糸満
糸満市
本質的価値を提供し感謝創造企業を目指す
ニッシン株式会社
お客様がもっと快適に働ける環境を追求し、新しい金物屋の業態を作っていく
経営理念
理念
本質的価値の創造 人々の真の幸福の追求
企業ミッション
社会に大きな貢献を与え本当に社会から必要とされるチーム
社員とチームのビジョン達成に情熱を注ぐチーム
事業ミッション
もっと快適に働ける環境を届ける
ビジョン
感謝創造一流を目指す
代表者メッセージ
「“働く”をもっと快適に」というコンセプトを屋号に込める
創業当初は、店舗の屋号は「ニッシン」でしたが、後に「ニッシン楽働館」と変更しています。この理由として、人は人生の7割ほどの時間を仕事に費やしますが、この仕事が楽しいものでないと人生を謳歌することもできないという想いがあります。こうして、楽働館というキャッチコピーとも取れるネーミングは、「チームとして楽しむという組織作り」や「働くことが楽しみ」となる意味が込められています。また、創業時からチームとしてコミュニケーションを取りながら楽しく働くことを経営上のポリシーとして考えていましたが、時代の流れとともにより本質的な働くことの楽しさへアプローチすることを意識するようになりました。従業員あっての企業活動という視点から「もっと快適に働ける環境を」というコンセプトが今の事業ミッションとなっています。
本質的価値を創造することはお客様の目的を深く考え続けること
弊社が一番大切にしていることは経営理念でもある本質的価値の創造になります。本質を意識しないと、「何のためにそれをやっているのか」がわからなくなったり、商品やサービスで特徴であったりお客様へ伝えたいことなど偏重することで、結果としてそれが正しく伝わらなくなります。これは売る側、買う側双方にとって悲劇的なこととなり、本質的な価値を見失ってしまうとその場その時の事象に振り回されてしまいます。何の目的で進めているのか、物事を判断しているのか、と「なぜ、なぜ」と掘り下げて考えることを重視します。ある目的を実現するために手段を選択したはずなのに、その手段を実行すること自体が目的となってしまう手段の目的化を防ぐことができます。抽象度を上げて因果関係を意識して物事を見ることが重要なことです。
お客様の目的を深く考えると、「商品の購入」→「商品の使い道・使い方」→「使用すること現場の成果物となる」→「その商品から別な商品が生まれる」といったように用途ふくめ最終的な目的は様々考えられます。弊社はこのお客様の目的を達成させるための手段を販売しています。そのため、工具をただただ販売するのではなくレンタルすることで容易に商品の使い道や出来ることの範囲を広げられることからレンタル事業を立ち上げました。企業が存続していく上で本質的価値は永遠に追求していくものでもあり日々の中でも自問自答しています。
効率・付加価値・人財力の3要素から生産性イノベーションを掲げる
生産性を向上させる要因として重要な役割を果たすのがイノベーション(物事の「新機軸」「新結合」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」)と捉え、ここ3年は「生産性イノベーション」という経営方針を掲げています。一般的に生産性を上げることは業務効率化と混同されることが多いのですが実は似て非なるものになります。業務効率は、ムリ・ムラ・ムダのある業務内容を改善するために行なう施策のことを言い、結果として業務の高速化や業務処理量の増加が得られます。加えてアウトプットの付加価値と社員の報酬などの人財力、という3つが総合的に上がらなければと本質的な意味で生産性を上げたということにはなりません。弊社はこの効率・付加価値・人財力という3つの要素に分解して、生産性を上げることは、どれだけの資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を投入した結果、どれだけの成果が得られたかという施策を「生産性イノベーション」として取り組んでおります。
今後の展開として、2024年までに3号店の出店を計画しています。弊社はまだ新しい業態の創業期にいると考えています。というのも、まだ業種として「金物屋」として位置付けがあり、薬屋がドラッグストアとなったように「金物屋」という業種から「何とかストア」といったような新しい業態を造り出していければと思っています。「“働く”をもっと快適に」という新しい業態を作る、そういう意味で私たちはまだ新業態の創業期にいると考えており、2024年までのテーマはこうした独自のビジネスモデルを創造することを考えております。
私たちのこだわり
従業員あっての事業の中で習慣化させていくことが重要
クレド(社員への行動規範)やミッションを定義し社内に展開していますが、浸透するには時間が掛かります。ただ、経営理念が無ければ事業の進め方やあるべき姿であったり価値観が変容してしまいます。そしてしっかりと理念を掲げていても全く理解されず浸透もしていかないと意味がありません。そこで分かりやすく浸透させるために、概念図で表すことで少しでも可視化し従業員に理解してもらうことを心掛けています。
