京都市中京
京都市
引継ぎ実績あり
環境と福祉の分野で地域社会への貢献を目指す
株式会社トーカイホールディングス
多角的なビジネスに取り組むトーカイホールディングスの新たな試み
経営理念
『価値創造業』
個人そして組織
チームワーク = 経営資源
経営資源を活性し、高める事が顧客と市場そして、社員と組織によりよい価値と創造が生まれることを信条とする。何事にも学び、努力し、助け合う姿勢を。顧客に、地域に、社会から学び、活かしお返しを、お礼を(還元)する心構え。
代表者メッセージ
私たちは、地域のみなさまからの様々なニーズにお応えすべく、生コンプラント事業、建設資材販売事業、不動産事業、建設業、環境事業、介護事業など、さまざまな事業を展開しつづけています。
多くの事業を展開する中で、トーカイホールディングスの経営理念の根本にあるのは、人財育成による社会貢献です。
向上心や成長意欲のある社員たちが切磋琢磨することで、グループ内に相乗効果を生み出し、仕事を通して地域に貢献できる。人財育成によって、そんな好循環が生まれると考えています。
また私たちは「明日への価値創造」をスローガンとし、人や地域の、そして地球のサステナブルな明日のために環境問題への取り組みも積極的に行っています。
また、未来の価値を創造していくビジネスには、若い力が不可欠です。社員には、常に成長をやめない挑戦者であってほしいと思っています。
弊社の事業を通じて地域環境の創造や地域雇用に貢献し、次の世代が安心して暮らし、更なる成長を追い求めることが出来る地域づくりをしていきたいと考えています。
代表取締役 神農 峰市
私たちのこだわり
弊社創業経緯と学生起業の経験
弊社の起源は、私の父が1969年に設立した丸神商事です。当初は、建設現場で使用されるコンクリートを製造したり、現場に納品したりする事業を営む小規模な会社でしたが、父の努力もあり、コツコツと着実に成長させていたそうです。
私は、5人姉弟の中で4番目に生まれました。家業の後継ぎに悩んでいた両親にとっては、待望の長男でした。祖父も父も経営者だった影響からなのか、「僕は将来社長になる」と宣言するような子どもだったと聞いています。その思いは途切れることなく、大学では、家業を継ぐために経済を学びました。
実は、学生時代に経営目線を養いたいと思い、起業した経験があります。後継者だった私はいつか父の後を継ぎ社長になることは決まっていましたが、自らの力でゼロから会社を立ち上げ、ビジネスをしたいとも考えていました。やるなら、今しかないと、当時は大学生で起業すること自体が珍しい時代でしたが、自身の領域を広げるためにも実行しました。その頃盛り上がりをみせていたレンタルビデオ業界に注目し、似たようなビジネスモデルで事業を立ち上げました。今ではスマートフォンの普及に伴う動画や音楽配信サービスの隆盛により衰退傾向の業界ですが、当時は映画や音楽を楽しみたいと思ったらレンタル店に通うことが一般的であり、月収500万円を稼ぐほどの事業に成功させることができました。事業を立ち上げる前に徹底的にビジネスモデルを研究したことが成功の要因だった考えており、この成功体験は今でも経営者としての糧になっています。
二人三脚で立ち上げた新規事業
大学卒業後は、予定どおり父が経営する丸神商事に入社しました。入社してからは、上司と一緒に取引先を回ったり、コンクリートの発注業務を行ったりして日常業務を学ぶ毎日でした。大学時代に起業したレンタル店事業も継続していたため、二足の草鞋で多忙な毎日を過ごしていました。
父は、会社を永続的に成長し続けることのできる企業体質にするためには、コンクリート事業以外にも別の事業の柱が必要だと考えていました。私の学生時代の起業経験から父と私で新規事業の立ち上げを考えることにしました。マーケット環境や地域特性、人間の消費行動など様々なことに興味を持って調べた結果、注目したのがチケットショップ事業でした。チケットショップのビジネスモデルにおいては、不要となった金券類を仕入れて、必要とする人へ販売することが基本であるため、その回転率が重要になります。だからこそ、数多くの人が集まるターミナル駅などにはチケットショップが集まる傾向にあります。しかし、弊社の地元で一番のターミナル駅ともいえる京都駅の周辺にはチケットショップが全くないことが判明し、これを好機と捉えてチケットショップを出店しました。これが結果として大成功を収めて、私としては三足目の草鞋を履くことになり、365日休みなしで働いていました。今思い返してみると、この時期に圧倒的な経験値を積むことができたため、既存事業拡大時のノウハウや、新規事業展開時における事業戦略や実現性を図る基礎が磨かれたのだと思います。
