の保全と地球環境の継続的改善に努めます。
代表者メッセージ
未来へ貢献できる企業として、新しい分野へ日々チャレンジしていきます。
当社は2002年(平成14年)5月の創立以来、電気通信設備工事や電気設備工事を主力に、常に時代を反映した新分野の開拓にも取り組むとともに、幅広い経験と実績を積み重ねて今日に至っております。更に皆様から信頼される会社を目指すために、技術力の向上、業界に誇り得る高品質な施工とサービスの提供、そして環境に調和した活動を通しての社会の発展への貢献、この三つの品質方針を掲げて成長していきたいと願っております。日頃の管理活動の中において周りの環境や人々との良い関係を保ちながら、新しい技術や創意工夫で明日のシステム・メリットを追求する総合プランナー&コントラクターとして、施工からメンテナンスまでのサービスを提供し、施工管理体制についても常に「安全」と「品質管理」を重視し、お客様との信頼関係を維持・向上して行きたいと思っております。今後とも一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
サラリーマン時と全く景色の違った創業時の苦悩
社会人になった当初は、10年ぐらい技術を学んで将来的に個人で技術者としてやっていければと考えており、社長になりたいとは考えていませんでした。しかし、就職した会社が3年目でバブルの煽りで傾いてしまい、身の振り方を考えなければならずその際に起業という選択をしました。当初は個人事業として活動していましたが、1人では受注を獲得することが難しく、人を増やしていく過程で法人へ組織変更をしました。会社員の時は生活サイクルでもオンオフがはっきりしていましたが、創業以降は365日仕事という考え方に変わっていきました。特に、私が創業した時期は景気がものすごく悪いときで、まずは仕事を取ること来るもの拒まずで全て引き受けていました。午前中に受注した案件の現場に直行してそのまま別な現場も行きながら夜まで働くなど、寝る間もなく仕事をしていました。体力的にも非常に大変で、ミスも起こしたり、失敗も数多くありました。ただこの創業期があるからこそ今があると思っています。
様々な方の支えは利害関係を超えた信頼の証
前職の会社が倒産したときに、懇意にしていたお客様に支援いただき起業することができました。そのお客様には今でも本当に感謝しています。信頼関係が築けていたこと、起業をした後も仕事をいただき、師匠のような存在でもあり、ものすごく面倒をみていただきました。
その後もお客さんに恵まれ、大手メーカーの営業の方にサポートいただき、事業を拡大し組織化すると伝えたときは色々なところに紹介して会社も軌道にのり、かなり売上を獲得することとなりました。様々なサポートをいただけた一番の要因は「信頼」だと思っております。取引先という関係を超えた信頼があったからこそだと思います。実は、そのメーカーの営業の方は私の結婚式で挨拶をお願いするまでのお付き合いとなっていました。この方に限らず、様々な方からのサポートがあったことが大きく、その一つでも欠けていれば今は無いというほど、お世話になった方がたくさんいたことは今日の私の礎だと思います。
通信現場の実態と私たちのお仕事について
お客様が大手メーカー中心で県外の仕事がほとんどでした。そのため地元地域との交流が今まで全くといっていいほどありませんでした。ここ最近では、地元商工会議所の青年部に出入りしながら、何か貢献できることがないかと相談してみたり、模索しているところです。
今まで仕事一辺倒で視野が狭すぎたこともあり、社会貢献や地域のためになるようにもう少し広い視野で世間を見ていきたいと思っています。地方の実態になりますが、通信工事に関しては都市部と比べて技術的には遅れているところもあります。弊社でも過去の都市部での経験から貢献できる部分があるのではないかと思っています。あとは、やはり人手不足は強く感じています。働き手がいないというよりも、人が集まらないまたは定着しないという部分は多くありますが、その代わりに地域ならではの信頼関係は強く感じています。
都会と地方で変えたくはありませんが、付き合い方も異なってきます。なかなか通信業界の用語は浸透している都心部と異なり、地域ではなるべくわかりやすい言葉や表現で簡潔に話すようにしています。
