
平塚
平塚市
時代の変化や顧客ニーズに対応し多岐にわたる整備事業を展開
産和自動車株式会社
社内改革と価格交渉によって営業利益率を大幅に改善
経営理念
技術と誠実を迅速に実行
知識と経験を活かし、他に負けない技術で会社に貢献
挨拶第一、笑顔で一日
代表者メッセージ

弊社は1958年の創業以来、地域の皆さまの温かいご支援のおかげで、今日を迎えることができました。
長年培ってきた技術力と経験こそが弊社の強みです。
これからも「技術と誠実を迅速に実行」という経営理念を胸に、お客様のニーズに寄り添い、地域社会に貢献できる企業として成長を続けていきます。
弊社の事業内容や今後の展望にご関心をお持ちの方、あるいは共に新たな価値を創造していくことに意欲をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひともお力添えいただきたく思います。
共に困難を乗り越え、新たな成功を創り出していきましょう。
代表取締役 須藤 寿史

私たちのこだわり
フォークリフトやエンジン式非常用設備の整備・点検を手掛ける会社
弊社は1958年に東京都港区で創業し、当初は一般自動車や非常用エンジン等の整備を請け負っていました。創業と同じ頃に日産製のフォークリフトが生産されるようになり、次第にフォークリフト整備にも幅を広げるようになります。1960年には、フォークリフト専門の整備部門を拡充し、徐々に一般自動車整備以外の分野へと事業をシフトしていきました。フォークリフトに加えて災害時の電力供給に不可欠な非常用自家発電設備、エンジン式消火ポンプなどの整備が主業になっていきました。
1973年には神奈川県平塚市に平塚大神工場を始動させ、フォークリフト整備部門の強化、フォークリフトアタッチメントの設計製作、産業用車両の設計製作といった各部門が開設されました。また、東京モノレール株式会社のモノレール保線用工作車の製作もこの時期に行いました。
1997年には本社を港区虎ノ門から神奈川県平塚市に移転し、各部門の強化を図りました。
現在、弊社ではフォークリフトの点検・整備・販売に加え、非常用自家発電設備やエンジン付き防火設備の点検整備、さらには顧客ニーズに対応した特殊車両の改造・製作と、多岐にわたる事業を展開しています。このように、時代の変化を的確に捉えながら事業領域を柔軟に拡大してきたことが弊社の大きな特徴です。事業の多角化によってリスク分散を図り、安定した経営基盤を確立しています。
2代目以降はいずれも社内承継で現在4代目
私は幼少の頃から自動車が好きで、高校も自動車科を選びました。そして、就職活動では自動車関係の仕事を探していたところ、叔父から産和自動車を紹介されました。叔父の「いい会社だよ」という言葉や、自動車整備工場であることなどに魅力を感じて入社を決意しました。
入社後はすぐに自動車整備の業務に携わりました。その後、一般自動車整備の受注が減少したため、発電機や消火ポンプといった設備のエンジン整備が主な担当業務となりました。
千葉県や茨城県など関東地方の顧客先へ赴き、現場での作業を担当するようになりましたが、自動車整備とは異なったやりがいを感じていました。現場での業務を通じて顧客とのコミュニケーションの機会も増え、多様な顧客層と信頼関係を築くことに力を注ぎました。
私が入社した当時、会社はまだ創業社長が率いていました。その後は社内承継で2代目、3代目へとバトンが渡りましたが、この規模の会社で、親族以外が社長を務めてきたというのは、珍しいケースと言えるかもしれません。
私自身は現場で経験を重ね、部長職にまで昇進しましたが、その当時の私はまさか自分が社長になるとは思っていませんでした。日々の業務に邁進する中で、会社への愛着は人一倍強くなっていましたが、それはあくまで一社員としての想いでした。
しかし、先代の社長から「次の社長はどうするんだ」と問われたことが、私の意識を大きく変える転機となりました。長きにわたり続いてきた会社への強い思いと責任感から、「それならば私が」と覚悟を決め、2021年に4代目として社長に就任しました。財務面における課題を優先的に解決が必要であり、当時経理担当であった現専務取締役を私が代表となるタイミングで取締役に就任し、財務課題の解決に取り組んでいくことになりました。