父の介護経験を経て、多角化経営を目指す
1995年に、父が脳梗塞で急に倒れてしまいました。父は寝たきり状態になってしまい、引き継ぎの猶予もないままに、私が社長に就任せざるを得ませんでした。会社経営と父の介護とを両立する決心をしましたが、日中は社長として奔走し、夜は父の介護をする日々で肉体的にも精神的にも辛い時期でした。
父は、全身麻痺の影響で、言葉を発することも難しかったため、介護に対して、直接感謝の言葉を聞くことはできませんでしたが、他界する前に涙を流していたことは今でもはっきりと覚えています。幼い頃から厳格な父で、特に私に対しては後継者として厳しく接することも多かったので、その時父の涙を初めて見ました。介護を通じて、父に対する私の思いが、父にしっかりと届いていると感じました。
父が亡くなった後、遺言が発見されました。その遺言にしたがって、チケットショップの事業は弟に譲り、私は父の意志を継ぎ、新規事業へ次々と挑戦しました。
1997年には、不動産のマネジメント事業を行うトーカイアセットを設立し、それ以降、建設業の分野でも別会社を設立しています。本格的な多角化経営を推進していくために、2007年にホールディングス化し、現在の弊社となりました。
2011年には、介護事業にも参入しました。父の介護の経験から、家族の思いを届けられるような介護事業を地域で展開していきたいと考え、介護分野への参入を決意しました。
今後は、更に地球環境や福祉事業にも注力し、地域社会へより貢献できる企業を目指していきたいです。そのために、事業所や建設現場で発生する産業廃棄物をリサイクルするコンサルタント事業や老人ホームの運営事業などをスタートしています。
「チームワーク=経営資源」という経営理念
弊社の経営理念として、「チームワーク=経営資源」という言葉を掲げています。人財や設備、時間などの限られた経営資源の中で、最大限の効果を発揮するためには、チームワークが最も重要という考え方です。これは、チームを構成する一人一人が仕事にやりがいを持って成長し、その力をかけ合わせることで、会社としての力を10倍にも100倍にも増幅させることができるという考えに基づいています。この理念を体現するために、トーカイアカデミーという社内学校を開設し、人財育成に力を入れています。
また、「価値創造業」という経営理念も掲げていますが、これを実現するためには、社内も改革し続ける必要があると考えています。そのため、社員でプロジェクトチームを編成し、既存の業務や社内オペレーションを常に見直しています。各々が当事者意識を持って、個人の成長と会社の成長を目指せるような環境を整えることで、結果として弊社の掲げる経営理念の達成に近づいていくと考えています。
ご縁や思いを大切に、今後も事業の多角化を進展させる
弊社は、積極的なM&Aにより、当初の建設業界から事業の多角化に成功しており、今では介護福祉事業や環境マネジメント事業を展開しています。それぞれの事業に相乗効果を発揮できることはもちろんですが、人とのご縁や思いを大切にしながら発展してきました。
また、弊社に入社してくれた社員についても、長く働き続けられる環境を提供したいと思っています。建設や介護の現場では、体力が求められる業務も多いですが、歳を重ねるにつれて体力的な不安を感じる社員がいても、弊社であれば、他事業にも展開しているので、部門を異動することで安心して働き続けることも可能だと考えています。社員とその家族、そしてお客様や協力会社様と地域全体への感謝を忘れずに、常に皆様に胸を張れる経営をしていくことが私の使命です。
