ツグナラ
一度M&Aをすると、いい案件が寄ってくるようになります
2021.07.11 | M&A

一度M&Aをすると、いい案件が寄ってくるようになります

事業承継問題が大きな社会課題と認識されるようになってから、M&Aという取引は中小企業にとって身近なものとなりつつあります。サクシードにも、「M&Aを活用して事業分野を広げたい」「他地域展開をM&Aで実現したい」「事業が急成長しているので、M&Aを利用して人財採用したい」というような相談は近年とても増えています。

事業承継問題が大きな社会課題と認識されるようになってから、M&Aという取引は中小企業にとって身近なものとなりつつあります。サクシードにも、「M&Aを活用して事業分野を広げたい」「他地域展開をM&Aで実現したい」「事業が急成長しているので、M&Aを利用して人財採用したい」というような相談は近年とても増えています。

いい会社への経営戦略、事業承継に強いコンサルティング会社サクシードの市川です。

事業承継問題が大きな社会課題と認識されるようになってから、M&Aという取引は中小企業にとって身近なものとなりつつあります。サクシードにも、「M&Aを活用して事業分野を広げたい」「他地域展開をM&Aで実現したい」「事業が急成長しているので、M&Aを利用して人財採用したい」というような相談は近年とても増えています。

このような買い手候補様のニーズがあまりにも大きいので、当コラムが掲載されている「ツグナラ」を開発した背景があります。中小企業にとっても少しずつ身近になってきたM&Aですが、地方ではまだまだ事例が少ないのが現状です。

ですので、地方においてはM&Aの事例が発生すると、メディアに取り上げられたり、同業種間で話題になったりすることが多いです。

これは、会社の広告宣伝として大きな成果があり、地方において効果的なマーケティングであると言えます。実際にサクシードのお客様で1件事業を譲り受けされた企業様は、事業承継に悩む経営者様から直接相談が多く受ける機会が増えているそうです。

そこで読んでくれている皆さんにイメージしてほしいのは、直接相談ができる事業承継企業とはどんな企業なのかという点です。

もし、財務状況があまり良くなく、借入金も過大で、何年も連続で赤字の状態では、なかなか直接相談する勇気はわかないでしょう。直接相談が発生する案件というのは、財務状況が良好で引き継ぐリスクが極めて低い案件であると言えます。

いいM&A案件に出会いたいという会社さんは多くいますが、最初の案件から収益を目指すのではなく、最初のM&A案件は「マーケティングへの投資」と捉えるといいと思います。中小企業にとってメディアに取り上げられるというのは、なかなかない貴重な機会と言えるので、広告宣伝をねらった戦略的な投資としてもM&Aは有効と考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

市川 優
Writer 市川 優
市川 優
Writer 市川 優
専務取締役 東京・埼玉エリア統括  
MBA(経営学修士)  JMAA認定M&Aアドバイザー 
1984年千葉県柏市生まれ。専修大学法学部卒、グロービス経営大学院卒。
地元金融機関にて、融資係、融資渉外係として勤務。融資渉外係時は、中小企業支援を中心に尽力し、4年連続で優秀渉外賞、特別賞を受賞。中小企業が持つ様々な経営課題に対しては、金融面のみの支援だけではなく総合的なコンサルティング支援が必要であると考え、現職に転職。同社のM&A事業立ち上げを経験し、2020年1月には「地域特化型M&Aプラットフォームツグナラ」を事業責任者としてサービスローンチした。2018年より執行役員、2021年に取締役に就任し、現在に至る。著書に「事業承継 買い手も売り手もうまくいくリアルノウハウ」(ビジネス社)共著。

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