社長就任からたった4年で高利益体質への改革を達成
弊社では、2020年頃から利益体質を強化するための構造改革に着手しました。一般的に、中小規模のサービス業や製造業における営業利益率の目安は3~5%程度とされています。しかしながら、私が社長に就任する以前の弊社の営業利益率は約1%と低迷していました。また大きく膨れ上がってしまった借入金、コスト意識の欠けた過剰仕入、在庫の未管理であり、早急な改善が不可欠な状況でした。利益率改善のため、まず着手したのが単価アップのための交渉です。仕入れ価格の妥当性を精査し、交渉を行うとともに、取引先との単価交渉についても段階的に実施しました。
単価アップは収益性改善の必須要素です。しかし、取引先の状況や様々な要因を考慮しながらの交渉となるため時間を要します。そこで、単価交渉と並行して経営陣が主導した社内改革にも取り組みました。
その一つが、在庫の適正化です。在庫に対する考え方を根本から見直し、その重要性を社内で共有するとともに、それまで役員のみが行っていた在庫調整の権限を担当者レベルにまで委譲しました。ベテラン社員から「いつもこの仕入で問題なかった」などの反発も多くありましたが、その都度対話の機会を設け、理解をしてもらえるように努めてきました。
これらの取り組みによって「本当に必要なのか?」「現在の在庫で対応できないのか?」と社員一人ひとりの適正在庫への意識が浸透し、無駄な在庫とともに不要なコスト削減を実現しました。
また、業務体制全体の抜本的な見直しを行い、業務における無理・無駄も徹底的に排除しました。
約5年間の様々な改革が実を結び、営業利益率を大幅に改善させることに成功し、1%から10%にまで向上させることができました。それに加えて、借入金の返済も加速化することができ、当時の10分1まで返済が完了しています。利益体制が整ってきたこともあり、老朽化した工場の改修工事(外壁塗装、食堂、トイレ)を実施することができ、社員に気持ちよく働いてもらう環境を整えることができました。
この成果を維持・発展させてより強固な経営体質を確立するため、引き続き改善活動を推進しています。
多角化によって安定した経営基盤を確立
弊社の強みは、創業からの長い歴史の中で培ってきた確かな技術力と多岐にわたる実績であり、大手企業をはじめとする多くのお客様から大きな信頼を得ています。
私たちは「機械に強いプロ集団」であることを自負しており、自動車整備士、フォークリフト検査点検資格者など多数の有資格者が在籍していて、幅広い専門知識と技術を有していることも強みです。
特に、フォークリフト整備においては、創業当初から取り組んでいる日産製フォークリフトに加えて多様なメーカーに対応している点が強みです。フォークリフトの修理や改造はお客様ごとに要望は異なりますが、弊社ではそれぞれのニーズに応じた特殊車両の改造・製作を、CAD設計から溶接・切断まで一貫して高い技術で実現することができます。
そして出張作業にも柔軟に対応できることも顧客ニーズへの深い理解と対応力を示していると思います。非常用自家発電設備やエンジン付き防火設備の点検整備においては、顧客へ訪問し、対象設備の修理、点検を実施しております。弊社は有資格者が多く在籍していることや永年の経験より技術力を評価していただいております。今後の展望として、官公庁の入札事業の割合を増加させていく戦略を展開しています。
経営理念は企業文化として浸透
弊社の社員数は14名です。 長く勤務している社員が多く、家族のような一体感と助け合いの精神が根付いています。
産和自動車の経営理念である「技術と誠実を迅速に実行」「知識と経験を活かし、技術で会社に貢献する」「挨拶第一、笑顔で一日」は、長年の歴史の中で育まれたゆるぎない企業文化として、社員一人ひとりに浸透しています。 私自身は、特に「誠実」という言葉に強く共感しており、技術力を磨くことはもちろん、常に誠実な姿勢で業務に臨み、迅速かつ丁寧な対応でお客様の期待に応えることを信条としています。
