北葛飾
北葛飾郡松伏町
「良い部品」を「適切な価格」で提供し続ける、圧送業者の味方
株式会社ドリカム
圧送業界を未来へ承継することで社会貢献を目指す
経営理念
企業理念
十分な品質の製品を適切な価格で販売すること
弊社では十分な品質の製品を適切な価格で販売することを理想としています。
事業を継続すること
ただ販売するだけでなく、事業を安定して継続できるよう環境を整備し安心して業務を長く行うこと。
それによって、お客様にも安心してサービスを継続していただける環境を構築すること。
共に学び成長していくこと
成長や信頼は決して一人で得られるものではありません。私たちと関わる全ての人や会社様と、共に成長し社会に貢献していきたい。
そして、さらにより良い製品やサービスを提供できるよう努力して参ります。
代表者メッセージ
「株式会社ドリカム」は、コンクリートポンプ車の消耗部品を販売している会社です。
営業開始より16年以上、200社以上の多くのお客様に部品を供給し、ご使用いただいております。
良い部品をお求めやすい価格でご提供することで、圧送業者様の業務をサポートしております。
代表取締役 孫田 丈太郎
私たちのこだわり
創業の経緯と、入社し、社長を引き継ぐまで
弊社は、埼玉県北葛飾郡松伏町を拠点に、コンクリートポンプ車の消耗部品を販売する会社です。父である先代社長が、長年勤めたコンクリートポンプ車メーカーでの経験をもとに、退職金を元手として2007年に創業しました。はじめは中国で生産されたコンクリートポンプ車を輸入し、国内で販売することを考えていましたが、車両の仕様が日本の法規制をなかなかクリアできず、事業としてうまく展開することができませんでした。そんな中、創業から3年ほど経った際に、車両本体ではなく部品の販売に切り替えて事業を展開し、それが今でもメインの事業となっています。具体的には、コンクリートポンプ車を扱う圧送業者(建設現場に生コンクリートを搬送し、コンクリートポンプ車を使って、所定の場所に生コンクリートを流し込む専門業者)から依頼を受けて、中国のメーカーから輸入した部品をお客様に販売するという事業です。
私は、大学を卒業後に船の運航会社に就職しましたが、その後退職してフリーターとなり、改めて正社員としての仕事を探していました。その頃父に、一緒に働かないかと誘われ、25歳で弊社に入社しました。学生時代は父の勧めで留学をしており、英語を話せたので、父に代わって輸入元の中国メーカーとやりとりすることができました。自ら中国に出張し、紹介を頼りに自分の足で取引先を開拓することに強いやりがいを感じ、何より父が留学させてくれたおかげで得たスキルを仕事で還元できることが嬉しかったです。
2020年以降、父が病気で会社に来られる日が徐々に減り、私と弟の二人で会社を引き継いでいこうという意識が強く芽生えました。一緒に働く中で、父が背中で教えてくれたことを含め、経営について兄弟二人で学びなおし、2022年1月に私が正式に社長に就任しました。弟とは、志をそろえてずっと協力しあってこられたため、役員に就任してもらいました。今では、社長である私と、役員である弟とが力を合わせて、安定した経営のために尽力しています。
売り上げ増加のカギとなったマーケティング力の向上
社長を引き継いで間もなくは、思うように軌道にのらず、売上が1000万円にも満たない苦しい時期もありました。そこで、会社としての経営を軌道にのせるため、事業計画を抜本的に見直すことにしました。今思えば、この時の早急な立て直しこそ、弊社にとっての大きなターニングポイントだったといえます。
弊社に圧倒的に足りなかったのはマーケティング力でした。先代社長は、顧客数の限られたニッチな圧送業界において、マーケティングをそこまで重要視していない印象でした。改めて検討してみると、ターゲットはニッチな圧送業者のみにしぼることができるため、コストを過剰に投入せずとも、効果的な広告宣伝が可能ではないかという結論に至りました。特に相性の良かった方法がダイレクトメールでした。圧送業者のみをピックアップした独自のリストを作成し、そこにダイレクトメールを送りしました。その結果、そこから弊社に興味を持った圧送業者からの問い合わせが増え、顧客獲得につながり、今日までに累計200社以上の皆様に製品を提供させていただきました。
経営理念を体現することで社会に貢献したい
