結城
下都賀郡壬生町
社会貢献と地域環境に対して顧客ファーストの精神で事業に取組む
株式会社 結南クリーンセンター
先代からのネットワークが紡いだ地域に根付く廃棄物処理事業
経営理念
廃棄物処理事業を中心とした様々な活動を通じ、地域環境の負荷軽減を目指しています
地域の環境づくりに貢献します
私たちは、一般廃棄物の処理、産業廃棄物の処理、リサイクル資源物の回収、再資源化を行なっています
また、解体工事では、内装の撤去からビルの解体まで幅広く対応しています
代表者メッセージ
家督承継でもある現事業の着任した経緯
会社の創業は1992年(平成4年)で、私の兄が設立しました。私は学業を修了した後に入社し、3年前に私が引継いで代表になりました。その間にグループ会社もでき、兄はそのグループ会社を担当しています。弊社では主に一般廃棄物収集運搬事業と産業廃棄物収集運搬事業を行っています。社長になる前から主に一般廃棄物収集運搬事業を担っていました。産業廃棄物の収集運搬事業においては中間処理業と関係する業務も多いことから、グループ会社と共同で事業を行っている領域もあります。
創業経緯と事業拡大の歩み
もともとの家業は不動産業です。その中で培ったネットワークで近隣の自治体の市長・町長などと繋がりがあったことで、家庭ゴミ処理業の話が立ち上がりました。設立後は、店舗や事業者のゴミなどの事業ゴミの収集運搬業務も開始し、結城市の事業所の仕事が増えていきました。事業系廃棄物を扱う中で、産業廃棄物の需要が見えてきて、産業廃棄物の収集運搬業の許可も取得し競争力を持つために中間処理業も増やしていきました。中間処理の許可はご縁もあり、中間処理施設を別会社として作ることも出来ました。タイミング良く事業参入できたことで、弊社も順調に発展していきました。
「お客様は神様の教え」は同族からの教え、母の先見の明には感服
母が不動産事業をおこなっていたことで様々なネットワークを活かして事業を成長させていき、人脈を活かした紹介で案件も順調に増えていき、自然な流れで今の事業に繋がっていきました。これらは取引先との信頼関係が元になっており、母の商売のやり方もそうですが、親族も商売をしていたこともあり身近なところで「お客様は神様」という顧客第一主義は代々受け継がれているものになります。本来は母の不動産事業を兄が継承していく予定でしたが、母の人脈ネットワークからも今の廃棄物処理事業は社会貢献や事業としての重要性を捉え、事業を立ち上げる上で相談できる相手やアドバイスをもらえる関係性を構築していた母の功績によって今では兄弟で本業として廃棄処理事業を経営をしていることに先見の明を感じビジネスを引き継いでおります。
私たちのこだわり
地域への貢献活動と雇用継続の課題
資源リサイクルを安定して継続することは、地域社会への貢献活動として大きな大義を感じています。我々の事業とお客様の活動エリアが一緒ですし、この地域に支えられて成長してきたため、これからも地域に還元していきたいと思っています。茨城県でも県西は人口の少ないエリアで今後の産業の広がりも限られるため、今後は隣県の宇都宮市やつくば市にも進出を図りながら、基盤事業を強めていきたいと考えています。
一般廃棄物は、茨城県の県西から県南まで、栃木県南部の市町村までと許可範囲が広域な特徴もあって、チェーン展開している企業経営者から範囲地域でお仕事をいただけております。現在は、リサイクル領域における取組みとして、全国的には数少ない食品廃棄物の中間処理もおこなっており事業の成長に繋がっています。食品廃棄物の許認可はなかなか得られないこともあり長年培ったグループの信頼と実績の証であると考えております。
現在、グループ全体では140名の社員がおり、弊社では60名ほどです。許認可事業として許可や事業所を前提に組織を拡大してきたので、人的マネジメントには力を入れなければと考えております。まだまだ仕事の獲得や業務の進め方などを個人の力や現場に任せているので、組織として機能するようになればもっと大きな成果が得られるようになると感じております。