これらの理念は、社員が常に自己研鑽に励み、専門性を活かして会社に貢献することを意識づけています。また、弊社では明るく活気のあるコミュニケーションを大切にしており、笑顔と挨拶が飛び交う、風通しのいい社風が特徴です。私自身も、社員とのコミュニケーションを積極的に行い、業務の話はもちろん、プライベートな話題にも耳を傾けるなど、良好な関係構築に努めています。
会社にも社員にもメリットとなる資格取得を推進
人財育成において、 新入社員に対してはOJT型の指導で丁寧に指導・育成する方針です。
また、整備に関する資格取得を推奨しており、費用面で支援を行っています。資格取得によって一人で対応できる業務範囲が広がり、給与アップにも繋がることを明確に伝えています。
求める人財としては、目の前の業務に深く集中し、最後まで責任感を持って取り組める方です。そういった方であれば能力を発揮し、裁量を持って活躍していただけると考えています。
特に、フォークリフト整備士、非常用自家発電設備等の整備士免許や資格をお持ちの方は優遇しますが、未経験の方も歓迎しています。弊社は一族経営ではなく、社員から次の社長を選んでいることから全社員に社長になる可能性があり、若手からは「自分も社長になりたいから頑張りたい」と、モチベーションの向上にも繋がっています。
地域経済に貢献するために
弊社は創業70周年を目前に控えています。長年の歴史と実績を揺るぎない財産として、変化する社会のニーズを的確に捉えながら、地域社会への貢献を軸に持続的な成長を目指します。
そのために、下請けに依存しない経営体制を強化していきます。弊社ではこれまで下請けの仕事が中心でしたが、直接エンドユーザーと繋がるような元請けの仕事を拡大することで、収益性の向上を図りたいと考えています。その上で、営業力の強化に注力していきます。元請け業務を拡大するためには、専門の人財による営業活動が不可欠だと考えるからです。これまでも出張整備の機会などを活用して営業活動を行ってきましたが、今後は専門的な知識とスキルを持つ人財が、より戦略的かつ組織的な営業体制を構築していきます。
事業規模の拡大については、社員の業務負荷を過度に増やすような急激なものではなく、無理のない範囲で受注を増やし、既存事業であるフォークリフトの点検・整備・販売、非常用自家発電設備・エンジン付き防火設備の点検整備、特殊車両の改造・製作を継続しつつ、単価アップや業務効率化を一層推進していきたいと考えています。その上で、将来的な成長を見据え、新規事業への積極的な挑戦も視野に入れています。特にフォークリフトの改造・製作のノウハウは他社にはない弊社でしか育まれていないものであり、この技術を活かして、車両以外の製品又はサービスに事業を展開していくことも構想の一つです。
また、サプライチェーンの強化や弊社事業とのシナジー効果が期待できる近しい業種の事業であれば、M&Aによる事業承継も検討しています。例えば、現在弊社では基本的に請け負っていない一般自動車の整備事業なども選択肢の一つです。さらに、事業領域の拡大に向け、建設業等の許認可を保有している会社や技術を活かしきれていない製造業との提携やM&Aも視野に入れています。このような事業承継や業務提携のご相談をいただいた際に、いつでも積極的に応えられるような体力のある経営体制を構築し、地域社会に貢献できる企業を目指します。

フォークリフトやエンジン式非常用設備の整備・点検を手掛ける会社
弊社は1958年に東京都港区で創業し、当初は一般自動車や非常用エンジン等の整備を請け負っていました。創業と同じ頃に日産製のフォークリフトが生産されるようになり、次第にフォークリフト整備にも幅を広げるようになります。1960年には、フォークリフト専門の整備部門を拡充し、徐々に一般自動車整備以外の分野へと事業をシフトしていきました。フォークリフトに加えて災害時の電力供給に不可欠な非常用自家発電設備、エンジン式消火ポンプなどの整備が主業になっていきました。
1973年には神奈川県平塚市に平塚大神工場を始動させ、フォークリフト整備部門の強化、フォークリフトアタッチメントの設計製作、産業用車両の設計製作といった各部門が開設されました。また、東京モノレール株式会社のモノレール保線用工作車の製作もこの時期に行いました。
