久喜
久喜市
引継ぎ実績あり
不動産業を主軸に、魅力的な街づくりのため多角的な事業展開を行う
株式会社フジハウジング
「地域の方に、より良い生活を提供する」トータルソリューション企業
経営理念
お客様に信頼される会社
お客様の時代のニーズに対応できる会社
住生活を通し地域に貢献できる会社
代表者メッセージ
株式会社フジハウジングは、地元である埼玉県久喜市を中心に、分譲地開発・注文住宅の分野で地域の皆様へ貢献してきました。
さらに賃貸管理・不動産再生・店舗開発など、不動産トータル業へと会社を発展させ、不動産におけるあらゆるお悩みに応えてきました。
私は弊社の4代目社長となりますが、これまで築いてきた企業価値を継承しながら、時代にあわせた進化を遂げて、お客様に貢献し続けていきたいと存じます。
引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社フジハウジング 代表取締役 藤田 田
私たちのこだわり
地域における不動産課題を総合的に解決する
1967年に、私の祖父が有限会社フジタ農園不動産として創業しました。祖父が創業したきっかけは、準大手証券会社に勤務していた時に、そこの社長から「今後は不動産業をやるといい」と勧められたことだったそうです。もともと実家が庄屋だったこともあり、農地を転用し宅地を販売することを主業としていました。
不動産業を営む中で、単に土地の開発や仲介をするだけではなく、「地域の方に、より良い生活を提供する」という考え方が経営の基本になっていきました。1970年にはベビーブームを受けて、子どもが集まる場、学ぶ場を作ろうと学校法人藤田学園を設立し、幼稚園を開園しました。その後も、ゴルフブームに合わせたゴルフ練習場の開設や、高齢化による介護施設の設立など、時代の流れに応じて積極的に事業を展開しました。
その中心的企業であるフジハウジングでは、不動産の売り手・買い手や貸し手・借り手を仲介する役割である従来の不動産業ではなく、お客様の不動産課題を総合的に解決することをミッションとしています。そのため、仲介以外にも土地活用・開発・不動産管理なども行っています。また、不動産を買い取りして価値を高めたうえで、商品として再販売する事業も行っています。
父の死をきっかけに会社を継ぐことを決意
私は、埼玉県杉戸町(久喜市の隣接)で生まれ、不動産業を営む祖父や父の背中を見て育ちました。学生時代は勉強が得意(好きではない)だったため、父からは「国家公務員や弁護士を目指してみては」と言われており、当社を継ぐことを考えてはいませんでした。
「会社を継ぐ」という思いが生まれたきっかけは、高校3年生の時に父が亡くなったことでした。進路について真剣に考える最中の出来事でもあり、漠然とですが「自分が会社を継ぐんだ」という思いが芽生え、大学は上智大学経済学部経営学科を選びました。
大学卒業後はマーケティングリサーチ会社で市場調査の企画提案を行っていましたが、やがてリサーチの先にある販促戦略にも携わりたいと考え、株式会社サイバーエージェントに転職しました。これらの経験は、現在のマーケティング戦略や経営戦略に活きており、自分の選択に自信を深めました。
フジタグループに入社したのは、2015年に祖父が体調を崩したことがきっかけでした。入社後は専務取締役に就任し、ブランド力や商品力を磨き、会社や商品の見せ方を工夫するマーケティング戦略を進めていきました。あわせて、お客様への接客・営業方針についても見直しを加えて、会社としてのトータルコーディネートを行いました。その結果、2年で業績が大きく伸ばすことができ、祖父や叔父からも認められ、2017年に代表取締役に就任しました。
老舗としての信頼と、問題解決力
弊社の強みは、長い間地域に根ざした信頼に加えて、あらゆる問題に対しての問題解決能力があることです。問題解決能力を磨くために弊社では、週に1度、部署ごとに会議を開催しています。その中で、社員同士が案件ごとの問題点や課題を共有しています。様々な社員から「こうすれば解決できるのではないか」というアイデアが飛び交い、問題解決に繋げています。また、社員の考え方や経験を他の社員に共有することでノウハウが蓄積し、組織全体としての学びの場としても機能しています。こういった組織の問題解決能力の底上げによって、「他の会社がお手上げだった案件でも、フジハウジングさんでは解決できる」というお声をいただくことに繋がっていると考えています。
理念実現に向けて、社員全員で「Wish Note」を作成