経営理念にある「十分な品質の製品を適切な価格で販売すること」は、父が社長であった時からある言葉です。良い部品を適切な価格で取りそろえることで、圧送業界に貢献したいと思っています。他の経営理念である「事業を継続すること」と「共に学び成長していくこと」という2つの理念は、経営の神様と証される松下幸之助の言葉に感銘をうけた私が、社長就任後に新しくつくりました。
弊社は、中国メーカーとの直接取引の中でコミュニケーションを密にとっているため、価格を抑えつつも、妥協のない品質改善に取り組むことができています。さらに、埼玉県川口市にある産業技術総合センターに通って、最先端の技術や知識を常に学んでいます。その知識やノウハウを前提に中国のメーカーとも交渉ができるので、常に製品を改善し続けることができています。16年間にも渡って積み上げてきたこの知識と経験は、他の会社にはない弊社の特徴のひとつだと思っています。
「共に学び成長していくこと」という理念には、弊社が先頭となって学び、その知識や経験を弊社に関わる皆様とも享受することで、一緒に成長し続けたいという思いを込めています。
最近では、弊社の部品への知識を活かした提案型の営業スタイルにも力を入れています。お問合せをいただくのを待つのではなく、お客様のところに出向いて、部品の経年劣化や品質をチェックし、新たな部品を提案するというスタイルです。お客様も気づいていなかった潜在的なニーズを掘り起こすことができ、お客様にも満足いただいているため、新たな付加価値を提供することができています。会社として、さらにこの営業スタイルを強化していくために、新たな人財の採用を目指しています。今後も、新規既存を問わずお客様を大切にし、より多くのお客様に頼っていただける会社になりたいと思っています。
社会に必要不可欠な圧送業界を未来へ承継したい
1964年の東京オリンピック開催から高度経済成長期を迎えて以降、コンクリートの需要は急激に高まり、近年まで衰えていません。しかし、正しい知識と技術がなくては、コンクリートの品質を低下させ、建物などの耐久性を損なわせてしまいます。「生きもの」といわれるほどデリケートな生コンクリートを運搬するプロフェッショナルである圧送業者の仕事は、建設業界になくてはならない仕事であり、ひいては社会のためになくてはならない存在です。
特に災害大国といわれる日本においては、地震や台風といった自然災害が発生した際、被災地復興に必要不可欠なコンクリートを滞りなく届けるためにも、常に誰かが担わなくてはならない重要な仕事です。しかし、専門性の高いニッチな業界であるため、人財不足が顕著です。特に若手人財が不足しており、圧送業界全体で高齢化が進展しています。社会にとって必要不可欠な業界なので、今後はますます、業界全体で人財の確保が課題になってきます。
圧送業界の未来を次の世代に託していくことこそ、弊社が目指す社会貢献です。いわゆる3K(きつい・汚い・危険)といわれてしまう業界ですが、弊社は、働きやすい環境を整備して、人財が定着しやすい会社を目指しています。そうすることで、若手人財が圧送業界に興味を持つきっかけになればと思っています。人財を採用し、業界全体で知識や技術の承継を行っていくことで、圧送業界を未来につないでいきたいです。
弊社の採用において、学歴は関係ありませんが、工業高校に通われていた方なら、業界や仕事についての理解がスムーズかもしれません。一番重要視することは、真面目で明るく、何でも前向きに取り組むことができることです。そういった好奇心や探究心の強い方と一緒に圧送業界を盛り上げたいと思っています。
変化の激しい時代でも、関連事業者と協力することで経営基盤の強化を図る
現代は、新型コロナウイルスの感染拡大による生活様式の変化や、円安の進行など企業を取り巻く外部環境は激しく変化する時代です。そういった時代に、弊社の理念のひとつである「事業を継続すること」を達成するためには、企業としての経営基盤をより強固なものにしていく必要があると思います。そのためには、関係事業者との協力が必要不可欠だと考えています。たとえば、弊社は部品を提供している会社なので、車両の整備事業を展開する企業との相性が良く、連携することにでお客様に提供できるサービスの幅が広がります。若い世代への技術の承継のために共に力を合わせていける企業様からのお声がけをお待ちしております。