1997年には本社を港区虎ノ門から神奈川県平塚市に移転し、各部門の強化を図りました。
現在、弊社ではフォークリフトの点検・整備・販売に加え、非常用自家発電設備やエンジン付き防火設備の点検整備、さらには顧客ニーズに対応した特殊車両の改造・製作と、多岐にわたる事業を展開しています。このように、時代の変化を的確に捉えながら事業領域を柔軟に拡大してきたことが弊社の大きな特徴です。事業の多角化によってリスク分散を図り、安定した経営基盤を確立しています。
2代目以降はいずれも社内承継で現在4代目
私は幼少の頃から自動車が好きで、高校も自動車科を選びました。そして、就職活動では自動車関係の仕事を探していたところ、叔父から産和自動車を紹介されました。叔父の「いい会社だよ」という言葉や、自動車整備工場であることなどに魅力を感じて入社を決意しました。
入社後はすぐに自動車整備の業務に携わりました。その後、一般自動車整備の受注が減少したため、発電機や消火ポンプといった設備のエンジン整備が主な担当業務となりました。
千葉県や茨城県など関東地方の顧客先へ赴き、現場での作業を担当するようになりましたが、自動車整備とは異なったやりがいを感じていました。現場での業務を通じて顧客とのコミュニケーションの機会も増え、多様な顧客層と信頼関係を築くことに力を注ぎました。
私が入社した当時、会社はまだ創業社長が率いていました。その後は社内承継で2代目、3代目へとバトンが渡りましたが、この規模の会社で、親族以外が社長を務めてきたというのは、珍しいケースと言えるかもしれません。
私自身は現場で経験を重ね、部長職にまで昇進しましたが、その当時の私はまさか自分が社長になるとは思っていませんでした。日々の業務に邁進する中で、会社への愛着は人一倍強くなっていましたが、それはあくまで一社員としての想いでした。
しかし、先代の社長から「次の社長はどうするんだ」と問われたことが、私の意識を大きく変える転機となりました。長きにわたり続いてきた会社への強い思いと責任感から、「それならば私が」と覚悟を決め、2021年に4代目として社長に就任しました。財務面における課題を優先的に解決が必要であり、当時経理担当であった現専務取締役を私が代表となるタイミングで取締役に就任し、財務課題の解決に取り組んでいくことになりました。
社長就任からたった4年で高利益体質への改革を達成
弊社では、2020年頃から利益体質を強化するための構造改革に着手しました。一般的に、中小規模のサービス業や製造業における営業利益率の目安は3~5%程度とされています。しかしながら、私が社長に就任する以前の弊社の営業利益率は約1%と低迷していました。また大きく膨れ上がってしまった借入金、コスト意識の欠けた過剰仕入、在庫の未管理であり、早急な改善が不可欠な状況でした。利益率改善のため、まず着手したのが単価アップのための交渉です。仕入れ価格の妥当性を精査し、交渉を行うとともに、取引先との単価交渉についても段階的に実施しました。
単価アップは収益性改善の必須要素です。しかし、取引先の状況や様々な要因を考慮しながらの交渉となるため時間を要します。そこで、単価交渉と並行して経営陣が主導した社内改革にも取り組みました。
その一つが、在庫の適正化です。在庫に対する考え方を根本から見直し、その重要性を社内で共有するとともに、それまで役員のみが行っていた在庫調整の権限を担当者レベルにまで委譲しました。ベテラン社員から「いつもこの仕入で問題なかった」などの反発も多くありましたが、その都度対話の機会を設け、理解をしてもらえるように努めてきました。
これらの取り組みによって「本当に必要なのか?」「現在の在庫で対応できないのか?」と社員一人ひとりの適正在庫への意識が浸透し、無駄な在庫とともに不要なコスト削減を実現しました。
また、業務体制全体の抜本的な見直しを行い、業務における無理・無駄も徹底的に排除しました。