今後も、よいご縁があれば、更なる事業の多角化を図っていきたいと思います。また、後継者が不在でお困りの企業についても、弊社で受け皿になれる可能性があるのであればぜひ検討したいので、積極的にお声がけをいただければと思います。
弊社創業経緯と学生起業の経験
弊社の起源は、私の父が1969年に設立した丸神商事です。当初は、建設現場で使用されるコンクリートを製造したり、現場に納品したりする事業を営む小規模な会社でしたが、父の努力もあり、コツコツと着実に成長させていたそうです。
私は、5人姉弟の中で4番目に生まれました。家業の後継ぎに悩んでいた両親にとっては、待望の長男でした。祖父も父も経営者だった影響からなのか、「僕は将来社長になる」と宣言するような子どもだったと聞いています。その思いは途切れることなく、大学では、家業を継ぐために経済を学びました。
実は、学生時代に経営目線を養いたいと思い、起業した経験があります。後継者だった私はいつか父の後を継ぎ社長になることは決まっていましたが、自らの力でゼロから会社を立ち上げ、ビジネスをしたいとも考えていました。やるなら、今しかないと、当時は大学生で起業すること自体が珍しい時代でしたが、自身の領域を広げるためにも実行しました。その頃盛り上がりをみせていたレンタルビデオ業界に注目し、似たようなビジネスモデルで事業を立ち上げました。今ではスマートフォンの普及に伴う動画や音楽配信サービスの隆盛により衰退傾向の業界ですが、当時は映画や音楽を楽しみたいと思ったらレンタル店に通うことが一般的であり、月収500万円を稼ぐほどの事業に成功させることができました。事業を立ち上げる前に徹底的にビジネスモデルを研究したことが成功の要因だった考えており、この成功体験は今でも経営者としての糧になっています。
二人三脚で立ち上げた新規事業
大学卒業後は、予定どおり父が経営する丸神商事に入社しました。入社してからは、上司と一緒に取引先を回ったり、コンクリートの発注業務を行ったりして日常業務を学ぶ毎日でした。大学時代に起業したレンタル店事業も継続していたため、二足の草鞋で多忙な毎日を過ごしていました。
父は、会社を永続的に成長し続けることのできる企業体質にするためには、コンクリート事業以外にも別の事業の柱が必要だと考えていました。私の学生時代の起業経験から父と私で新規事業の立ち上げを考えることにしました。マーケット環境や地域特性、人間の消費行動など様々なことに興味を持って調べた結果、注目したのがチケットショップ事業でした。チケットショップのビジネスモデルにおいては、不要となった金券類を仕入れて、必要とする人へ販売することが基本であるため、その回転率が重要になります。だからこそ、数多くの人が集まるターミナル駅などにはチケットショップが集まる傾向にあります。しかし、弊社の地元で一番のターミナル駅ともいえる京都駅の周辺にはチケットショップが全くないことが判明し、これを好機と捉えてチケットショップを出店しました。これが結果として大成功を収めて、私としては三足目の草鞋を履くことになり、365日休みなしで働いていました。今思い返してみると、この時期に圧倒的な経験値を積むことができたため、既存事業拡大時のノウハウや、新規事業展開時における事業戦略や実現性を図る基礎が磨かれたのだと思います。
父の介護経験を経て、多角化経営を目指す
1995年に、父が脳梗塞で急に倒れてしまいました。父は寝たきり状態になってしまい、引き継ぎの猶予もないままに、私が社長に就任せざるを得ませんでした。会社経営と父の介護とを両立する決心をしましたが、日中は社長として奔走し、夜は父の介護をする日々で肉体的にも精神的にも辛い時期でした。
父は、全身麻痺の影響で、言葉を発することも難しかったため、介護に対して、直接感謝の言葉を聞くことはできませんでしたが、他界する前に涙を流していたことは今でもはっきりと覚えています。幼い頃から厳格な父で、特に私に対しては後継者として厳しく接することも多かったので、その時父の涙を初めて見ました。介護を通じて、父に対する私の思いが、父にしっかりと届いていると感じました。
父が亡くなった後、遺言が発見されました。その遺言にしたがって、チケットショップの事業は弟に譲り、私は父の意志を継ぎ、新規事業へ次々と挑戦しました。