創業の経緯と、入社し、社長を引き継ぐまで
弊社は、埼玉県北葛飾郡松伏町を拠点に、コンクリートポンプ車の消耗部品を販売する会社です。父である先代社長が、長年勤めたコンクリートポンプ車メーカーでの経験をもとに、退職金を元手として2007年に創業しました。はじめは中国で生産されたコンクリートポンプ車を輸入し、国内で販売することを考えていましたが、車両の仕様が日本の法規制をなかなかクリアできず、事業としてうまく展開することができませんでした。そんな中、創業から3年ほど経った際に、車両本体ではなく部品の販売に切り替えて事業を展開し、それが今でもメインの事業となっています。具体的には、コンクリートポンプ車を扱う圧送業者(建設現場に生コンクリートを搬送し、コンクリートポンプ車を使って、所定の場所に生コンクリートを流し込む専門業者)から依頼を受けて、中国のメーカーから輸入した部品をお客様に販売するという事業です。
私は、大学を卒業後に船の運航会社に就職しましたが、その後退職してフリーターとなり、改めて正社員としての仕事を探していました。その頃父に、一緒に働かないかと誘われ、25歳で弊社に入社しました。学生時代は父の勧めで留学をしており、英語を話せたので、父に代わって輸入元の中国メーカーとやりとりすることができました。自ら中国に出張し、紹介を頼りに自分の足で取引先を開拓することに強いやりがいを感じ、何より父が留学させてくれたおかげで得たスキルを仕事で還元できることが嬉しかったです。
2020年以降、父が病気で会社に来られる日が徐々に減り、私と弟の二人で会社を引き継いでいこうという意識が強く芽生えました。一緒に働く中で、父が背中で教えてくれたことを含め、経営について兄弟二人で学びなおし、2022年1月に私が正式に社長に就任しました。弟とは、志をそろえてずっと協力しあってこられたため、役員に就任してもらいました。今では、社長である私と、役員である弟とが力を合わせて、安定した経営のために尽力しています。
売り上げ増加のカギとなったマーケティング力の向上
社長を引き継いで間もなくは、思うように軌道にのらず、売上が1000万円にも満たない苦しい時期もありました。そこで、会社としての経営を軌道にのせるため、事業計画を抜本的に見直すことにしました。今思えば、この時の早急な立て直しこそ、弊社にとっての大きなターニングポイントだったといえます。
弊社に圧倒的に足りなかったのはマーケティング力でした。先代社長は、顧客数の限られたニッチな圧送業界において、マーケティングをそこまで重要視していない印象でした。改めて検討してみると、ターゲットはニッチな圧送業者のみにしぼることができるため、コストを過剰に投入せずとも、効果的な広告宣伝が可能ではないかという結論に至りました。特に相性の良かった方法がダイレクトメールでした。圧送業者のみをピックアップした独自のリストを作成し、そこにダイレクトメールを送りしました。その結果、そこから弊社に興味を持った圧送業者からの問い合わせが増え、顧客獲得につながり、今日までに累計200社以上の皆様に製品を提供させていただきました。
経営理念を体現することで社会に貢献したい
経営理念にある「十分な品質の製品を適切な価格で販売すること」は、父が社長であった時からある言葉です。良い部品を適切な価格で取りそろえることで、圧送業界に貢献したいと思っています。他の経営理念である「事業を継続すること」と「共に学び成長していくこと」という2つの理念は、経営の神様と証される松下幸之助の言葉に感銘をうけた私が、社長就任後に新しくつくりました。
弊社は、中国メーカーとの直接取引の中でコミュニケーションを密にとっているため、価格を抑えつつも、妥協のない品質改善に取り組むことができています。さらに、埼玉県川口市にある産業技術総合センターに通って、最先端の技術や知識を常に学んでいます。その知識やノウハウを前提に中国のメーカーとも交渉ができるので、常に製品を改善し続けることができています。16年間にも渡って積み上げてきたこの知識と経験は、他の会社にはない弊社の特徴のひとつだと思っています。
「共に学び成長していくこと」という理念には、弊社が先頭となって学び、その知識や経験を弊社に関わる皆様とも享受することで、一緒に成長し続けたいという思いを込めています。