弊社では設立以来、「お客様に信頼される会社」「お客様の時代のニーズに対応できる会社」「住生活を通し地域に貢献できる会社」を経営理念に掲げています。その理念を実現に近づけるために、具体的に何をやっていくべきかを社員全員で考える機会を設けました。そこでは、「社会の一員として」、「組織の一員として」、「個人として」という3つの視点から考えを深めてもらいました。
そうすることで誕生したのが、弊社の具体的な行動指針をまとめた「Wish Note」です。たとえば、「お客様に信頼される会社」になるためには、「お客様に誠実に接し、法令や約束、機密を守ります。」「時間を守り、レスポンスを早くします。」という行動指針が定められました。この「Wish Note」の策定にあたっては、私は関与しておらず、社員自らで作成したことで、より現実性の高い行動指針にすることができたと考えています。
また、弊社では社員研修で「自分の人生」について考える機会を設けています。その中で、人生において多くの時間をかけることになる仕事観や働く意義について考えてもらっています。会社として目指すべき方向性と社員自身の働く意義がマッチすれば、人生も有意義なものになるため、価値観のズレやマッチしている部分について「考えさせられる研修」を新入社員は丸一日かけて行います。
地域活性化の一助となりたい
今後も、常にお客様にとって一番いいものを提供できる会社でありたいと考えています。そのためには、不動産業を主軸に据えつつ、より魅力的な街づくりのために弊社ができることを増やしていきたいです。地域が魅力的になることで人が集まり、人口が増加することで、地域の活性化や発展し、ひいては社業繁栄に繋がると考えるからです。
近年では、自社所有ビルにて「地域の方々の健康づくり」に関する新規事業を開始しました。総合的な健康習慣をサポートするために、運動できる環境だけでなく、健康的な食事も提供する必要があると考えました。このように高いニーズに応えながら、利便性の高い施設を運営することは、社会的な意義もあると思っています。
同じ方向性を目指すM&Aを希望
2023年には、久喜市の隣町である加須市の不動産業を営む加須不動産を引き継ぎました。加須不動産は、私がフジハウジングに入社した頃の状況にそっくりであり、私がここを引き継ぐことで必ず共に成長できると確信できたことが引き継ぎの決め手でした。これからマーケティング戦略や営業手法を整えていくつもりですが、フジハウジングのコピーを作るのではなく、加須不動産の歴史も大事にしながら進めていきたいと考えています。
M&Aを実行した後も、フジハウジング、加須不動産共に戸惑いや混乱は少なく、むしろお互いの社員に良い刺激がありました。たとえば、同じ業務内容でも異なる進め方だった場合、より良い方を取り入れることで、双方が業務効率化に繋げることができました。また、加須不動産の経営を見直す過程で、フジハウジングの見直すべき点も洗い出すことができ、より強固な組織を作ることに繋がりました。更に、弊社から加須不動産に幹部を2人送り込んだことで、経営人財の育成やポジションの創出にも繋がっています。
今後のM&Aにおいても、弊社が蓄積してきたノウハウをもとに、お相手の価値も高められるような業種を希望しています。お互いの会社がより良い形で成長し、幸せになれる事業承継を目指しています。同じような方向性を目指す会社様がいらっしゃれば、ぜひお声がけいただきたいです。
地域における不動産課題を総合的に解決する
1967年に、私の祖父が有限会社フジタ農園不動産として創業しました。祖父が創業したきっかけは、準大手証券会社に勤務していた時に、そこの社長から「今後は不動産業をやるといい」と勧められたことだったそうです。もともと実家が庄屋だったこともあり、農地を転用し宅地を販売することを主業としていました。
不動産業を営む中で、単に土地の開発や仲介をするだけではなく、「地域の方に、より良い生活を提供する」という考え方が経営の基本になっていきました。1970年にはベビーブームを受けて、子どもが集まる場、学ぶ場を作ろうと学校法人藤田学園を設立し、幼稚園を開園しました。その後も、ゴルフブームに合わせたゴルフ練習場の開設や、高齢化による介護施設の設立など、時代の流れに応じて積極的に事業を展開しました。
その中心的企業であるフジハウジングでは、不動産の売り手・買い手や貸し手・借り手を仲介する役割である従来の不動産業ではなく、お客様の不動産課題を総合的に解決することをミッションとしています。そのため、仲介以外にも土地活用・開発・不動産管理なども行っています。また、不動産を買い取りして価値を高めたうえで、商品として再販売する事業も行っています。