今後は事業が堅調に成長しても、人が定着しないと会社の成長はあり得ない時代に入ってきます。この業界に対しては、体力がキツイ、衛生上の問題などのイメージが先行し若い人が入りにくいという業界になってしまっています。待遇を良くすることで一時的に応募はきますが、結果として長続きしないのも業界特有の課題です。そのため、今後は働きやすさや若い社員の成長を後押しする教育制度などを充実させていこうと考えております。現在、同業で雇用がうまくいっている会社などをベンチマークしており、社員教育や福利厚生制度の一環として働き続ける仕組みや人材育成を行うことで、より地域に必要とされる会社になるのだと思っています。
家業に就く前の青春時代と家族の支え
私は、学生時代には今とは全く違う職業である物理学者を目指しており、宇宙関連の研究にも興味を持っていました。学位論文では、環境教育をまとめましたがその分野を継続して研究したいと思い大学院の研究科へと進み、大気環境の研究をしていました。このように述べるとインドア派に見えますが、当時はラグビー部に所属し体育会系のコミュニティで活動するなどもしていました。
ラグビーについて少し語ると、私はスクールウォーズ世代(大映テレビ制作・TBS系で放送された学園ドラマ)でして、当時中学校3年生でしたが、そのドラマに感化され学校にラグビー部を作って欲しいと懇願して同好会からの立ち上げ許可をもらった記憶があります。ラグビーが好きな先生に教えてもらい、試合で勝つ喜びや仲間と共にボールを追いかける楽しさもあって、大学、社会人と続けていました。今は現役から退いていますが人生の基盤となった活動の1つです。
ラグビーに長年親しんできたせいか、考えるよりもまずは行動するというのが私のモットーです。流行っているものがあると、とりあえず取り組んでみる、体験してみるというように、興味に従い行動するようにしています。実は、弊社に入社したのも兄に誘われて興味が先行したというのが本音です。入社してからも振り返ればより計画的に取り組めばよかったと思う部分もありますが、持ち前の行動力と母や兄をはじめとする家族の支えがあるからこそ事業を継続できています。私にとって、家族の存在ははかり知れません。
次世代への承継と幹部育成について
弊社が事業として取り組んでいる領域は、許認可制度の業務で、現在はなかなか許認可が取れません。その分事業運営に関する規制も厳しく、違反すると許認可を取り消されることもあります。これまではマネジメント以上に制度や基準を遵守することに重きを置いてきました。結果として、許可や免許を活かすために組織や人員の配置などを優先して行い運営してきました。しかし、その分社員教育や次世代の幹部候補育成には時間や労力を割けなかった現実があります。今後我々が手掛けている環境関連と呼ばれる事業はより地域やそれぞれの業界で必要になってきます。それらの期待に応えるために、今後は、次世代幹部の育成や新しい事業にも積極的に取り組んで参ります。さらに、その過程で、周辺事業者、同業者の皆様とはパートナーシップをとることで、より事業基盤を強化し、働いている社員や取引先とともに成長発展していければと考えております。
地域への貢献活動と雇用継続の課題
資源リサイクルを安定して継続することは、地域社会への貢献活動として大きな大義を感じています。我々の事業とお客様の活動エリアが一緒ですし、この地域に支えられて成長してきたため、これからも地域に還元していきたいと思っています。茨城県でも県西は人口の少ないエリアで今後の産業の広がりも限られるため、今後は隣県の宇都宮市やつくば市にも進出を図りながら、基盤事業を強めていきたいと考えています。
一般廃棄物は、茨城県の県西から県南まで、栃木県南部の市町村までと許可範囲が広域な特徴もあって、チェーン展開している企業経営者から範囲地域でお仕事をいただけております。現在は、リサイクル領域における取組みとして、全国的には数少ない食品廃棄物の中間処理もおこなっており事業の成長に繋がっています。食品廃棄物の許認可はなかなか得られないこともあり長年培ったグループの信頼と実績の証であると考えております。
現在、グループ全体では140名の社員がおり、弊社では60名ほどです。許認可事業として許可や事業所を前提に組織を拡大してきたので、人的マネジメントには力を入れなければと考えております。まだまだ仕事の獲得や業務の進め方などを個人の力や現場に任せているので、組織として機能するようになればもっと大きな成果が得られるようになると感じております。