約5年間の様々な改革が実を結び、営業利益率を大幅に改善させることに成功し、1%から10%にまで向上させることができました。それに加えて、借入金の返済も加速化することができ、当時の10分1まで返済が完了しています。利益体制が整ってきたこともあり、老朽化した工場の改修工事(外壁塗装、食堂、トイレ)を実施することができ、社員に気持ちよく働いてもらう環境を整えることができました。
この成果を維持・発展させてより強固な経営体質を確立するため、引き続き改善活動を推進しています。
多角化によって安定した経営基盤を確立
弊社の強みは、創業からの長い歴史の中で培ってきた確かな技術力と多岐にわたる実績であり、大手企業をはじめとする多くのお客様から大きな信頼を得ています。
私たちは「機械に強いプロ集団」であることを自負しており、自動車整備士、フォークリフト検査点検資格者など多数の有資格者が在籍していて、幅広い専門知識と技術を有していることも強みです。
特に、フォークリフト整備においては、創業当初から取り組んでいる日産製フォークリフトに加えて多様なメーカーに対応している点が強みです。フォークリフトの修理や改造はお客様ごとに要望は異なりますが、弊社ではそれぞれのニーズに応じた特殊車両の改造・製作を、CAD設計から溶接・切断まで一貫して高い技術で実現することができます。
そして出張作業にも柔軟に対応できることも顧客ニーズへの深い理解と対応力を示していると思います。非常用自家発電設備やエンジン付き防火設備の点検整備においては、顧客へ訪問し、対象設備の修理、点検を実施しております。弊社は有資格者が多く在籍していることや永年の経験より技術力を評価していただいております。今後の展望として、官公庁の入札事業の割合を増加させていく戦略を展開しています。
経営理念は企業文化として浸透
弊社の社員数は14名です。 長く勤務している社員が多く、家族のような一体感と助け合いの精神が根付いています。
産和自動車の経営理念である「技術と誠実を迅速に実行」「知識と経験を活かし、技術で会社に貢献する」「挨拶第一、笑顔で一日」は、長年の歴史の中で育まれたゆるぎない企業文化として、社員一人ひとりに浸透しています。 私自身は、特に「誠実」という言葉に強く共感しており、技術力を磨くことはもちろん、常に誠実な姿勢で業務に臨み、迅速かつ丁寧な対応でお客様の期待に応えることを信条としています。
これらの理念は、社員が常に自己研鑽に励み、専門性を活かして会社に貢献することを意識づけています。また、弊社では明るく活気のあるコミュニケーションを大切にしており、笑顔と挨拶が飛び交う、風通しのいい社風が特徴です。私自身も、社員とのコミュニケーションを積極的に行い、業務の話はもちろん、プライベートな話題にも耳を傾けるなど、良好な関係構築に努めています。
会社にも社員にもメリットとなる資格取得を推進
人財育成において、 新入社員に対してはOJT型の指導で丁寧に指導・育成する方針です。
また、整備に関する資格取得を推奨しており、費用面で支援を行っています。資格取得によって一人で対応できる業務範囲が広がり、給与アップにも繋がることを明確に伝えています。
求める人財としては、目の前の業務に深く集中し、最後まで責任感を持って取り組める方です。そういった方であれば能力を発揮し、裁量を持って活躍していただけると考えています。
特に、フォークリフト整備士、非常用自家発電設備等の整備士免許や資格をお持ちの方は優遇しますが、未経験の方も歓迎しています。弊社は一族経営ではなく、社員から次の社長を選んでいることから全社員に社長になる可能性があり、若手からは「自分も社長になりたいから頑張りたい」と、モチベーションの向上にも繋がっています。
地域経済に貢献するために
弊社は創業70周年を目前に控えています。長年の歴史と実績を揺るぎない財産として、変化する社会のニーズを的確に捉えながら、地域社会への貢献を軸に持続的な成長を目指します。