5G(第5世代移動通信システム)といっても普通の人には何のことかよくわからないシステムのことかと思います。実際には莫大な設備費用にたくさんの人が介在する大変な仕事になります。一般の人はスマートフォンでインターネットが当たり前のように繋がっているだけの話ですが、その環境を実現するために裏側の通信制御やシステムはすごいことになっており、見渡す限りのサーバーが何千台とあるような覗き込んでも端が見えないようなデータセンターを運用し高速通信は実現しています。
栃木県にもデータセンターはたくさんあり、公表こそされてはおりませんが大きな施設にたくさんのサーバーが配置されています。映画マトリックスの世界のような現実とはかけ離れた風景だと言えます。
終わりなき追求とアップデートする楽しさ
通信工事の業界は業務自体がどんどん減っています。工事自体が不要になりつつあります。技術が向上すると有線工事の現場は自ずと減っていきます。その技術分野を仕事にしたいと考えています。そういう分野でM&Aや経営資源の引継ぎに興味があり、システムエンジニアとかIT技術を持つ企業に興味があります。
やはり、新しい分野へ参入していかないと業界としてもかなり厳しく、常に情報のアンテナを高く持つようにしています。企業が存続することは重要で、10年20年と長く続けられる会社にしていきたいと思っています。家庭用の電源コンセントがなくなり、冷蔵庫を置くだけで電源が入ってしまうなど新たな技術の進化についていくようにしなければいけないことと、そのような技術を提供する側になりたいと考えています。
この業界のおもしろいところは、弛まぬ前進をしていることであり学ぶといっても勉強をし続ける必要があります。今でも資格試験を受験したり、様々な新技術のセミナーなど受講したり、業界から取り残されないように日々学んでいます。業界として存続するために常に変わります。そこがおもしろいところで、変化の基軸も世界基準であり追いかけている技術はグローバル標準でもあります。ルーチンワークや不変的な業務の中にいることは性に合わないかもしれません。嵌ったことに関しては、相当にアップデートしていることが楽しいのかもしれません。今は栃木県真岡市で事業をおこなっていますが、海外進出も含めてどんどん広げていきたいと思っています。
社長にとって会社の存在は?
会社自体が生活そのものでもあり、従業員は家族みたいなものです。それは、一生をかけて一緒にやっていきたいと思えるほどで私にとって、「会社は家と同じようなもの」です。ただ実際のところ、仕事自体は好きなことをやっている趣味みたいなものでもあります。
私たちのこだわり
常に改善、常に進化を止めないチャレンジ精神が重要
品質に関してはどこにも負けないと思っています。ただ品質も高い品質を求めています。施工品質とは、「きちんとしたものをきちんと取り付ける」ことです。私たちが携わっている通信工事業では、取り付けた後に不良であったり、欠陥が発生したりすることはあります。こうした施工不良をどうすれば減らせることが出来るかが大きな課題で、常にその改善を考えて実践しています。
もう一つのこだわりはチャレンジ精神になります。わたしたちの業界は、次々とモノが新しくなり、技術の進歩も速く、そこに工事や施工技術をついていかなければなりません。どんどん新しいものを取り入れていく必要もありますが、そこが億劫になって取り組みが疎かになると経営に直結するため、ひたすらチャレンジをしております。
その中でも今は、5G(第5世代移動通信システム)の工事にチャレンジしようとしています。5Gは携帯電話の基地局のアンテナ設置が進行しているため、関連する仕事を獲得していければと考えています。今後普及が進んでいく分野でもあり、そのため競争が激しく価格競争も厳しい点はありますが、最先端の分野でもあるため社員一丸となって臨んでいきたいと思っています。
仕事に興味を持ってもらうこと、それが定着に繋がる人材教育
会社だけでなく、社員個々についてもどのように新しい技術を習得しそれに修練し対応していくか、組織として解決していかなければなりません。弊社は社員の平均年齢も若いため、習得のスピードは非常に早いと自負しております。この習得スピードの早さは競合他社から見ても大きな強みであるといえます。