父の死をきっかけに会社を継ぐことを決意
私は、埼玉県杉戸町(久喜市の隣接)で生まれ、不動産業を営む祖父や父の背中を見て育ちました。学生時代は勉強が得意(好きではない)だったため、父からは「国家公務員や弁護士を目指してみては」と言われており、当社を継ぐことを考えてはいませんでした。
「会社を継ぐ」という思いが生まれたきっかけは、高校3年生の時に父が亡くなったことでした。進路について真剣に考える最中の出来事でもあり、漠然とですが「自分が会社を継ぐんだ」という思いが芽生え、大学は上智大学経済学部経営学科を選びました。
大学卒業後はマーケティングリサーチ会社で市場調査の企画提案を行っていましたが、やがてリサーチの先にある販促戦略にも携わりたいと考え、株式会社サイバーエージェントに転職しました。これらの経験は、現在のマーケティング戦略や経営戦略に活きており、自分の選択に自信を深めました。
フジタグループに入社したのは、2015年に祖父が体調を崩したことがきっかけでした。入社後は専務取締役に就任し、ブランド力や商品力を磨き、会社や商品の見せ方を工夫するマーケティング戦略を進めていきました。あわせて、お客様への接客・営業方針についても見直しを加えて、会社としてのトータルコーディネートを行いました。その結果、2年で業績が大きく伸ばすことができ、祖父や叔父からも認められ、2017年に代表取締役に就任しました。
老舗としての信頼と、問題解決力
弊社の強みは、長い間地域に根ざした信頼に加えて、あらゆる問題に対しての問題解決能力があることです。問題解決能力を磨くために弊社では、週に1度、部署ごとに会議を開催しています。その中で、社員同士が案件ごとの問題点や課題を共有しています。様々な社員から「こうすれば解決できるのではないか」というアイデアが飛び交い、問題解決に繋げています。また、社員の考え方や経験を他の社員に共有することでノウハウが蓄積し、組織全体としての学びの場としても機能しています。こういった組織の問題解決能力の底上げによって、「他の会社がお手上げだった案件でも、フジハウジングさんでは解決できる」というお声をいただくことに繋がっていると考えています。
理念実現に向けて、社員全員で「Wish Note」を作成
弊社では設立以来、「お客様に信頼される会社」「お客様の時代のニーズに対応できる会社」「住生活を通し地域に貢献できる会社」を経営理念に掲げています。その理念を実現に近づけるために、具体的に何をやっていくべきかを社員全員で考える機会を設けました。そこでは、「社会の一員として」、「組織の一員として」、「個人として」という3つの視点から考えを深めてもらいました。
そうすることで誕生したのが、弊社の具体的な行動指針をまとめた「Wish Note」です。たとえば、「お客様に信頼される会社」になるためには、「お客様に誠実に接し、法令や約束、機密を守ります。」「時間を守り、レスポンスを早くします。」という行動指針が定められました。この「Wish Note」の策定にあたっては、私は関与しておらず、社員自らで作成したことで、より現実性の高い行動指針にすることができたと考えています。
また、弊社では社員研修で「自分の人生」について考える機会を設けています。その中で、人生において多くの時間をかけることになる仕事観や働く意義について考えてもらっています。会社として目指すべき方向性と社員自身の働く意義がマッチすれば、人生も有意義なものになるため、価値観のズレやマッチしている部分について「考えさせられる研修」を新入社員は丸一日かけて行います。
地域活性化の一助となりたい
今後も、常にお客様にとって一番いいものを提供できる会社でありたいと考えています。そのためには、不動産業を主軸に据えつつ、より魅力的な街づくりのために弊社ができることを増やしていきたいです。地域が魅力的になることで人が集まり、人口が増加することで、地域の活性化や発展し、ひいては社業繁栄に繋がると考えるからです。
近年では、自社所有ビルにて「地域の方々の健康づくり」に関する新規事業を開始しました。総合的な健康習慣をサポートするために、運動できる環境だけでなく、健康的な食事も提供する必要があると考えました。このように高いニーズに応えながら、利便性の高い施設を運営することは、社会的な意義もあると思っています。
同じ方向性を目指すM&Aを希望