そのために、下請けに依存しない経営体制を強化していきます。弊社ではこれまで下請けの仕事が中心でしたが、直接エンドユーザーと繋がるような元請けの仕事を拡大することで、収益性の向上を図りたいと考えています。その上で、営業力の強化に注力していきます。元請け業務を拡大するためには、専門の人財による営業活動が不可欠だと考えるからです。これまでも出張整備の機会などを活用して営業活動を行ってきましたが、今後は専門的な知識とスキルを持つ人財が、より戦略的かつ組織的な営業体制を構築していきます。
事業規模の拡大については、社員の業務負荷を過度に増やすような急激なものではなく、無理のない範囲で受注を増やし、既存事業であるフォークリフトの点検・整備・販売、非常用自家発電設備・エンジン付き防火設備の点検整備、特殊車両の改造・製作を継続しつつ、単価アップや業務効率化を一層推進していきたいと考えています。その上で、将来的な成長を見据え、新規事業への積極的な挑戦も視野に入れています。特にフォークリフトの改造・製作のノウハウは他社にはない弊社でしか育まれていないものであり、この技術を活かして、車両以外の製品又はサービスに事業を展開していくことも構想の一つです。
また、サプライチェーンの強化や弊社事業とのシナジー効果が期待できる近しい業種の事業であれば、M&Aによる事業承継も検討しています。例えば、現在弊社では基本的に請け負っていない一般自動車の整備事業なども選択肢の一つです。さらに、事業領域の拡大に向け、建設業等の許認可を保有している会社や技術を活かしきれていない製造業との提携やM&Aも視野に入れています。このような事業承継や業務提携のご相談をいただいた際に、いつでも積極的に応えられるような体力のある経営体制を構築し、地域社会に貢献できる企業を目指します。

会社概要
社名 | 産和自動車株式会社 |
創立年 | 1958年 |
代表者名 | 代表取締役 須藤 寿史 |
資本金 | 1000万円 |
本社住所 |
254-0012 神奈川県平塚市大神 4丁目19番20号 |
事業内容 | 神奈川労働基準局長登録特定自主検査業者(神第220号) フォークリフト販売 特定自主検査 点検・整備 フォークリフト リース・レンタル フォークリフトアタッチメント各種 設計・製作 産業車輌 荷役運搬機器 設計・製作 関東運輸局認証 普通自動車分解整備事業(2-3514号) 消防用動力設備 蓄電池設備 点検整備 非常用電源設備 自家発電設備 販売・点検・整備 非常用動力ポンプ 排煙設備用エンジン 点検・整備 コージェネレーション用エンジン 点検・整備 |
URL |
https://www.navida.ne.jp/snavi/101104_1.html
|


会社沿革
1958年 | 東京都港区西久保八幡町(現在 虎ノ門5丁目)に一般自動車及び日産非常用エンジン整備を主として、産和自動車株式会社(資本金2,000万円)を発足 同年より日産車体㈱で日産のフォークリフトが生産され当社がその整備に着手する |
1960年 | フォークリフト専門整備部門を拡充。日産サービス株式会社の指定工場となる |
1973年 | 神奈川県平塚市に平塚大神工場 完成始動 フォークリフト整備部門強化 フォークリフトアタッチメント 設計製作 産業用所領 設計製作 各部門 開設 東京モノレール㈱のモノレール保線用工作車 製作 |
1979年 | 労働省登録 フォークリフト検査業者『労21号』取得 |
1991年 | 関東運輸局より『優秀自動車分解整備事業者 関東運輸局長彰』授与 |
1997年 | 本社移転 港区虎ノ門より平塚大神工業団地内工場へ東京。支店を港区港南に開設 本社工場移転に伴い各部門の強化を図る フォークリフトのエンジンメンテナンス部門 消防設備及び自家発電設備各エンジンのメンテナンス部門 フォークリフトアタッチメント及び産業車両の設計・製作部門 産業設備組立部門 一般自動車の点検整備及び塗装 |
1999年 | 当社 新製品開発のフォークリフト用補助ガードが平塚商工会議所より『平塚市工業技術等振興賞』を授与 |
2009年 | 東京支店、平塚営業所廃止により本社に統合 |
公開日:2025/07/31
※本記事の内容および所属名称は2025年7月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。