また、弊社のメンバーは設置工事だけでなく、例えばパソコンの操作もできるなど色々なことができるのももう一つの強みと思っております。今は5名のメンバーですが、20代から40代までと平均年齢は30代半ばと若いことが特徴です。電気工事業界は若い人がなかなか入ってこない業界でもあるので、危険を伴う作業や業務内容がつらいとか、あまり印象が良くない点もあります。弊社ではサーバーの設置などは涼しい環境での工事が主体でもあって、労働環境としては働きやすいと思っております。
労働環境の他に仕事に対して、興味を持ってもらうことにも心掛けています。興味があれば、覚えも早いからです。特に若い人には、仕事に興味を持たせるような働きかけをしています。見たことのないデータセンターの現場を見ると感嘆と非現実的な世界におもしろさを感じてもらえ、少しでも実務への興味や関心を持たせるようにしています。
人員の育成は基本的にはOJT(現任訓練:On the Job Training)です。見て感じるものはかなりあると思うので、現場を見せることが育成にも繋がります。「これが5Gのアンテナなんだよ」と説明すると大抵は大きな反応を示してもらい、そこから工事や施工を知ってもらい業務に繋げています。興味を常に持ってもらえるように、先輩社員や私も直接教えるようにはしています。
現場主義であり繰り返すことでヒトは育つ
弊社の仕事はほとんどがとても大規模なプロジェクトばかりです。取り組んでいる内容も大きく、いきなりプロジェクトにも関われます。ただ、その代わり内容は人命に関わるような通信技術であったり、ミスは絶対にないようにしなければならないことがあります。「人の命に関わる作業だよ」というのはいつも社員に伝えています。それが品質に関わっていき、現場は常に演出もふくめていつも緊張感の中で仕事はおこなっています。
仕事に対する意識や責任、倫理観については、仕事にしっかりと興味を持ってもらうこと、そして仕事を理解してもらうことです。そして理解していき徐々に自分の仕事になった時に、これがどんなに重要な仕事なんだと気付くことができます。こちらから事細かに伝えるより、自分で気づいていく方が勉強になると思っています。現場に出て「こんなに重要な仕事だったんだ」という場面に出会いことは多くあります。そこで気づいた時に、おもしろいと思う反面で、怖さにも気付く場面もあります。私は工事で怪我をしたこともあります。実際は、危険な現場に遭遇もしております。危うく事故となるような失敗もしたことがあります。常にそういう危険と隣り合わせにいることで緊張感は持って仕事をしなければいけないと考えています。
ただ、初めからそんなことを言ってもわからないので、仕事をやっていく中で失敗して気づき学んでいくことが大切です。
常に改善、常に進化を止めないチャレンジ精神が重要
品質に関してはどこにも負けないと思っています。ただ品質も高い品質を求めています。施工品質とは、「きちんとしたものをきちんと取り付ける」ことです。私たちが携わっている通信工事業では、取り付けた後に不良であったり、欠陥が発生したりすることはあります。こうした施工不良をどうすれば減らせることが出来るかが大きな課題で、常にその改善を考えて実践しています。
もう一つのこだわりはチャレンジ精神になります。わたしたちの業界は、次々とモノが新しくなり、技術の進歩も速く、そこに工事や施工技術をついていかなければなりません。どんどん新しいものを取り入れていく必要もありますが、そこが億劫になって取り組みが疎かになると経営に直結するため、ひたすらチャレンジをしております。
その中でも今は、5G(第5世代移動通信システム)の工事にチャレンジしようとしています。5Gは携帯電話の基地局のアンテナ設置が進行しているため、関連する仕事を獲得していければと考えています。今後普及が進んでいく分野でもあり、そのため競争が激しく価格競争も厳しい点はありますが、最先端の分野でもあるため社員一丸となって臨んでいきたいと思っています。
仕事に興味を持ってもらうこと、それが定着に繋がる人材教育