2023年には、久喜市の隣町である加須市の不動産業を営む加須不動産を引き継ぎました。加須不動産は、私がフジハウジングに入社した頃の状況にそっくりであり、私がここを引き継ぐことで必ず共に成長できると確信できたことが引き継ぎの決め手でした。これからマーケティング戦略や営業手法を整えていくつもりですが、フジハウジングのコピーを作るのではなく、加須不動産の歴史も大事にしながら進めていきたいと考えています。
M&Aを実行した後も、フジハウジング、加須不動産共に戸惑いや混乱は少なく、むしろお互いの社員に良い刺激がありました。たとえば、同じ業務内容でも異なる進め方だった場合、より良い方を取り入れることで、双方が業務効率化に繋げることができました。また、加須不動産の経営を見直す過程で、フジハウジングの見直すべき点も洗い出すことができ、より強固な組織を作ることに繋がりました。更に、弊社から加須不動産に幹部を2人送り込んだことで、経営人財の育成やポジションの創出にも繋がっています。
今後のM&Aにおいても、弊社が蓄積してきたノウハウをもとに、お相手の価値も高められるような業種を希望しています。お互いの会社がより良い形で成長し、幸せになれる事業承継を目指しています。同じような方向性を目指す会社様がいらっしゃれば、ぜひお声がけいただきたいです。
ツグナラコンサルタントによる紹介
創業以来「地域の方に、より良い生活を提供する」をスローガンに、不動産業を主軸に事業を多角化してきました。2023年には隣町の不動産業を引き継ぎ、シナジーを生みだしています。今後も、地域や業界のために成長を目指しているツグナラ企業です。
会社概要
社名 | 株式会社フジハウジング |
創立年 | 1967年 |
代表者名 | 代表取締役 藤田 田 |
資本金 | 2000万円 |
本社住所 |
346-0016 埼玉県久喜市久喜東2丁目4-1 |
事業内容 | 不動産開発分譲、店舗開発、増改装、リフォーム、設計・施工・管理、事業用建築、売買仲介、不動産買取再生、賃貸管理・仲介 |
URL |
https://re-fujita.jp/
|
会社沿革
1967年 | 有限会社フジタ農園不動産創業 |
1970年 | 学校法人藤田学園成立 |
1976年 | 有限会社フジタ不動産設立 |
1984年 | 有限会社フジハウジング設立 藤田直樹代表取締役就任 |
1989年 | 有限会社フジタ不動産 株式会社へ組織変更 |
1991年 | 岩槻オルゴゴルフガーデンオープン |
1993年 | 有限会社スエーニョ設立 |
1996年 | 株式会社フジタ不動産から株式会社フジタに商号変更 |
2000年 | 藤田誠二 株式会社フジハウジング代表取締役就任 |
2002年 | もとむらクリニックオープン |
2004年 | 医療社団法人一惠会成立 有限会社フジハウジング 株式会社に組織変更 |
2006年 | 杉戸高野台駅前開発 |
2009年 | 介護老人保健施設はーとぴあ開設 |
2011年 | 農業生産法人誠農社設立 はーとぴあ第2通所開設 ヘルパーステーションみやしろ開設 |
2016年 | 株式会社アップビー設立 太陽光発電所事業開始(久喜市) |
2017年 | フジタグループ創業50周年 フジハウジングすまいの相談窓ロオープン 藤田 田 株式会社フジハウジングの代表取締役に就任 |
2018年 | 新久喜総合病院看護師寮建設工事及び駐車場拡幅工事 久喜市まちづくり事業目的限定寄附実施 |
2019年 | 株式会社フジハウジングが天皇陛下より紺綬褒章を受章 ドラッグストアセキ旗艦店となる久喜中央店企画開発業務 |
2020年 | 太陽光発電所Ⅱ事業開始(杉戸町) |
2021年 | 平成国際大学学生寮新築 新久喜総合病院本町8丁目寮新築 |
2022年 | 新キャッチコピー策定「このまちの幸せのそばに フジタグループ」 看護小規模多機能型 居宅介護施設 開業支援および新築 久喜市空き家の活用サポート窓ロとして久喜市と連携協定を締結 |
2023年 | 小規模不動産特定共同事業者として、金融庁長官·国土交通大臣の登録を取得 (埼玉県内の企業では初) 藤田 田 株式会社フジタの代表取締役に就任 国土交通省所管 賃貸住宅管理業者として業者登録(フジハウジング) 株式会社加須不動産と業務資本提携を締結 |
株式会社フジハウジングの経営資源引継ぎ募集情報
関連リンク
公開日:2024/04/11 (2024/04/12修正)
※本記事の内容および所属名称は2024年4月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。