そして、どのように理解し浸透させていくかの中で、人には才能は3つあると考えています。一つ目は遺伝的なもの、2番目は環境的なもの、そして3つ目が習慣化させることで才能に目覚めること、獲得することがあります。遺伝的なものと環境によるものは、生まれ持ったものでもあり教育や学習で身につくものではありません。習慣化については、持続学習や才能の開花を手助けすることは可能でありそのことで人生を大きく変えることも出来ると思っています。
弊社はこの才能を引き出すために、全員1日のルーチンワークを企画させ、その実行を習慣化することを実施しています。また、年に1度、自分・家庭・仕事に関する今年のビジョンを発表し、毎日15分だけ、そのビジョン達成に充てるという「ビジョンタイム」を設定しています。そして、毎月2回、具体的にどういったことをビジョンタイムで実施したかを書き出し、感想を共有することで実施内容の正当性や振り返りに役立たせています。
従業員に伝えていることとして、仕事は生活の一部であってワークアンドライフバランスではなくワークアズライフバランスだと伝えています。つまり「仕事が楽しく無ければ、帰っても楽しくない」、24時間は皆平等でもありその時間で人は繋がっています。どこに効率を設けるのか、24時間という時間軸をうまく使い回していくことが出来ることが重要です。ただ、自分を中心に時間は回っているわけではなく、出産・育児であったり家族の介護といった新たな時間が必要になるケースもあります。一人一人が最適な判断の中で質の高い時間を過ごし、その中で仕事の時間もまた最良な配分で割り当てられるようにしたいと考えています。店舗経営をしているので、営業時間や店舗営業に合わせた調達も必要なため多少時間の制約は難しい面もありますが、従業員が考えて自身で選択や判断ができるような環境を構築していきたいと考えています。
お客様、従業員、会社の3者の関係性構築
本質的な価値を追求する上で、お客様が店舗全体に受ける印象についても考えています。
例えば、駐車場の配置一つも店舗設計時に拘りました。来店してくれるお客様がアクセスよく来店できるためにどうするべきか、敷地に面しているどの道路からでもお客様が駐車場へ入りやすいように設計をしました。その他、お客様の年齢層に合わせ店内BGMを選曲をしてみたり、工事現場や外作業の方が来店することも考え、お客様向けへ入口に靴洗い場を設けています。こうした店舗全体の総合的な付加価値を追求していくことで、商品ラインナップやカテゴリーの充実といった定量的な部分だけでなく、どのような目的で来店するのかといったお客様一人一人に本質的な価値を見出していきます。
従業員あっての事業の中で習慣化させていくことが重要
クレド(社員への行動規範)やミッションを定義し社内に展開していますが、浸透するには時間が掛かります。ただ、経営理念が無ければ事業の進め方やあるべき姿であったり価値観が変容してしまいます。そしてしっかりと理念を掲げていても全く理解されず浸透もしていかないと意味がありません。そこで分かりやすく浸透させるために、概念図で表すことで少しでも可視化し従業員に理解してもらうことを心掛けています。
そして、どのように理解し浸透させていくかの中で、人には才能は3つあると考えています。一つ目は遺伝的なもの、2番目は環境的なもの、そして3つ目が習慣化させることで才能に目覚めること、獲得することがあります。遺伝的なものと環境によるものは、生まれ持ったものでもあり教育や学習で身につくものではありません。習慣化については、持続学習や才能の開花を手助けすることは可能でありそのことで人生を大きく変えることも出来ると思っています。
弊社はこの才能を引き出すために、全員1日のルーチンワークを企画させ、その実行を習慣化することを実施しています。また、年に1度、自分・家庭・仕事に関する今年のビジョンを発表し、毎日15分だけ、そのビジョン達成に充てるという「ビジョンタイム」を設定しています。そして、毎月2回、具体的にどういったことをビジョンタイムで実施したかを書き出し、感想を共有することで実施内容の正当性や振り返りに役立たせています。
従業員に伝えていることとして、仕事は生活の一部であってワークアンドライフバランスではなくワークアズライフバランスだと伝えています。つまり「仕事が楽しく無ければ、帰っても楽しくない」、24時間は皆平等でもありその時間で人は繋がっています。どこに効率を設けるのか、24時間という時間軸をうまく使い回していくことが出来ることが重要です。ただ、自分を中心に時間は回っているわけではなく、出産・育児であったり家族の介護といった新たな時間が必要になるケースもあります。一人一人が最適な判断の中で質の高い時間を過ごし、その中で仕事の時間もまた最良な配分で割り当てられるようにしたいと考えています。店舗経営をしているので、営業時間や店舗営業に合わせた調達も必要なため多少時間の制約は難しい面もありますが、従業員が考えて自身で選択や判断ができるような環境を構築していきたいと考えています。
お客様、従業員、会社の3者の関係性構築
本質的な価値を追求する上で、お客様が店舗全体に受ける印象についても考えています。
例えば、駐車場の配置一つも店舗設計時に拘りました。来店してくれるお客様がアクセスよく来店できるためにどうするべきか、敷地に面しているどの道路からでもお客様が駐車場へ入りやすいように設計をしました。その他、お客様の年齢層に合わせ店内BGMを選曲をしてみたり、工事現場や外作業の方が来店することも考え、お客様向けへ入口に靴洗い場を設けています。こうした店舗全体の総合的な付加価値を追求していくことで、商品ラインナップやカテゴリーの充実といった定量的な部分だけでなく、どのような目的で来店するのかといったお客様一人一人に本質的な価値を見出していきます。