1997年には、不動産のマネジメント事業を行うトーカイアセットを設立し、それ以降、建設業の分野でも別会社を設立しています。本格的な多角化経営を推進していくために、2007年にホールディングス化し、現在の弊社となりました。
2011年には、介護事業にも参入しました。父の介護の経験から、家族の思いを届けられるような介護事業を地域で展開していきたいと考え、介護分野への参入を決意しました。
今後は、更に地球環境や福祉事業にも注力し、地域社会へより貢献できる企業を目指していきたいです。そのために、事業所や建設現場で発生する産業廃棄物をリサイクルするコンサルタント事業や老人ホームの運営事業などをスタートしています。
「チームワーク=経営資源」という経営理念
弊社の経営理念として、「チームワーク=経営資源」という言葉を掲げています。人財や設備、時間などの限られた経営資源の中で、最大限の効果を発揮するためには、チームワークが最も重要という考え方です。これは、チームを構成する一人一人が仕事にやりがいを持って成長し、その力をかけ合わせることで、会社としての力を10倍にも100倍にも増幅させることができるという考えに基づいています。この理念を体現するために、トーカイアカデミーという社内学校を開設し、人財育成に力を入れています。
また、「価値創造業」という経営理念も掲げていますが、これを実現するためには、社内も改革し続ける必要があると考えています。そのため、社員でプロジェクトチームを編成し、既存の業務や社内オペレーションを常に見直しています。各々が当事者意識を持って、個人の成長と会社の成長を目指せるような環境を整えることで、結果として弊社の掲げる経営理念の達成に近づいていくと考えています。
ご縁や思いを大切に、今後も事業の多角化を進展させる
弊社は、積極的なM&Aにより、当初の建設業界から事業の多角化に成功しており、今では介護福祉事業や環境マネジメント事業を展開しています。それぞれの事業に相乗効果を発揮できることはもちろんですが、人とのご縁や思いを大切にしながら発展してきました。
また、弊社に入社してくれた社員についても、長く働き続けられる環境を提供したいと思っています。建設や介護の現場では、体力が求められる業務も多いですが、歳を重ねるにつれて体力的な不安を感じる社員がいても、弊社であれば、他事業にも展開しているので、部門を異動することで安心して働き続けることも可能だと考えています。社員とその家族、そしてお客様や協力会社様と地域全体への感謝を忘れずに、常に皆様に胸を張れる経営をしていくことが私の使命です。
今後も、よいご縁があれば、更なる事業の多角化を図っていきたいと思います。また、後継者が不在でお困りの企業についても、弊社で受け皿になれる可能性があるのであればぜひ検討したいので、積極的にお声がけをいただければと思います。
会社概要
社名 | 株式会社トーカイホールディングス |
創立年 | 2007年 |
代表者名 | 代表取締役 神農 峰市 |
資本金 | 1000万円 |
本社住所 |
604-8152 京都府京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町670京都フクトクビル4F |
事業内容 | グループ各社の経営管理 |
URL |
https://tokai-g.co.jp/
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会社沿革
1969年 | 丸神商事株式会社 設立 |
1997年 | 株式会社トーカイアセット 設立 |
2003年 | 株式会社トーカイ建設 設立 株式会社トーカイコンクリート 設立 |
2007年 | 株式会社トーカイホールディングス 設立 |
2011年 | 株式会社トーカイライフサポート 設立 |
株式会社トーカイホールディングスの経営資源引継ぎ募集情報
公開日:2024/01/29
※本記事の内容および所属名称は2024年1月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。