最近では、弊社の部品への知識を活かした提案型の営業スタイルにも力を入れています。お問合せをいただくのを待つのではなく、お客様のところに出向いて、部品の経年劣化や品質をチェックし、新たな部品を提案するというスタイルです。お客様も気づいていなかった潜在的なニーズを掘り起こすことができ、お客様にも満足いただいているため、新たな付加価値を提供することができています。会社として、さらにこの営業スタイルを強化していくために、新たな人財の採用を目指しています。今後も、新規既存を問わずお客様を大切にし、より多くのお客様に頼っていただける会社になりたいと思っています。
社会に必要不可欠な圧送業界を未来へ承継したい
1964年の東京オリンピック開催から高度経済成長期を迎えて以降、コンクリートの需要は急激に高まり、近年まで衰えていません。しかし、正しい知識と技術がなくては、コンクリートの品質を低下させ、建物などの耐久性を損なわせてしまいます。「生きもの」といわれるほどデリケートな生コンクリートを運搬するプロフェッショナルである圧送業者の仕事は、建設業界になくてはならない仕事であり、ひいては社会のためになくてはならない存在です。
特に災害大国といわれる日本においては、地震や台風といった自然災害が発生した際、被災地復興に必要不可欠なコンクリートを滞りなく届けるためにも、常に誰かが担わなくてはならない重要な仕事です。しかし、専門性の高いニッチな業界であるため、人財不足が顕著です。特に若手人財が不足しており、圧送業界全体で高齢化が進展しています。社会にとって必要不可欠な業界なので、今後はますます、業界全体で人財の確保が課題になってきます。
圧送業界の未来を次の世代に託していくことこそ、弊社が目指す社会貢献です。いわゆる3K(きつい・汚い・危険)といわれてしまう業界ですが、弊社は、働きやすい環境を整備して、人財が定着しやすい会社を目指しています。そうすることで、若手人財が圧送業界に興味を持つきっかけになればと思っています。人財を採用し、業界全体で知識や技術の承継を行っていくことで、圧送業界を未来につないでいきたいです。
弊社の採用において、学歴は関係ありませんが、工業高校に通われていた方なら、業界や仕事についての理解がスムーズかもしれません。一番重要視することは、真面目で明るく、何でも前向きに取り組むことができることです。そういった好奇心や探究心の強い方と一緒に圧送業界を盛り上げたいと思っています。
変化の激しい時代でも、関連事業者と協力することで経営基盤の強化を図る
現代は、新型コロナウイルスの感染拡大による生活様式の変化や、円安の進行など企業を取り巻く外部環境は激しく変化する時代です。そういった時代に、弊社の理念のひとつである「事業を継続すること」を達成するためには、企業としての経営基盤をより強固なものにしていく必要があると思います。そのためには、関係事業者との協力が必要不可欠だと考えています。たとえば、弊社は部品を提供している会社なので、車両の整備事業を展開する企業との相性が良く、連携することにでお客様に提供できるサービスの幅が広がります。若い世代への技術の承継のために共に力を合わせていける企業様からのお声がけをお待ちしております。
ツグナラコンサルタントによる紹介
建設現場には欠かせないコンクリートを運び、現場で施工するコンクリートポンプ車の部品を提供している企業です。圧送業界というニッチな業界ですが、社会のために必要不可欠な業界で、技術やノウハウを未来へ引き継ぐために新たな人財を求めています。
会社概要
社名 | 株式会社ドリカム |
創立年 | 2007年 |
代表者名 | 代表取締役 孫田 丈太郎 |
資本金 | 300万円 |
事業エリア | |
本社住所 |
343-0113 埼玉県北葛飾郡松伏町ゆめみ野東1-2-21 |
事業内容 | 建設機械の売買、その仲介、輸出入 建設機械の設計、製造、修理及びリース |
URL |
http://dorikamu.com/
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株式会社ドリカムの経営資源引継ぎ募集情報
公開日:2023/11/30
※本記事の内容および所属名称は2023年11月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。