サービスの特徴 | 工具のレンタル
-サービスの特徴-
工具のレンタル
商品販売やサービスの本質を考えた際に、お客様の「工具が欲しい。」という欲求ではなく、「穴を開けたり、締めたりしたい。」という本質的なニーズを達成するために、工具の販売だけではなく、コストを下げたレンタルでの提供を行っています。工具や道具を手軽にレンタルできると面白いと思いはじめました。ユンボなどの大型機械をレンタルする事業者はいますが、小さな道具をレンタルするという事業者はほとんどいません。全国的に見てもホームセンターが小規模に展開しているといった状況です。
また、利用者の中には当初想定していた職人さんではなく一般のお客様もおり、PTAや市町村といった団体が地域の草刈り活動で利用する草刈り機をレンタルするといった利用もされてきています。
商品販売やサービスの本質を考えた際に、お客様の「工具が欲しい。」という欲求ではなく、「穴を開けたり、締めたりしたい。」という本質的なニーズを達成するために、工具の販売だけではなく、コストを下げたレンタルでの提供を行っています。工具や道具を手軽にレンタルできると面白いと思いはじめました。ユンボなどの大型機械をレンタルする事業者はいますが、小さな道具をレンタルするという事業者はほとんどいません。全国的に見てもホームセンターが小規模に展開しているといった状況です。
また、利用者の中には当初想定していた職人さんではなく一般のお客様もおり、PTAや市町村といった団体が地域の草刈り活動で利用する草刈り機をレンタルするといった利用もされてきています。
サービスの特徴 | 営業時間の拡大
-サービスの特徴-
営業時間の拡大
「必要なものを必要な時に」というお客様のニーズにより応えるために、開店時間についても通常の金物店、ホームセンターよりも早い時間に営業することで、朝が早い職人さん達が、現場に出勤する前に立ち寄って必要なものを買い物に来ることができるようにしています。
「必要なものを必要な時に」というお客様のニーズにより応えるために、開店時間についても通常の金物店、ホームセンターよりも早い時間に営業することで、朝が早い職人さん達が、現場に出勤する前に立ち寄って必要なものを買い物に来ることができるようにしています。
サービスの特徴 | 店内での惣菜販売「Raku Cafe」
-サービスの特徴-
店内での惣菜販売「Raku Cafe」
お客様である現場の職人さんたちは、食事時に店舗で工具や金物を購入した後に、また別のスーパーやコンビニで食事や飲み物を購入されていました。そこで私たちは、当社をご利用しているお客様の必要なものがここだけで揃えることが出来ればよいのではないか、ということから店内に「Raku Café」と呼ぶ、キッチンとイートインスペースを設けました。
ここでは、現場仕事をするお客様へリーズナブルな価格でボリューム満点の朝食や昼食を提供し、仕事で必要な道具の買い出しと食事をワンストップで行えるようにしました。このような形で、「金物屋」といった従来の業態に拘ること無く、お客様のニーズに即したサービスの提供を行えることが私たちの特徴です。
お客様である現場の職人さんたちは、食事時に店舗で工具や金物を購入した後に、また別のスーパーやコンビニで食事や飲み物を購入されていました。そこで私たちは、当社をご利用しているお客様の必要なものがここだけで揃えることが出来ればよいのではないか、ということから店内に「Raku Café」と呼ぶ、キッチンとイートインスペースを設けました。
ここでは、現場仕事をするお客様へリーズナブルな価格でボリューム満点の朝食や昼食を提供し、仕事で必要な道具の買い出しと食事をワンストップで行えるようにしました。このような形で、「金物屋」といった従来の業態に拘ること無く、お客様のニーズに即したサービスの提供を行えることが私たちの特徴です。
会社概要
社名 | ニッシン株式会社 |
創立年 | 1988年 |
代表者名 | 代表取締役 金城 和行 |
本社住所 |
901-0306 沖縄県糸満市西崎町5-13-6 |
事業内容 | 建築金物資材工具販売、農業資材販売、機械工具レンタル、アウトレット販売、弁当惣菜販売 |
URL |
https://rakudokan.com
|
会社沿革
1988年 | 有限会社西崎興業商事部「ニッシン金物センター」として開店 |
1989年 | 有限会社ニッシンとして独立、法人化 |
2007年 | 店名を「楽働館」に変更 |
2008年 | レンタル事業開始 |
2009年 | 社名を「有限会社ニッシン」から「ニッシン株式会社」へ変更 作業代行事業開始 |
2010年 | 中古商品及びアウトレット商品取扱開始 |
2017年 | 事業拡大につき糸満市西崎町へ移転 RAKU CAFÉ(ラクカフェ)開店 |
公開日:2022/02/08 (2023/04/20修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年4月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。