今後は事業が堅調に成長しても、人が定着しないと会社の成長はあり得ない時代に入ってきます。この業界に対しては、体力がキツイ、衛生上の問題などのイメージが先行し若い人が入りにくいという業界になってしまっています。待遇を良くすることで一時的に応募はきますが、結果として長続きしないのも業界特有の課題です。そのため、今後は働きやすさや若い社員の成長を後押しする教育制度などを充実させていこうと考えております。現在、同業で雇用がうまくいっている会社などをベンチマークしており、社員教育や福利厚生制度の一環として働き続ける仕組みや人材育成を行うことで、より地域に必要とされる会社になるのだと思っています。
家業に就く前の青春時代と家族の支え
私は、学生時代には今とは全く違う職業である物理学者を目指しており、宇宙関連の研究にも興味を持っていました。学位論文では、環境教育をまとめましたがその分野を継続して研究したいと思い大学院の研究科へと進み、大気環境の研究をしていました。このように述べるとインドア派に見えますが、当時はラグビー部に所属し体育会系のコミュニティで活動するなどもしていました。
ラグビーについて少し語ると、私はスクールウォーズ世代(大映テレビ制作・TBS系で放送された学園ドラマ)でして、当時中学校3年生でしたが、そのドラマに感化され学校にラグビー部を作って欲しいと懇願して同好会からの立ち上げ許可をもらった記憶があります。ラグビーが好きな先生に教えてもらい、試合で勝つ喜びや仲間と共にボールを追いかける楽しさもあって、大学、社会人と続けていました。今は現役から退いていますが人生の基盤となった活動の1つです。
ラグビーに長年親しんできたせいか、考えるよりもまずは行動するというのが私のモットーです。流行っているものがあると、とりあえず取り組んでみる、体験してみるというように、興味に従い行動するようにしています。実は、弊社に入社したのも兄に誘われて興味が先行したというのが本音です。入社してからも振り返ればより計画的に取り組めばよかったと思う部分もありますが、持ち前の行動力と母や兄をはじめとする家族の支えがあるからこそ事業を継続できています。私にとって、家族の存在ははかり知れません。
次世代への承継と幹部育成について
弊社が事業として取り組んでいる領域は、許認可制度の業務で、現在はなかなか許認可が取れません。その分事業運営に関する規制も厳しく、違反すると許認可を取り消されることもあります。これまではマネジメント以上に制度や基準を遵守することに重きを置いてきました。結果として、許可や免許を活かすために組織や人員の配置などを優先して行い運営してきました。しかし、その分社員教育や次世代の幹部候補育成には時間や労力を割けなかった現実があります。今後我々が手掛けている環境関連と呼ばれる事業はより地域やそれぞれの業界で必要になってきます。それらの期待に応えるために、今後は、次世代幹部の育成や新しい事業にも積極的に取り組んで参ります。さらに、その過程で、周辺事業者、同業者の皆様とはパートナーシップをとることで、より事業基盤を強化し、働いている社員や取引先とともに成長発展していければと考えております。
ツグナラコンサルタントによる紹介
社会性の高い業界において、社長の持ち前の行動力を活かして成長している会社です。業界イメージを払拭するべく職場環境の改善に努めており、事業の成長とともに今後が楽しみです。
インタビュアーのコメント
会社概要
社名 | 株式会社 結南クリーンセンター |
創立年 | 1992年 |
代表者名 | 代表取締役 宮田 健治 |
本社住所 |
307-0001 茨城県結城市結城7188 |
事業内容 | 一般廃棄物処理業、産業廃棄物収集運搬業、特別管理産業廃棄物収集運搬業、各種資源リサイクル業、解体工事業 |
URL |
http://yunan.co.jp/clean/
|
株式会社 結南クリーンセンターの経営資源引継ぎ募集情報
公開日:2021/10/13 (2023/02/22修正)
※本記事の内容および所属名称は2023年2月現在のものです。現在の情報とは異なる場合があります。