会社だけでなく、社員個々についてもどのように新しい技術を習得しそれに修練し対応していくか、組織として解決していかなければなりません。弊社は社員の平均年齢も若いため、習得のスピードは非常に早いと自負しております。この習得スピードの早さは競合他社から見ても大きな強みであるといえます。
また、弊社のメンバーは設置工事だけでなく、例えばパソコンの操作もできるなど色々なことができるのももう一つの強みと思っております。今は5名のメンバーですが、20代から40代までと平均年齢は30代半ばと若いことが特徴です。電気工事業界は若い人がなかなか入ってこない業界でもあるので、危険を伴う作業や業務内容がつらいとか、あまり印象が良くない点もあります。弊社ではサーバーの設置などは涼しい環境での工事が主体でもあって、労働環境としては働きやすいと思っております。
労働環境の他に仕事に対して、興味を持ってもらうことにも心掛けています。興味があれば、覚えも早いからです。特に若い人には、仕事に興味を持たせるような働きかけをしています。見たことのないデータセンターの現場を見ると感嘆と非現実的な世界におもしろさを感じてもらえ、少しでも実務への興味や関心を持たせるようにしています。
人員の育成は基本的にはOJT(現任訓練:On the Job Training)です。見て感じるものはかなりあると思うので、現場を見せることが育成にも繋がります。「これが5Gのアンテナなんだよ」と説明すると大抵は大きな反応を示してもらい、そこから工事や施工を知ってもらい業務に繋げています。興味を常に持ってもらえるように、先輩社員や私も直接教えるようにはしています。
現場主義であり繰り返すことでヒトは育つ
弊社の仕事はほとんどがとても大規模なプロジェクトばかりです。取り組んでいる内容も大きく、いきなりプロジェクトにも関われます。ただ、その代わり内容は人命に関わるような通信技術であったり、ミスは絶対にないようにしなければならないことがあります。「人の命に関わる作業だよ」というのはいつも社員に伝えています。それが品質に関わっていき、現場は常に演出もふくめていつも緊張感の中で仕事はおこなっています。
仕事に対する意識や責任、倫理観については、仕事にしっかりと興味を持ってもらうこと、そして仕事を理解してもらうことです。そして理解していき徐々に自分の仕事になった時に、これがどんなに重要な仕事なんだと気付くことができます。こちらから事細かに伝えるより、自分で気づいていく方が勉強になると思っています。現場に出て「こんなに重要な仕事だったんだ」という場面に出会いことは多くあります。そこで気づいた時に、おもしろいと思う反面で、怖さにも気付く場面もあります。私は工事で怪我をしたこともあります。実際は、危険な現場に遭遇もしております。危うく事故となるような失敗もしたことがあります。常にそういう危険と隣り合わせにいることで緊張感は持って仕事をしなければいけないと考えています。
ただ、初めからそんなことを言ってもわからないので、仕事をやっていく中で失敗して気づき学んでいくことが大切です。
ツグナラコンサルタントによる紹介
生活のインフラを司る通信は時代の変化を先導しています。通信業界自体が常に学び、新しいことへ挑戦し、確実にそして安全にサービスを提供しなくてはいけないと語られた社長の表情は忘れられません。
インタビュアーのコメント
会社概要
社名 | 株式会社ビットウェイ |
創立年 | 2002年 |
代表者名 | 代表取締役 平石 雅人 |
資本金 | 300万円 |
本社住所 |
321-4364 栃木県真岡市長田1-12-11 |
事業内容 | 電気通信設備工事、電気設備工事、監視カメラ設備工事、移動体基地局工事、監視制御設備工事、通信機器メンテナンス |
URL |
https://bitway.jp/
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株式会社ビットウェイの経営資源引継ぎ募集情報
公開日:2021/09/26 (2023/01/25修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年1月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。